創価ダメだしブログ

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他門流寺院見聞記④【玉樹山正林寺・日蓮宗】

今月末の御登山の帰りに立ち寄った【玉樹山正林寺】。身延日蓮宗北山本門寺の末寺で、北山からも歩いていける距離にあります。私達は車で正林寺まで行ったのですが寺院周辺の道が狭いので運転に要注意です。五老僧の一人である伊豫阿闍梨日頂が乾元2年(1303)2月16日に開いたとされています。日頂師は乾元元年に生まれ故郷であるここ重須の地に戻り翌年に「小林寺」を創建しこの「小林寺」が、「常林寺」そして現在の「正林寺」へと改号されました。実父である小林伊予守定時から「小林寺」と最初につけたのだろうと思います。日頂上人の略伝ということで当ブログで記事にしましたが、頂師の弟の日澄師は重須の初代学頭です。またこの「正林寺」には日頂師・日澄師の他に実父である定時・母である妙常尼と妹の乙御前のお墓もあります。畑の中にポツンとあるようなお寺で背後の富士山が大きく見えました。小さなお寺なので10分もあれば見て回れます。訪ねることがあるようなら北山本門寺の広い駐車場に車を止めて北山とセットで見学するのがいいかなと思いましたがそうすると小一時間はかかってしまうので時間に余裕がある時に覗いてみるという感じになりますね。

駐車場から見た全体の雰囲気です。

駐車場は結構広めです。檀徒以外の人は多分ほとんどこないと思われます。

多分、大聖人の像かと思われます。白いので目立ちます。

参道になるのでしょうか?駐車場からこの階段を昇ると本堂です。

ここが本堂です。小さいです。

本堂を左手の方に進むと日頂上人の廟所の入口があります。

この土盛りがしてある場所が、日頂上人の廟所です。

案内の看板に「正林寺」の縁起が書いてあります。

また、参道の脇に『開目抄』の一節の書かれた石碑がありました。

日興上人の五一の相対で破折された日頂上人ですが晩年は重須に戻りおそらく法兄である日興上人とも通用はあった事でしょう。北山本門寺とともに身延・日蓮宗と早く決別し日興門流の本流である大石寺に戻ることを願ってやみません。

 

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