創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

御書

御講拝読御書研鑽(2021年11月・上野殿御返事)

今末法に入りぬりば余経も法華経もせんなし、但南無妙法蓮華経なるべし、かう申し出だして候もわたくしの計にはあらず、釈迦多宝十方の諸仏地涌千界の御計なり、此の南無妙法蓮華経に余事をまじへばゆゆしきひが事なり、日出でぬればとほしびせんなし雨のふ…

創価教学じゃない御書講義(2021年11月座談会御書・寂日房御書)

夫れ人身をうくる事はまれなるなり、已にまれなる人身をうけたり又あひがたきは仏法是も又あへり、同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる結句題目の行者となれり、まことにまことに過去十万億の諸仏を供養する者なり。 今月の創価座談会御書は『寂日…

御講拝読御書研鑽(2021年10月・聖人御難事)

清澄寺と申す寺の諸仏坊の持仏堂の南面にして午の時に此の法門申しはじめて今に二十七年弘安二年[太歳己卯]なり、仏は四十余年天台大師は三十余年伝教大師は二十余年に出世の本懐を遂げ給う、其中の大難申す計りなし先先に申すがごとし、余は二十七年なり…

創価教学じゃない御書講義(2021年10月座談会御書・千日尼御前御返事)

此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし空飛ぶ者の王たり鷲のごとし、南無阿弥陀仏経等はきじのごとし兎のごとし鷲につかまれては涙をながし師子にせめられては腸わたをたつ 今月の座談会御書は『千日尼御前御返事』の上記の御文です。池…

御講拝読御書研鑽(2021年9月・如説修行抄)

法華折伏破権門理の金言なれば終に権教権門の輩を一人もなくせめをとして法王の家人となし天下万民諸乗一仏乗と成つて妙法独り繁昌せん時、万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨壤を砕かず、代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を…

創価教学じゃない御書講義(2021年9月座談会御書・四条金吾殿御返事)

四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ、あしき名さへ流す況やよき名をや何に況や法華経ゆへの名をや 今月の座談会御書は「四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)」の上記の御文ですが3年ほど前にやっていますね。そして今回もま…

御講拝読御書研鑽(2021年8月・法蓮抄)

孝経と申すに二あり一には外典の孔子と申せし聖人の書に孝経あり、二には内典今の法華経是なり、内外異なれども其意は是れ同じ、釈尊塵点劫の間修行して仏にならんとはげみしは何事ぞ孝養の事なり、然るに六道四生の一切衆生は皆父母なり孝養おへざりしかば…

創価教学じゃない御書講義(2021年8月座談会御書・減劫御書)

法華経に云く「皆実相と相違背せず」等云云、天台之を承けて云く「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」等云云、智者とは世間の法より外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり 8月の座談会御書は「減劫御書」です。お盆な…

御講拝読御書研鑽(2021年7月・上野殿後家尼御返事)

法華経の法門をきくにつけてなをなを信心をはげむをまことの道心者とは申すなり、天台云く「従藍而青」云云、此の釈の心はあいは葉のときよりもなをそむればいよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきはいよいよあをきがごとし。 今月の御講で拝読し…

創価教学じゃない御書講義(2021年7月座談会御書・富木尼御前御返事)

我れ等は仏に疑いなしとをぼせばなにのなげきか有るべき、きさきになりてもなにかせん天に生れてもようしなし、竜女があとをつぎ摩訶波舎波堤比丘尼のれちにつらなるべし、あらうれしあらうれし、南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経と唱えさせ給え 今月の座談会御…

御講拝読御書研鑽(2021年6月・四条金吾殿御返事)

いかに日蓮いのり申すとも不信ならばぬれたるほくちに火をうちかくるがごとくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、すぎし存命不思議とおもはせ給へ、なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵皆悉摧滅」の金言むなしかる…

創価教学じゃない御書講義(2021年6月座談会御書・祈祷抄)

大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず 今月の創価座談御書は「祈祷抄」の一節。丁度5年前の6月と同じところですね。5年前の記事もリンクしておき…

御講拝読御書研鑽(2021年5月・妙心尼御前御返事)

浄名経涅槃経には病ある人仏になるべきよしとかれて候、病によりて道心はをこり候なり、又一切の病の中には五逆罪と一闡提と謗法をこそおもき病とは仏はいたませ給へ今の日本国の人は一人もなく極大重病あり所謂大謗法の重病なり 今月の御講拝読御書は「妙心…

創価教学じゃない御書講義(2021年5月座談会御書・立正安国論)

帝王は国家を基として天下を治め人臣は田園を領して世上を保つ、而るに他方の賊来つて其の国を侵逼し自界叛逆して其の地を掠領せば豈驚かざらんや豈騒がざらんや、国を失い家を滅せば何れの所にか世を遁れん汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん…

御講拝読御書研鑽(2021年4月・開目抄)

大願を立てん日本国の位をゆづらむ、法華経をすてて観経等について後生をごせよ、父母の頚を刎ん念仏申さずば、なんどの種種の大難出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難風の前の塵なるべし、我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ…

創価教学じゃない御書講義(2021年4月座談会御書・諌暁八幡抄)

