創価ダメだしブログ

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『創価学会教学要綱の意味するもの』 レビュー

【『創価学会教学要綱』の意味するもの: 牧口・戸田・池田三代会長の書物50冊余りとの比較検証 】という書籍を読んだ。創価元副教学部長の須田晴夫本と同様に『創価学会教学要綱』を批判している書籍だ。内容的には須田本の方が少しレベルが高い。著者の中村誠という人物は全く知らないが、反原田執行部のイケダニアンなので、須田同様に何故か書籍の中で正宗をdisっているのだがそれがまた抱腹絶倒な話でこの中村誠という男は創価教学部よりはましなものの相当な愚者である。「日精は造仏家」「日顕法主絶対論」とか、創価教学を批判しているくせにこういうところは創価ニセ教学にどっぷり漬かっているのだら愚か者としか言いようがない。さて、本書は過去の牧口・戸田・池田の指導を引用し、『創価経学会要綱』や須田晴夫に対する男子部教学室の反論を破折しているのだが、創価学会教学要綱が「宗門教学(大石寺宗学)」と否定している部分を池田指導などを引用して批判している。そしていうに事欠いて、現在の創価学会教学と宗門教学は共通しているなどと書いてある。池田や戸田の指導は現在の創価教学でもなければ、宗門教学ではないと主張しているのだからかなりの悩乱者だ。中村が引用している池田や戸田の指導は大石寺教学であることは明白である。そればかりか中村は、『百六箇抄』『御義口伝』といった大石寺に伝わる口伝法門や、日寛上人の『六巻抄』という大石寺教学の基本文書やそれに対する池田・戸田の講義を文証として引用しているのに、池田等の指導は「宗門教学ではない」と狂弁しているのである。中村の引用した池田等指導が「宗門(大石寺)教学」ではないなら、池田等のオリジナル教学だということだから、現在の創価教学を破折する文証になり得ない。池田等の指導がオリジナルならどうして池田等が生まれる前の御歴代法主上人の御指南と同じ内容の指導をしたのか?大石寺教学と同じ内容を指導してるのだから、仮に池田や戸田の指導がオリジナルだとしてもそれは「宗門教学」に他ならないだろう。「中村誠の愚者論」とでも名付けるべき書籍である。愚者中村の創価教学に対する破折は全て、「宗門教学」に基づいているのである。本気で「そうではない」と思っているなら、それこそ「大石寺教学」にまるで白痴人間であり宗門を批判する資格など微塵もない。現在の創価教学に異議を唱えるまでは良かったが、宗門批判をしてしまったら自分のロジックが崩壊することに気付かないというところが須田同様に創価教学から抜け出せない愚者である。そんな愚者の書籍を1210円も出して購入したのは(御覧の通り製本も適当でせいぜい500円が適正売価)、創価学会員破折用の資料として使えると思ったからで、内容云々は特に目新しいものはないが、池田や戸田の指導が引用されているので創価学会員破折用としては使えそうだ。創価学会員は基礎教学レベルも理解していなし、日蓮正宗の教学は頭から拒否するので、池田指導を引用して破折するのが最も効果的で話が早い。ただ前述の通りの内容なので、創価学会破折用に使う予定がなければ法華講員が敢えて購入する必要はない。やはり、『創価学会教学要綱』の破折本は、日蓮正宗宗務院から出版されている『創価学会教学要綱の欺瞞を破す』が、手前味噌ではなく一番教学的には素晴らしいのでそれを熟読すれば十分である。

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