創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

御講拝読御書研鑽(2021年2月・諌暁八幡抄)

天竺国をば月氏国と申すは仏の出現し給うべき名なり、扶桑国をば日本国と申すあに聖人出で給わざらむ月は西より東に向へり月氏の仏法の東へ流るべき相なり、日は東より出づ日本の仏法の月氏へかへるべき瑞相なり、月は光あきらかならず在世は但八年なり、日は光明月に勝れり五五百歳の長き闇を照すべき瑞相なり

私の菩提寺は今月の御講はコロナの影響で人数制限があり参詣できませんでしたが今月の御講御書をしっかり研鑽したいと思います。今回の御文は「諌暁八幡抄」の一番最後の御文です。法華経の行者である大聖人を守護しない八万大菩薩を大聖人が叱った御書です。少し長めの御書ですが時間をみつけて一読してみたください。まず今回の御文を日寛上人は「当流行事抄」で、大聖人仏法と釈迦仏法の勝劣を明かしている御文であるとご次のように指南されています。

◇一には国名に寄る、謂わく、月氏は是れ迹門の名なり、故に脱迹の仏応に出現すべきなり、日本は即ち是れ本門の名なり、下種の本仏豈出現せざらんや、国名寧ろ勝劣に非ずや。二には順逆に寄す、謂わく、月は西より東に向かう、是れ左道にして逆なり、日は東より西に入る、是れ右繞にして順なり、順逆豈勝劣に非ずや。三に長短に寄す、月は光明きらかならず在世は但八年なり、日は光明きらかにして末法万年の闇を照らす、長短寧ろ勝劣に非ずや。

詳しくはそのうち六巻抄の学習の時に書きますが、釈迦仏法を「月」に大聖人仏法を「太陽」に例え「月より太陽の方が勝る」ということを述べられ、大聖人仏法が釈迦仏法より勝るとともに大聖人がご本仏であることを示されているのです。その内容とは①釈尊が生まれたのは「月」氏国で大聖人は「日」本国であると誕生した国の名前に寄せています。②釈迦仏法は西から東に広まり大聖人仏法は東から西へ広がる。順とは時計回りで逆とは時計と逆回り。仏法では時計回りが勝ですから大聖人仏法の方が勝るというわけです。③月の光は弱く短く太陽の光は強く長いという光の長短に寄せています。そもそも月は太陽が無ければ光りません。釈迦仏法は大聖人の仏法があって初めて光ることができます。このように釈迦仏法と大聖人仏法を比較してその「勝劣」を述べたのが今回の御文の意になります。さて、この上記の①の日本という国の名前について日寛上人は「依義判文抄」で、

◇本門の広布の根本を表して日本と名づくるなり。謂く、日は即ち文底独一の本門三大秘法なり。本は即ち此の秘法広宣流布の根本なり、故に日本と云うなり。応に知るべし、月は西より東に向かう日は東より西に入る、之を思い合わすべし。然れば則ち日本国は、本因妙の教主日蓮大聖の本国にして、本門三大秘法広宣流布の根本の妙国なり

と言われています(このあたりもいずれ六巻抄の学習で書きます)これは非常に重要なご指南だと思います。現在の創価民は全世界に大聖人仏法を弘めたなどど自賛していますが(実際には謗法者と謗法の国を増やしただけです)その足元の日本の創価を見てみてください。創価学会員は増えるどころか減少の一途を辿って衰退著しいのが現実ではないでしょうか。いくら日本の創価民が虚勢を張っても実際に衰退しているのは明らかなのです。広宣流布の根本の国である日本で衰退しているということは創価には三大秘法を広宣流布する資格はないという現証であり創価が謗法集団であるという証拠なのです。いくら世界に広めようともこの根本の妙国である日本で広宣流布をできなければやがて世界各国においても衰退するのです。なぜなら広宣流布の暁には富士山(日本)に事相の戒壇を建立するのですからまずは妙国・日本の広宣流布なくして世界流布はありえないわけです。世界に広めたと自賛しながら日本国内では選挙ばかりやっている創価広宣流布などできるはずもないわけです。我々、法華講員は創価の二の舞を踏んではいけない。いま自分が住んでいるこの日本で、いま自分の周りで縁のある方々に地道に大聖人仏法の正法正義を語り一人ずつ地道に大聖人の仏法をジワジワと弘めていくことが大切だと思います。また広宣流布根源の国である日本のなかでも、戒壇大御本尊様がおわします大石寺は根源中の根源の地ですから、その場所に行けるのであれば訪ねることも大切な事だと思います。いずれにせよ日本国の広宣流布なくして世界広布はありません。そして日本国の広宣流布は我々法華講員一人一人の祈りと行動がなくてはできません。大聖人様より末法の弘教を任されたのは我々法華講員以外にいません。こんなに素晴らしく、やり甲斐のあることないなと感じでいます。大聖人様の住むこの妙国・日本に生を受けたことは幸せな事だと思います。


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