今日蓮は去ぬる建長五年[癸丑]四月二十八日より今年弘安三年[太歳庚辰]十二月にいたるまで二十八年が間又他事なし、只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり、此れ即母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり。 今月、4…

御講拝読御書研鑽(2021年3月・乙御前御消息)

されば妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等云云、人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかる…

創価教学じゃない御書講義(2021年3月座談会御書・乙御前御消息)

いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまじ、青き事は藍より出でたれどもかさぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にてはをはすれども志をかさぬれば他人よりも色まさり利生もあるべきなり 今月の座談御書は「乙御前御消息」の上記…

御講拝読御書研鑽(2021年2月・諌暁八幡抄)

天竺国をば月氏国と申すは仏の出現し給うべき名なり、扶桑国をば日本国と申すあに聖人出で給わざらむ月は西より東に向へり月氏の仏法の東へ流るべき相なり、日は東より出づ日本の仏法の月氏へかへるべき瑞相なり、月は光あきらかならず在世は但八年なり、日…

創価教学じゃない御書講義(2021年2月座談会御書・種種御振舞御書)

仏滅後二千二百二十余年が間迦葉阿難等馬鳴竜樹等南岳天台寺妙楽伝教等だにもいまだひろめ給わぬ法華経の肝心諸仏の眼目たる妙法蓮華経の五字末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけしたり、わたうども二陣三陣つづきて迦葉阿難にも勝ぐ…

御講拝読御書研鑽(2021年1月・ 十字御書)

十字一百まいかしひとこ給い了んぬ、正月の一日は日のはじめ月の始めとしのはじめ春の始め此れをもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく日の東より西へわたりてあきらかなるがごとくとくもまさり人にもあいせられ候なり。 今月の御講御書は正月には定…

創価教学じゃない御書講義(2021年1月座談会御書・四条金吾殿御返事)

此の法華経の一字の功徳は釈迦多宝十方の諸仏の御功徳を一字におさめ給う、たとへば如意宝珠の如し一珠も百珠も同じき事なり一珠も無量の宝を雨す百珠も又無尽の宝あり 2021年の最初の座談会御書は「四条金吾殿御返事」の中の別名「梵音声書」の一節です。今…

題号だけの御書講義⑧(生死一大事血脈抄)

今月の題号だけの御書講義は「生死一大事血脈抄」です。まず「生死」とは「生命」の事です。一般的に「命(いのち)」というと「生」だけの事と捉えがちですが仏法における生命(いのち)とは「生」と「死」両方のことを生命といいます。生まれては死に死ん…

御講拝読御書研鑽(2020年12月・新池御書)

皆人の此の経を信じ始むる時は信心有る様に見え候が中程は信心もよはく僧をも恭敬せず供養をもなさず自慢して悪見をなす、これ恐るべし恐るべし、始より終りまで弥信心をいたすべしさなくして後悔やあらんずらん、譬えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それ…

創価教学じゃない御書講義(2020年12月座談会御書・妙密上人御消息)

金はやけば弥色まさり剣はとげば弥利くなる法華経の功徳はほむれば弥功徳まさる、二十八品は正き事はわずかなり讃むる言こそ多く候へと思食すべし。 今月の創価座談会御書は「妙密上人御消息」(法華経功徳抄)の一番最後の部分です。「法華経を行じる創価学…

題号だけの御書講義⑦(如説修行抄)

今月の題号だけの御書講義は「如説修行抄」です。この題号には通別二義があります。「如説修行」とは通じて言えば(一般論として)「教」に訳せば内外・大小・権実全てに通じ「時」に約せば在世・滅後に通じます。「教」に約すとは、外道や小乗教・各爾前・…

御講拝読御書研鑽(2020年11月・衆生身心御書)

ひへのはんを辟支仏に供養せし人は宝明如来となりつちのもちゐを仏に供養せしかば閻浮提の王となれり、設いこうをいたせどもまことならぬ事を供養すれば大悪とはなれども善とならず、設い心をろかにすこしきの物なれどもまことの人に供養すればこう大なり、…

創価教学じゃない御書講義(2020年11月座談会御書・異体同心事)

日本国の人人は多人なれども体同異心なれば諸事成ぜん事かたし、日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて一定法華経ひろまりなんと覚へ候、悪は多けれども一善にかつ事なし、譬へば多くの火あつまれども一水にはきゑぬ、此の一門も又か…

題号だけの御書講義⑥(法華取要抄)

今回の題号だけの御書講義は「法華取要抄」です。前回講義した「法華題目抄」は佐前の御書故に権実相対の上から「法華の題目」を選ぶことをご指南された書でですが本抄は今度は「法華経」の中でも「要の法華経」を取ることをご指南されています。法華経とひ…

御講拝読御書研鑽(2020年10月・立正安国論)

汝早く信仰の寸心を改めて速に実乗の一善に帰せよ、然れば則ち三界は皆仏国なり仏国其れ衰んや十方は悉く宝土なり宝土何ぞ壊れんや、国に衰微無く土に破壊無んば身は是れ安全心は是れ禅定ならん、此の詞此の言信ず可く崇む可し。 今月の御講御書は「立正安国…