日蓮正宗が創価学会を破門して30年以上が経過し、顕正会に至っては半世紀以上が経っているのにいまだに創価や顕正会と日蓮正宗を同列に語り批判する人々が後を絶たない。確かに創価も顕正会も以前は日蓮正宗の信徒団体であったことは事実だが、日蓮正宗の教義や化義に違背したから破門されたのであって、現在の創価・顕正会は日蓮正宗の教義を踏襲しておらず全く違う教義と活動をしているセクト宗教だ。正宗とセクトを同列に語る人は、正宗と彼らの教義の違いが分からない人もいるし、違いを分かっていて牽強付会の言で正宗と創価・顕正を無理やり結び付けている人もいて人それぞれだがアンチ正宗の人達に対し個別に反論するつもりはない。ただ正宗だけをセクト教団と同列に語る人達に聞きたいことがある。それは統一教会やエホバの証人はキリスト教のセクトだがキリスト教もカルト宗教だと思っているのか?他にも国柱会や霊友会・立正佼成会は日蓮宗のセクトだし天理教や真光は神道のセクトだがそのようなセクトを産んだ日蓮宗や他の伝統仏教団体、神道はカルト宗教なのだろうか?もし「そうだ」というならば思想の一貫性があり正宗をカルトだという主張に違和感はない。しかし日蓮正宗だけを創価・顕正会と同列にしてカルトと批判するロジックはいかにも日蓮正宗だけを貶め目的の「為にする議論」にしか思えずあまり感心しない。「創価憎けりゃ袈裟まで憎い」という気持ちは分かるけど、30年以上も前に正宗は創価を破門したし破門前も創価学会の教義逸脱や過度な折伏・財務に対して正宗は指導もしてきた。池田創価が自ら「宗門は折伏をしてこなかった」「創価学会のお陰で財政が潤った」と言っているわけだけから、社会的に問題視された強引な折伏や熾烈な集金は創価が単独で行っていたという事だろう。財務(供養)に関して言えば、創価は会員から御本尊や寺院に対する供養と称して集金した金銭をパソナ並みに「中抜き」していたから財務(供養)が熾烈だったわけで、その証拠に現在の法華講は供養を強制されることも煽られることもない。だからと言って正宗は自宗から発生した創価や顕正という異流義カルトを野放しにして責任逃れもしていない。法華講員が中心となって創価・顕正のカルト性を指摘し糾弾している。その様子が批判合戦と写るかも知れないが、統一教会やエホバ放置するキリスト教会や立正佼成会と緊密な関係を結ぶ日蓮宗などは自分たちの教団から発生したセクトを放置している既成教団は無責任だと思う。自宗のセクトを放置して外面だけ寛容なふりをして世間に迎合し保身しか考えていない他の伝統宗派の方が問題だと思う。とはいえ法華講も無益な誤解を招くようなことはしなくていい。正宗批判に通り一遍な反論すれば無駄な批判者を増やすだけだ。創価・顕正活動家のような邪知の者に対しては断固として破折すべきだが無知の人に対して同じように反論する必要はない。特にネット上での無知の批判に反論しても折伏につながる訳でもない。日本人は戦後の左翼教育で宗教的精神が薄弱になっているので反論するなら相手の無知を批判するのではなく大聖人仏法の道理を聞かせるべきだろう。伝統宗教とセクト・カルトを同一視するという誤解は直接対話で地道に説いて解決していくべきだと思う。
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