創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

創価教学じゃない御書講義(2021年2月座談会御書・種種御振舞御書)

仏滅後二千二百二十余年が間迦葉阿難等馬鳴竜樹等南岳天台寺妙楽伝教等だにもいまだひろめ給わぬ法華経の肝心諸仏の眼目たる妙法蓮華経の五字末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に日蓮さきがけしたり、わたうども二陣三陣つづきて迦葉阿難にも勝ぐれ天台伝教にもこへよかし

今月の座談会御書は「種種御振舞御書」です。ちょっと前にも同じようなところをやったばかりなのにね。

創価教学じゃない御書講義(30年度7月座談会御書・種種御振舞御書

創価座談会では、「池田先生の小説人間革命は現代の種種御振舞御書である。しっかり研鑽して師弟不二の戦いで先生に続いて参りましょう」とかいうヤツが絶対いると思います(笑)そもそも池田センセと山本伸一が同じ振舞ではないんですけどね(笑)さて、早速ですがそんな創価教学ではない御書講義を始めます。まず「迦葉阿難等馬鳴竜樹等」とは正法時代の「南岳天台寺妙楽伝教等」とは像法時代のそれぞれ法華経の人師・論師です、これらの人達が「いまだにひろめていない」というのは正法像法時代に今だ広まっていない所の南無妙法蓮華経の五字を大聖人が広めたということです。正像に広まらなかった妙法蓮華経五字の法体とは法華文上の妙法五字ではなく文底独一本門である大聖人の南無妙法蓮華経の法体のことです。では何故正像時代の人論師達は文底の妙法を弘めなかったかというと、これは「六巻抄の学習」で書きましたが「正像未弘の四故」といって4つ理由があります。

六巻抄拝読の為の基礎知識⑤(三重秘伝抄④)

大聖人は、正像未弘の四故について「曾谷入道殿許御書」で次の通り言われています。

◆問うて日く迦葉阿難等の諸の小聖何ぞ大乗経を弘めざるや、答えて日く一には自身堪えざるが故に二には所被の機無きが故に三には仏より譲り与えられざるが故に四には時来らざるが故なり

①文底の妙法五字を弘教するのに堪えたらないから(妙法弘教による大難に耐えることができないから)②正像の衆生は下種仏法の機根ではないから③仏からの相承がないから④末法という時ではないから。ということです。さてこのうち①②④の理由だけなら「末法に生まれて大難を乗り越えて末法衆生に文底妙法を弘める人」ですから大聖人以外にもそのような人がいるのではないかという可能性を残します。ですから一番大切なのは③の「仏からの相承をうけたかどうか」なのです。大聖人ただお一人が末法のご本仏であるという所以はこの「仏からの相承」にあります。まず③の理由が一番でありその証拠として①②④があるわけです。

◆此の本尊の依文とは如来秘密神通之力の文なり、戒定慧の三学は寿量品の事の三大秘法是れなり、日蓮慥に霊山に於て面授口決せしなり、本尊とは法華経の行者の一身の当体なり云云。(御義口伝巻下)

と大聖人自身が相承を受けた旨を宣言され、その証拠として末法に生まれ末法衆生に大難を受けながら文底妙法を弘通したのは大聖人お一人であるという現証があるわけです。この相承が「法体の相承」であり日興門流・日蓮正宗の歴代上人に血脈相承されたきたわけです。法体とは戒壇大御本尊と唯授一人血脈相承のほかにはありません。本文中の日蓮さきがけしたり】とは「法体の折伏」を表し、戒壇大御本尊の法体を表していて、【わたうども二陣三陣つづきて】とは「化義の折伏」を表し、化義とは法体から流れ法体につながる唯授一人血脈相承を表しています。よってこの二つに信を取り自行化他に励む人がご本仏に二陣・三陣と連なる真の仏弟子です。いまの創価民は大聖人仏法を弘めてきたのは創価学会だと傲慢な口をききます。確かに昔の創価末法衆生に文底妙法を弘めてきました。だからといって創価学会や戸田・池田両会長には「仏からの相承」があったのかと言えば「そんなものない」のです。大聖人直結なんて言っても大聖人から直接、創価や池田に面授口決の法体相承なんてありません。ただ大聖人(大御本尊)の後ろに続いただけなのです。そして現在では「仏からの相承」を受けた大聖人(大御本尊)を捨てたのですから創価民の活動は広宣流布でも何でもありません。天台伝教を超えるどころか、提婆達多極楽寺良寛を超える悪人であることは間違いないところです。本抄には【法体の折伏】さてた大聖人の数々の御振舞が書かれています。様々な大難を一身に受けながら末代の我らの為に御建立してくださったのが戒壇大御本尊です。その大聖人の大慈悲に感謝すべきところを大御本尊を捨て去る創価は不知恩の者どもと言われて当然でしょう。本抄を何度も読み大聖人のお心を感じ戒壇大御本尊への信心を取り戻す学会員さんが現れること願い今月の座談御書講義を終わりたいと思います。


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