創価ダメだしブログ

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公明党結党60周年。衰退の原因と展望

先日、公明党が結党60周年を迎えたが公明党の衰退は止まらない。支持母体の創価学会の衰退もさることながら今の公明党に存在価値を見出せない。公明党結党時は「大衆とともに」との立党精神そのもの政党だった。当時の既成政党は政治エリートだけの政治で多くの民衆は政治に参加しているという実感がなく政治と民衆が乖離した状態だった。また国内の保守対革新というイデオロギー対立に属さない中道政治は望ましかった。そんな中で「大衆政治」「中道政治」を旗揚げした公明党の存在意義は大きかったと思う。公明党は当時ではそれまで日本国内に存在しなかった先鋭的な「ポピュリズム政党」だったのである。通常ポピュリズム政党は拡大するまで時間がかかる。それはポピュリズム政党は組織化されていない民衆に対して訴求する方法を用いているので浸透するまで時間がかかるからだ。しかし公明党ポピュリズム政党としては異例な創価学会というの支持組織を持っていた故に立党直後からある程度の規模の議席を獲得できたのである。それから60年、世間も公明党も様変わりし既成政党は明確な対立軸がなくなり与野党の政治的距離は近づき保守もリベラルも見分けがつかないく中道政治は特別な政治思想ではなくなった。さらに従来のメディアの影響力と信用度は低下しネットがそれに代わりつつありポピュリズム政党が勢いを増す絶好の時代となった。日本でいえば日本維新やれいわ新選組、そして最近では参政党や日本保守党などが左右の思想の違いはあれどポピュリズム政党として注目され躍進している。彼らはSNSや街宣・タウンミーティングなどで組織化されていない大衆に直接政治的発信をし支持を徐々に拡大しているのである。結党当初の公明党もこうした草の根運動を展開していた。ところが今の公明党は単なる既存政党になり公明国会議員と創価学会の距離は離れてしまった。その原因は自民党との連立だ。ポピュリズム政党の原点は既存政党や官僚への批判である。創価風に言えば「権力との闘争」だ。つまり下から上のベクトルである。公明党自民党と連立したことで「大衆政治」を捨てたのである。どんな言い訳をしても公明党が権力を批判する側(下)から権力として批判される側(上)に立った事実は変わらない。そうなった公明党はただの創価学会の外郭団体に過ぎず一般人にとって何の魅力もない。そんな公明党が党勢を回復する方法は二つ。ひとつは創価折伏弘教に力入れて学会員を増やす。実際に言論出版妨害事件までは折伏と選挙の相乗効果で創価公明は拡大・発展してきた。もうひとつの方法は自民党との連立を解消し且つ創価学会と距離を置き大衆政党としてもう一度やり直すこと。しかし現実的にどちらも不可能だろうから最終的には自民党に吸収され公明党の歴史は幕を閉じるというのが公明党の未来だと予想している。ポピュリズムは問題や危険性を孕んでいるが今後も拡大するだろう。それはポピュリズムは民主主義の原点だからである。ようやく時代が60年前に公明党が掲げていた「大衆政治」に追いついたのに公明党は「大衆政治」を捨ててしまっていたとは皮肉なものである。

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