創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

『化義抄』を学ぶ④(9~13条)

赤文字は有師『化義抄』、青文字は亨師『註解』、太字は達師『略解』からの引用。

 

【第9条】真俗老若を斥らばず、いさかいを寺中に於いて有る時は両人共に出仕を止めらるゝなり云云。

 

本条は寺院内における喧嘩口論を禁止している条項です。寺院は異体同心の僧俗が集まる仏道修行の道場であり御本尊御安置の清浄たる場所です。そのような場所で喧嘩口論をするのは御僧侶であれ信徒であれ、また老若男女問わず出仕を禁じると言われています。御僧侶であれば寺院における各行事への参加を禁止され、在家であれば登山禁止や参詣禁止などその場所への出入り禁止ということになります。そもそもが御本尊の眼前で喧嘩争論をすることは御本尊に対する不敬行為であり他の人の仏道修行を妨げる魔の所業ですから、いかなる理由があってもその様な僧俗には罰則が与えらえ反省を促すことを本条で示されています。本条項の好例が創価による「狸祭り事件」です。本山において宗旨建立700年の慶祝式典の最中に創価青年部が集団で宗門の老僧に対し暴力で謝罪させた事件です。この事件で時の日昇上人は首謀者である戸田会長を登山禁止処分にしましたが戸田会長はこの処分にかなり不満だったことが伺えます。戸田会長がかの老僧を呵責した気持ちはとても理解できますが、やはり戒壇大御本尊様の眼前でしかも慶事の最中に騒ぎを起こすことは許されないし本条項に則って処分されても仕方がない行為です。後の創価民は当時の戸田会長の登山停止処分に関して「宗門は正しい事をした戸田先生を処分した」などと言っていますが本条を読めば戸田会長は「間違ったことをした」という事は明白です。なお処分については、

◇喧嘩両成敗は古来世出両道の法度なれども雙方の罪科を調べて軽き者は短期に重き者は長期に及ぶの斟酌あること・類文中に引くが如し(註解44条)

とその軽重によって違ってきます。戸田会長の処分はすぐに解かれましたので宗門は戸田会長の心情を汲まれ軽い処分で済ませてくれたというのが実際の話です。当時の宗門や日昇上人にむしろ感謝すべきでしょう。

 

【第10条】本寺直檀那の事は出家なれば直の御弟子、俗なれば直の檀那なり云云。

 

本条は現在はほとんど該当者がいませんが法主上人の直接の教化・縁によって出家したら法主上人の直弟子となり在家ならば大石寺の直檀那となるということです。いわゆる根檀家と呼ばれている方々がこの直檀那に当たります。

 

【第11条】末寺の弟子檀那等の事、髪剃を所望し名を所望する事、小師の義を受けて所望する時望みに随ふ云云、彼の弟子檀那等が我れと所望する時は爾るべからず云云。

 

この条項の意味するとこは第8条と同じで出家得度を希望する時は小師である末寺の御住職を通して本山に願い出るべき旨を記しています。日蓮正宗では宗開二祖以来、師弟相対を旨としていますからこうした師弟の筋目を違えない事を日有上人は繰り返し言われています。

 

第12条】仏法退大する輩、子孫なんどを信者に成し度く所望候、是れは用ひられざる事なり、志の通ぜさる故なり云云。

 

「仏法退大」とは最大の仏法から退転するという意味です。最大の「大」とは「一大秘法」の「大」であり「戒壇大御本尊」の「大」の事です。即ち戒壇大御本尊様を捨てた池田創価民や脱落坊主などを「仏法退大の輩」というのです。ですから創価を退転することはバカボンのパパではないですが「反対の反対は賛成なのだ~」ってことです(笑)さてこのような輩が自分は信心しないけど子供や親戚は正宗の信徒にしてくださいと頼んできてもそれは受け入れられないということです。何故なら謗法者の志は御本仏(大御本尊)に通じないからです。ただし本人が自分で信心を求めればこの限りではありません。因みに私の母も私がまだ創価時代に正宗に移籍させましたがそれは本人が希望したからです。

 

【第13条】夏中の間勤行を成す人、夏に入るとは申さゞるなり別行の子細候よしを申すなり、案内を申す事は夏中の間にら一もじを御前にてたまはらざるは緩怠なるが故なり。

 

夏とは「げ」と読みます。4~6月の3カ月を一夏90日といいこの間は化他行はせずに学問・修行に専念することが他宗においては一般的とされていました。これは釈迦在世時代のインドはこの期間は雨期にあたり外に出ることができなかったことに由来するようです。さて大聖人の仏法はこのような摂受の修行は末法今時には相当しない修行と斥けていますので日蓮正宗においては「夏に入る」というような事は「別行」といってそれを嫌っています。1年365日常に自行化他の題目を唱えるのが大聖人の弟子檀那の修行でありそれ以外に別の修行はありません。またニラやネギ(一もじ)などの臭いの強い食べ物は「夏中」でなくても御本尊の前で食さないのは御本尊様に対する礼儀ですね。私の場合はこのようなモノを食べる前に勤行を済ますか、またはこのようなモノを食べた後に勤行をするときは水で口をすすいだり歯磨きをしてから勤行するにしています。

 

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