創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

人生における哲学と宗教の重要性

戦後の宗教・思想教育の影響なのか日本人は哲学と宗教の話は苦手ですよね。政治や歴史・科学などははたまに話題になりますが、哲学と宗教が話題になる事はほぼありません。哲学とはザックリいえば思考の学問です。人間は息を吸うくらい当たり前のように絶えず色々な事を思考しているので無宗教の人が多い日本人にとって恐らく哲学も宗教も人生にとって必要なものと思えないかもしれません。しかし生きるという事は行動する事で行動は思考によって選択・決定・修正されるのですから、思考する哲学は人生にとって無関係どころか人生を決定するようなファクターです。そしてその哲学(思考)を支えているものが宗教(信仰)なのです。人は誰しも意識的にせよ無意識にせよ何かを信じそれに基づいた思考をしその思考に沿って選択・行動しているのです。そこが本能のままに行動をする動物と理性を持った人間の違いと言えます。逆説的にいうと信仰心は人間としての証であり人間は誰もが信仰心を持っているということです。さてフロイトは、「意識は無意識に支配されている」と主張していますが、私はこの学説に賛同しています。例えば初めての場所で美しい風景をみて感動するのは無意識から意識(心)が生まれているからだと思います。こうして「無意識」から「意識」、「意識」から「思考」が生まれ「行動」となって表れる。その無意識の次元に働きかけていくのが宗教の特性で、ここに宗教の重要性があります。本来の宗教は願いを叶えたり悩みを解決するというような現世利益が目的ではありません。むしろそうした現世利益をウリにする宗教は怪しい教団が多いです。現世利益はあくまでも宗教(信仰)の副産物に過ぎません。人生の幸福とは自由に生きることであり自由に生きるとは、正しい人生哲学(信念)を持ち、それに従って生き、悔いも畏れもなく死んでいくことだと私は思っています。その為には宗教は無くてならない存在であると考えます。しかし宗教には様々な種類(教え)が存在します。特に新宗教と呼ばれる宗教は宗教の本来の目的から逸脱し現世利益ばかりを強調するばかりか、カルト性を帯びる教団も少なくは有りません。そうした宗教を信仰すれば誤った人生哲学が形成されて不幸になります。このように皆さんが思うような「宗教はみな同じ」ではないのです。だからこそ宗教を良く学び選別して選択していくことが大切になります。「宗教なんて私には関係ない」と切り捨てるのことはいつでも簡単にできますが、その前に宗教を哲学(思索)してみても損はありません。思索して結果的に宗教以外の何かを選択したとしても宗教を少しでも学んでいれば、ビジネスパーソンとして一般教養が身につきますし、何よりも少なくともカルト宗教を見分けるだけの能力は身に付きますからそれだけでも儲けものだと思います。ぜひ宗教を哲学してみてください。

 

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