創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

2023-01-01から1年間の記事一覧

【法華玄義】の基礎知識①(天台大師の三大部)

日興門流の信徒は「義道の落居無くして天台の学文す可からざる事」との日興上人の御遺誡もあり天台を含め仏教一般を研鑽することはあまりないと思うけど、大聖人の法門を理解する上で仏法全般の知識は役に立ちます。但し日興上人が言われるように「義道の落…

御講拝読御書研鑽(2023年8月・四条金吾殿御返事)

水あれば魚すむ林あれば鳥来る蓬萊山には玉多く摩黎山には栴檀生ず麗水の山には金あり、今此の所も此くの如し仏菩薩の住み給う功徳聚の砌なり、多くの月日を送り読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし、然るを毎年度度の御参詣には無始の罪障も定…

盂蘭盆会の話。

今の時期はお盆ということで各宗派のお寺で『盂蘭盆会(うらぼんえ)』の法要が行われていますね。『施食会(せじきえ)』という宗派もあります。私の菩提寺でも昨日『盂蘭盆会』があり参詣してきました。他宗ではどんな感じなのか分かりませんが日蓮正宗で…

牧口常三郎の価値論と創価学会の名称。

「創価学会」の創価とは「価値創造」という意味だが、この「価値創造」とは初代会長である牧口常三郎の学説『価値論』が出自である。私は『価値論』は創価男子部時代に一度そして数年前にもう一度読んだがこの牧口の『価値論』にこそ創価謗法の萌芽があると…

正木伸城氏が創価を退会しないよりも・・

正木伸城氏がSNSで発言をするたびに学会員・アンチの双方向から非難を浴びている。おそらく学会幹部・職員独特の上から目線のモノ言いと未だに学会員のままという中途半端な立ち位置が非難される原因なのだろう。目線はどこからでも結構だが現役学会員が伸城…

日蓮大聖人檀那略伝②・四条金吾殿(下)

佐渡流罪が赦免された大聖人は文永11年(1274)3月26日に鎌倉に戻り同年4月8日に平左衛門尉と対面し3度目の国家諌暁をするも聞き入れられず身延に入山されますが、生きて2度とは帰れないといわれた佐渡流罪から大聖人が戻られたことは門下一同には大きな喜…

創価教学じゃない御書講義(2023年8月座談会御書・四条金吾殿御返事)

苦をば苦とさとり、楽をば楽とひらき、苦楽ともに思い合わせて南無妙法蓮華経とうちとなえいさせ給え。これあに自受法楽にあらずや。いよいよ強盛の信力をいたし給え。 今月の座談御書は『衆生所遊楽御書』。この御文も既に2回ほど記事にしていて、今年4月…

菩提寺のリフォーム完了。

私の菩提寺で6月末から約1か月間リフォーム工事をしていたのですが先日その工事が終了しました。記念行事ということで2年間ほど御供養を募り私も少しばかりの御供養をさせていただきました。玄関までスロープを作った他に玄関ホールの床とクロス。そして…

怪文書「フェイク」のフェイクを嗤う②『慶祝登山への誹謗』

『地涌からの通信』が無くなってすっかりネタ切れた創価怪文書『フェイク』が3回にわたって『大白法』に書かれた慶祝登山にイチャモンをつけている。よほど慶祝登山が羨ましいのか、それとも退会者が後を絶たない組織防衛か、はたまた学会員へのMCは知らない…

法華講員のための顕正会破折の基礎知識⑦(御開扉への誹謗)

浅井顕正会の正宗誹謗のひとつとして御開扉に対する誹謗がある。曰く「不敬・危険な御開扉を即時中止せよ 大御本尊を営利の具とするは無道心の極」(顕正新聞平成30年11月5日号)だそうだ。浅井顕正が御開扉への誹謗を突如として始めたのは平成12年の事だ。…

日寛上人の御書文段の御指南①(安国論愚記)

縦い名聞の為にもせよ、若しは利養の為にもせよ、身に妙法の行を立て、口に妙法の行を説け。或は身を仏前に運び、口に妙名を唱えよ。若し爾らば意業は自ら妙法の大善に入るべきなり云云。(御書文段P47上) 御書文段とは簡単に言うと日寛上人による御書講義…

義父が亡くなる。

先週の金曜日に義父が亡くなった。自宅で倒れて救急搬送されそのまま帰らぬ人となった。急な事だったのでいまだに実感もないまま昨日葬儀を済ませ荼毘に付した。2月に実母をなくしたばかりでまさか半年足らずで身内を二人も亡くすなんて思ってもいなかった…

北条浩・悲劇の創価4代会長。

創価学会員は誰も知らないと思うが、明後日7月18日は創価学会の第4代会長・北條浩氏の命日だ。近しい人の誕生日と同じなので私は北条氏の命日をなんとなく覚えてしまったが創価組織内では北条会長について語られることはほぼない。北条氏が語られるとし…

宗教2世サバイバルガイド(正木伸城著)レビュー

未使用のポイントを利用して、正木伸城氏の「宗教2世サバイバルガイド」なる書籍を購入して読んでみた。 この書籍がアンチ創価が期待するような内容では無い事は事前に知っていたし、私自身は伸城氏に対して友好的な感情もなければかと言って敵愾心を持って…

2度目の慶祝登山をしてきました。

昨日は、5月に続いて2度目の慶祝登山をしてきました。先月の御登山から3週間だったのですが、この時期の樒は「持ち」が悪く葉っぱが落ち始めて来たてのでグッドタイミングでした(笑)昨日の慶祝登山は臨時追加された日程でした。火曜日という事で火曜日…

