創価ダメだしブログ

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教育勅語と修身教育【哲学・思想】

教育勅語』と聞くと、戦前・戦中の右翼的な洗脳教育という「なんとなく」危険なイメージですよね。私も教育勅語を基にした修身教学が「天皇陛下万歳」思想を創り出したとずっと思っていました。でも大人になって教育勅語や修身の教科書を読んでみて、確かにそういう一面も否定できないのですが、教育勅語や修身に書かれている内容は決して戦争を賛美するような危険な内容ではありません。教育勅語明治23年10月30日に、近代日本の教育の基本方針と国民道徳の基準を示した明治天皇のお言葉です。その内容は、親に孝行し、兄弟は仲良く、夫婦は睦まじく、友人を信じ、他人を尊敬し、慎み深い言動と博愛の心を持ち、学業と仕事に励み、自己啓発をし人格の向上目指し、公益へ貢献し憲法と法律を遵守し、国家の一大事には勇気をもって護る。これらのことは全て天皇への忠義に繋がる。という内容です。天皇に対する忠義という部分は現代には合わないにせよ、それ以外の徳目は現代においても十分通用するし、修身は教育勅語が基になっているので、ほぼ戦争とは無縁な教育で危険思想ではありません。私の子供頃には、週一で「道徳」の時間がありましたが当時は道徳は「教科」ではなかったので、「道徳」の時間は遅れている他の教科の授業に充てられることが多々ありました。道徳教育が教科化されたのは、小学校が2018年で中学校学校が2019年とごく最近の事で、AIによると、「善悪の判断、自律、自由と責任」「正直、誠実」「節度、節制」「個性の伸長」「希望と勇気、努力と強い意志」「生命の尊重」「自然愛護」「正義と公正」「勤労」「家族愛、伝統の尊重」「国際理解、国際貢献」などが授業の内容になっているようです。これらを見ると天皇中心の国家観を除けば、戦前の教育勅語とあまり変わっていません。つまり教育勅語は日本人としての徳目を網羅した素晴らしい勅語であると感じます。それでも、左派に言わせれば教育勅語は戦争賛美につながる危険思想で復活に断固反対らしいです。戦後教育を受けてきた私からすれば、戦後の左翼教育こそ危険な思想教育だと思います。自由・平等を否定したり戦争を賛美する心算は毛頭ありませんが、あまりにも自由主義個人主義の教育を施した結果、いまの日本は左派グローバリズムが幅を利かせ日本の伝統・文化はどんどん失われ、政治家も企業も自分の利益しか考えないので、昔の様に尊敬される政治家や経営者はまずいません。また一般世間をみれば、先祖供養はもとより親孝行もしない人が増え、親友を持つ人も少なくなり、「家」とそこに住む「家族」という概念も希薄になっています。そもそも、左派の自由・個人主義の行き着く先はアナーキーです。このまま左翼思想教育を続ければ、日本国家は消滅してしまうと危惧しています。そんな戦後左翼教育と比較すれば教育勅語の方が「まとも」です。そいう意味においては道徳教育が教科化されたことは、現代日本人が失いつつある道徳の復活に役立つのではないかと期待しています。しかし一方で、道徳を教える教師が戦後左翼思想教育を受けている大人だし、ましてや日の丸・君が代を否定するような日教組所属の反日左翼教師達が一体どんな道徳教育をするのか不安でなりません。やはり道徳教育は、親が家庭で日常の暮らしの中でOJTで子供に教えるのが一番なのでしょう。その為のテキストして教育勅語や修身の教科書等を、親や祖父母は一度は読んでおくべきだと思います。毎度、同じことを言いますが、日本が再び世界で輝き自信を取り戻すために必要なのは、日本人の精神を取り戻すことだと思っています。国家の衰退はそこに住む人々の精神の荒廃が原因であることは、釈尊の時代からずっと変わらない方程式なのです。

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