宗務院からの『お尋ね』に対し無回答の上に逆に『お伺い』文書を提出してきた創価学会に対し平成2年12月26日に宗門から文書による誠意ある回答を示す意思が創価学会にないと受け止める旨の「通知」がされ、その翌日27日に宗門は臨時宗会で法規改正の決議をし池田総講頭以下法華講役員全員がその資格・地位を喪失を決定した。これはそれまで大講頭以下の法華講役員の任期が2年と定められてるのに対し総講頭の任期が定められていないという規約上の不備を補う決定でそれに伴って池田大作は総講頭の地位を喪失したのであり、創価が主張するような【罷免】ではない。この一件を以て創価は宗門は池田を切った「C作戦」を実行したと主張するが事実は単なる規約改正に伴う処置で法華講役員全員が資格喪失したに過ぎない。もし宗門が池田創価をカットするつもりであったなら規約改正などせずに池田や秋谷等の創価学会首脳だけ【罷免】すればいい話である。実際に7月の連絡協議会における秋谷等の言動や『お尋ね』文書における創価の宗門への不遜で不誠実な態度は法華講信徒の代表として相応しくなく【罷免】になってもおかしくはない言動である。また総講頭・大講頭とは日蓮正宗の役職であり創価学会側が意義申し立てをすべき事項ではない。創価学会が宗門の人事に口を挟み批判をするのは越権行為でありそのような資格や権限は創価にはない。宗門のこの対応が相談もなく突然であるとの批判も聞こえるが、そうした原因を作ったのは他でもない池田創価サイドである。宗門の文書を受け取り拒否・回答拒否をした池田創価と正常な対話による相談などできるはずはない事は明白ではないか。それでも宗門は池田創価の更生を願い罷免せずに資格喪失としたのは、宗門側の池田創価に対する敬意と期待そして慈悲からである。これらの経緯から創価学会員が「何も悪い事をしていない池田先生を一方的に総講頭から罷免した」というのは全くの創価が捏造したデマである。宗門は池田を罷免していないし池田創価は何もしていないどころか宗門に対して総講頭・大講頭としてあるまじき行為を繰り返していたというのが事実である。池田創価が宗門に対して誠実に対応し反省すべきを反省していれば池田や秋谷が総講頭・大講頭に復帰し僧俗和合路線に戻れる道はあったし宗門としてはその可能性を残しておいたのである。ところが池田創価は僧俗和合の道を放棄するかの如く年明けの平成3年正月から宗門批判に転じる行動を開始した。「破和合僧」の道を選んだのは宗門ではなく池田創価の方だったとうのがここまでの一連の事実から知ることのできる真実である。
■前回の記事▶創価学会破門の経緯と真実④【往復文書】 - 創価ダメだしブログ
創価学会の退会方法(静かに創価を去るために) - 創価ダメだしブログ
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