御講拝読御書研鑽(2023年7月・聖愚問答抄下)

人の心は水の器にしたがふが如く物の性は月の波に動くに似たり、故に汝当座は信ずといふとも後日は必ず翻へさん魔来り鬼来るとも騒乱する事なかれ、夫れ天魔は仏法をにくむ外道は内道をきらふ、されば猪の金山を摺り衆流の海に入り薪の火を盛んになし風の求…

日蓮大聖人檀那略伝①・四条金吾殿(上)

富士宗門史として今回から日蓮大聖人御在世の信徒の略伝をかいていきたいと思います。独断と偏見でトップバターは四条金吾です。四条金吾の正式名は【四条中務三郎左衛門尉頼基】といいます。四条は性、三郎は通称、頼基は名で中務は父・頼員の官名(中務少…

言論出版妨害事件のこと。

『言論出版妨害事件』といっても既に半世紀も昔の事で今の創価員にとって風化された事件であり、この事件についての創価員の知識は『人間革命』などで改竄された歴史程度のものだろう。『言論出版妨害事件』とは、昭和44年(1969年)に明治大学教授で政治評…

創価教学じゃない御書講義(2023年7月座談会御書・檀越某御返事)

さておわするこそ、法華経を十二時に行ぜさせ給うにては候らめ。あなかしこ、あなかしこ。御みやづかいを法華経とおぼしめせ。「一切世間の治生産業は、皆実相と相違背せず」とは、これなり。 今月の座談会御書は『檀越某御返事』の上記の御文で、2016年にも…

日寛上人『臨終用心抄』・下

本抄の前半から本人並び看取りの人達の臨終において用心しなければならない御指南が続きますが、『臨終用心抄』の後半には「臨終の相」についての御指南が書かれています。一、臨終の相に依つて後の生所を知る事。と最初に「臨終の相」によって故人の死後の…

維新が公明と対決を選択して仏敵になる。

維新の会が次の衆院選で大阪・兵庫での公明党との協力関係を解消し全面対決へと舵を切った。維新が本気で野党第一党から将来の政権交代を目指すのであれば連立与党である公明を利するような行動はしないのが当然の事だろう。一方、東京を除く全国では自公の…

創価学会は香典泥棒をするという批判を検証。

創価学会絡みの都市伝説のひとつに「創価学会は香典を持っていってしまう」という「創価香典泥棒論」がある。昔から現在に至るまで創価批判の定番でもあるが、いまの学会葬はそもそも参列する学会は香典を持ってこないから盗む香典すらないという現状である…

大石寺への御登山を誹謗する学会員へ。

昨日、大石寺へ御登山し戒壇大御本尊にお目通りしてきました。梅雨時期なので天候も気がかりでしたが曇り空ながら途中は薄日も差して富士山こそ見れませんでしたが雨もなく良かったです。境内の所々に咲く紫陽花がキレイでした。昨年の12月から毎月御登山…

日寛上人『臨終用心抄』・中

臨終正念の妨げとなる原因である、1断末魔の苦、2魔の所為、3妻子財宝への執着に対する心得として日寛上人は次のようにご指南されています。 一、問ふ断末魔の時心乱れざる用心如何。答ふ、平生覚悟すべき事也。一には顕宗論の意に准ぜば他人を譏刺すべか…

法華講員のための顕正会破折の基礎知識⑥(正本堂問題)

妙信講(顕正会)が宗門から講中解散処分をされた直接の原因となったのが正本堂だ。これらの経緯については元顕正会の法華講員さんさん達が詳細を発信しているが、「日達上人や池田創価が正本堂を大聖人の御遺命の戒壇である意義づけたことは御遺命破壊の謗…

御講拝読御書研鑽(2023年6月・教行証御書)

今末法に入りては教のみ有つて行証無く在世結縁の者一人も無し権実の二機悉く失せり、此の時は濁悪たる当世の逆謗の二人に初めて本門の肝心寿量品の南無妙法蓮華経を以て下種と為す「是の好き良薬を今留めて此に在く汝取つて服す可し差えじと憂る勿れ」とは…

他門流寺院見聞記⑥【真間山弘法寺・日蓮宗】

4月に中山法華経寺に行った帰りに『真間山弘法寺』に立ち寄りました。法華経寺から車で20分位走ると小高い丘の上に弘法寺があります。駐車場もありました(無料)真間弘法寺といえば大聖人の御書にも「真間仏供養抄」がありますが元々は奈良時代の行基が…

日興上人別伝・身延離山⑤(身延離山とその意義)

波木利日円の謗法により日興上人が身延離山の決意をされた状況と心情は、日円の子息である正信の信徒である原殿に宛てた『原殿御返事』に詳しく書かれいます。聖典にも掲載されているので聖典を所有している方はぜひ一読してください。当抄の内容は最初に身…

折伏・育成のポイントは教学研鑽。

折伏と育成。創価時代でも法華講に移籍しても組織の掲げる課題はこの点に尽きる。もっとも今の創価は折伏は仏法対話、育成は励まし運動と言葉を変えメインは選挙活動になっているから折伏も育成も重要視されていないが、だから組織力が衰退の一途を辿ってい…

創価教学じゃない御書講義(2023年6月座談会御書・上野殿御返事)

抑今の時・法華経を信ずる人あり・或は火のごとく信ずる人もあり・或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時は・もへたつばかりをもへども・とをざかりぬれば・すつる心あり、水のごとくと申すは・いつも・たいせず信ずるなり、此れはいかなる時も・つねは…