創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

御講拝読御書研鑽(2021年3月・乙御前御消息)

されば妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等云云、人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし其よりも今一重強盛に御志あるべし、其の時は弥弥十羅刹女の御まほりもつよかるべしとおぼすべし、例には他を引くべからず

今月の御講の拝読御書は奇しくも創価の座談御書と同じ「乙御前御消息」でした。この御書は短いお手紙なのですが信心に資する大切な事がたくさん書いてあるのでぜひ全文拝読してみてください。

創価教学じゃない御書講義(2021年3月座談会御書・乙御前御消息)

さて今回はこの御文のなかのうっかり読み流してしまう部分をフォーカスしたいと思います。まず最初に【是は御ために申すぞ】というところです。大聖人の御書の中には、唱題・ご供養・参詣・折伏など信心に対するご指南がたくさん書いてありますよね。それらのご指南は大聖人がご自身の為に言っているわけでわけではないのです。すべて【是は御ために申すぞ】と言われているように我々信徒のためを思って言ってくださっているのです。大聖人は我々信徒に対して「信心をしろ」と命令ているわけでなくましてや「信心をしてください」などと懇願もしていません。あくまでも私たちの為に教えて下っているわけです。これは現在の日如猊下をはじめ歴代の法主上人や所属寺院のご住職も同じです。日蓮正宗の勢力を大きくしたりお金を儲けようなど私利私欲での気持ちで、「折伏しなさい。ご供養しなさい。登山しなさい。参詣しなさい」と言っているのではありません。あくまでも【是は御ために申すぞ】つまり私達が護られ幸福になり成仏できるように教えてくださっているのです。「折伏」や「ご供養」・「登山」といった事を言われると「強制された」と思う人もいるでしょうがそうではないのです。大聖人はあくまでも私達の為に言ってくださっているのです。これを「強制された」と受け止めるとどうなるかと言えば、池田創価の連中のように「創価学会のお陰で日蓮正宗は大きくなった」「池田先生は日蓮正宗にあんなに尽くしてやった」などという傲慢な態度をとるようになるのです。大聖人が池田や創価にいつ「日蓮正宗を大きくしろ」と命令したのか?いつ「日蓮正宗に尽くしてください」と懇願したのか?してませんよ。もちろんご歴代上人だって誰も命令や懇願を信徒に対してしていない。ただ信徒一人一人が幸福になる方法を教えてくれただけ。だから池田創価の連中はご歴代上人や宗門に対して、「お陰様で創価学会はこんなに発展しました」と感謝すべき立場なのです。それが【今一重強盛に御志あるべし】ということなのです。そしてそのような信心を持てば更に諸天善神の守護の力は強くなると大聖人は教えてくださっているのです。

次に【例には他を引くべからず】というのは、諸天善神が信心強き人を必ず守る。という現証は、他の誰でもない。命にも及ぶほどの数々の大難を乗り越えてきた大聖人の現証を見て信じなさい。ということです。信心の正しさを証明する手段のひとつとして「現証」=「体験談」があります。私も様々な信心の功徳の体験がありますが、大聖人仏法の正義を証明する一番の体験談の持ち主は他でもない大聖人ご自身なのです。「私は信心の体験がないから語れない」という話を創価時代によく聞きました。とくに学会2世・3世のメンバーが口にしていました。自分に体験がなければ大聖人の体験を語ればいいのです。例に他の人のことなど話さなくても、大聖人の御生涯を語ればいいわけです。大聖人以上の体験を持っている人なんて多分いないと思います。「ご本仏の大聖人と凡夫の自分とは全然違うよ」と思う人もいるかもしれませんが、それはその通りです。しかし大聖人はご自身と同じ守護・功徳をうける方法を教えてくています。そのご指南の通りに信心をすれば大聖人と同じ守護・功徳を受けることができるのです。「妙心尼御前御返事」に、

日蓮は日本第一のふたうの法師ただし法華経を信じ候事は一閻浮提第一の聖人なり、其の名は十方の浄土にきこえぬ、定めて天地もしりぬらん日蓮が弟子となのらせ給はばいかなる悪鬼なりともよもしらぬよしは申さじとおぼすべし

と書かれているように、大聖人の弟子となればいかなる諸天も悪鬼も「オマエなんて知らないよ」とはいえなのです。つまり我々は諸天善神どころかご本仏に守護されるわけですね。話は少しそれましたが大聖人やご歴代上人・御当代の猊下のご指南は全て自分の為に言ってくださっているということを忘れずに素直な信心を心がけたいと思います。


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