此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし空飛ぶ者の王たり鷲のごとし、南無阿弥陀仏経等はきじのごとし兎のごとし鷲につかまれては涙をながし師子にせめられては腸わたをたつ
今月の座談会御書は『千日尼御前御返事』の上記の御文です。池田センセと学会員が大好きな御文ですね。「思想界の王者」「人間王者」そして「庶民の王者」と池田センセはとにかく「王」が大好きです。今月は各地の座談会で「私達は師子王」という自画自賛の糞クダラナイ講義が展開されることでしょう。しかし「庶民の王者」って良くわかりませんよね。「王者」の時点で「庶民」じゃないですよね（大笑）さて今回の御文は法華経が諸経のなかで最勝であることを示されています。ではその最勝である法華経とはどんなことが書かれている経典なのかと言うと大聖人は『妙密上人御消息』のなかで、
◆二十八品は正き事はわずかなり讃むる言こそ多く候へと思食すべし。
と言われています。他の経典と読み比べると分かるのですが法華経には法門・法理（正き事）に関してはほとんど書かれていません。讃嘆する言葉が多いのです。しかも「仏」を讃嘆するのではなく「法華経という経典そのもの」を讃嘆している経典です。そんな法門法理がほとんどなく経典を褒め称える法華経が何故、他の経典を差し置いて最勝なのかというと、
◆法華経を諸仏出世の一大事と説かせ給いて候は此の三大秘法を含めたる経にて渡らせ給えばなり(三大秘法禀承事)
との御妙判にある通り「三大秘法」が秘沈されている経典だからです。「三大秘法」とは究竟「一大秘法」であり「一大秘法」とは本門戒壇大御本尊です。つまり法華経は法体である一大秘法の戒壇大御本尊が秘沈されている経典であるから最勝であり突き詰めれば「一大秘法の戒壇大御本尊」が最勝であるということです。そして、
◆持つ処の御経の諸経に勝れてましませば能く持つ人も亦諸人にまされり(持妙法華問答抄)
とのご指南ですから法華経を持つ人。即ち「戒壇大御本尊を信受する人」もまた他の人よりも勝っているのです。本文の次下に【法華経の行者に値いぬればいろを失い魂をけすなり】とあるように法華経の行者とは別しては日蓮大聖人であり総じては戒壇大御本尊を信受する我々の事ですが、この総別には大きな違いがあります。大聖人はご自身が一大秘法を所持している御本仏ですが我々は自分では一大秘法を所持していない凡夫です。ここが分からずに自分と大聖人が全く同じだと勘違いし自分達が仏であると言っているが池田創価民達なのです。これは【 謂己均仏】（己は佛に均（ひと）しと謂ふ）といって増上慢の姿そのものです。ましてや最勝・根本の法体である一大秘法の戒壇大御本尊を捨てた池田創価が「人間王者」である道理はありません。むしろ「人間謗者」であり「謗法王者」です。その証拠に法華講と遭遇すればまとまに対論もできずに「不法侵入だ」「警察を呼ぶ」などと発狂したり、ネットでこそこそと宗門・法華講の悪口を書いて喜んでいる創価民の姿はまさに「いろを失い魂をけす」惨めな姿に他なりません。戒壇大御本尊を信受している法華講員と戒壇大御本尊を捨てた創価民。どちらが「師子王・鷲」でどちらが「きじ・兎」あるかは一目瞭然でしょう。創価民は悔し涙に泣き濡れて断腸の思いで愚にもつかない宗門の悪口をいっているだけですから哀れなものです。この記事を読んで異議がある創価民がいたらいつでも法論を受けて立ちますのでコメント入れてきて下さい(と言っても創価民が来るわけないですけど）創価民さんは自分達が「人間王者」とか創価が「宗教界の王者」だと思っているかも知れませんが戒壇大御本尊即日蓮大聖人を離れて仏力も法力も存在しないと言うと事を知るべきです。そもそも日蓮正宗の戒壇大御本尊を日蓮正宗の御歴代である日寛上人が日蓮正宗のご僧侶である本證房日證師に与えられた本尊を改竄・複写したモノを本尊として使用している時点で宗教界の王者としての品格・風格がないんじゃないですか？では最後に池田センセのこの御文の解釈を破折して終わります。
《この一節は大聖人の仏法が世界最高の哲学であるというご確信を述べられているところです》（池田指導）
はい。全く違います。この一節は法華経に文底秘沈されている一大秘法即戒壇大御本尊を最勝であると宣言すると同時に大聖人こそが一大秘法の法体を所持する御本仏であると言われているところです。つまり「王」とは「御本仏日蓮大聖人」だということです。また大聖人の仏法とは「世界最高の哲学」ではなく「久遠元初の法体」であり、それは「大聖人の確信」ではなく「大聖人の御宣言」です。大作センセ、分かりましたか？永遠の指導者ならもう少しお勉強しましょうね(笑）
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