創価ダメだしブログ

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他門流寺院見聞記⑤【西山本門寺・単立】

先日の御登山の帰りに西山本門寺を見学してきました。昭和の時代に一時日蓮正宗に合流しましたが檀徒の反対に遭い裁判の末に単立寺院に戻ってしまったの事は実に残念なことです。西山本門寺は重須の日興上人の甥である日代師と大石寺上蓮坊の日仙師との問答(仙代問答)が原因で日代師が重須を離れ西山の地頭大内安清から寺地の寄進を受けて康永3年(1344)に建立した寺院です。このような経緯から西山と北山はともに本門寺を名乗り長らく反目しあいます。それが二箇相承紛失という興門流にとって重大な事件をまきおこすことになり現代において身延から二箇相承は偽物と疑難を加えられることになってしまったのは非常に残念でありません。しかし北山と違って身延の傘下に入らず単立を守っている面においては北山よりはマトモだとも思っています。そんな西山本門寺大石寺から下之坊を過ぎて車で10分ちょっとの所にありました。流石に歩くのは無理ですが車ならすぐにいけます。

ここが参道の入口の『黒門』(総門)です。ナビで行ったので『黒門』は一番最後、帰りがけに見学しました。

黒門から続く参道です。結構広い参道ですね。全盛時は参道の両サイドに30余りの塔中坊が存在したらしいのですが、現在は坊は3つだけのようです。灯篭だけが残っている場所が参道に数多くありそこに以前は坊が建っていたのでしょう。それがその当時をしのばせています。

『大栓坊』です。この坊だけ門があり他の坊より格式が高い事を示しています。

こちらは『妙圓坊』御覧の通り門がありません。さらに奥に歩いていくと

右手側に鐘楼があります。そして正面が

『本堂』になります。車のナビ通りで来ると狭い道を通ってこの『本堂』の近くに到着します。そこが駐車場になっています。もちろん無料です。さてこの本堂を正面に見て左手方向(西)に向かって歩いていくと

信長公の『首塚』の入口に突きます。本能寺の変で信長公と一緒に死んだ原一族が残した『原家記』に原志摩守が混乱の中から父と兄、それに信長公の首を持ち出し山道伝いに駿河にたどりつき 富士郡本門寺の本堂裏手に三つの首を埋めたと記されていることから、この西山本門寺には「信長の首塚」が代々ひそかに言い伝えられているようです。

ここが信長公の『首塚』で『本堂』の真裏にあります。

首塚』の左手(西側)には大ヒイラギが。天然記念物だそうです。伝承では信長公の首はこの『大ヒイラギ』の元に埋葬したという事らしいです。

境内にはトイレもあるので安心してください。この日は平日だったからか人の姿は全く見かけなくて山間にひっそりと佇むお寺という感じでした。というわけで、西山本門寺を見学したので、これで大石寺を含め、北山・西山・妙蓮寺・小泉と【富士五山】を完全制覇しました。小泉は少し離れた街中ですけど、この西山と北山は大石寺から近いですから早く大石寺に帰伏して御登山の行きや帰りに法華講員が大勢参詣できるようになってほしいなと思います。

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