創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

【法華玄義】の基礎知識④(七番共解・会異)

今回は、【七番共解】について書きますが、天台教学は細かく説明ていくと結構長く小難しくなります。法華玄義はあくまでも大聖人仏法の為の周辺知識なので細かいことまで覚える必要もないと思いますので、【七番共解】からは【会異】の章を簡単に説明します。【会異】とは異なったものを統合して統一させることで、五重玄(異に会す)が四悉檀(異)と一致するということです。四悉檀とは世界悉檀・為人悉檀・対治悉檀・第一義悉檀で仏の説法を4種類に分別したものです。四悉檀も詳細を書くと長くなるので説明は割愛します。この四悉檀の基礎理論が【会異】では展開されています。四悉檀は第一義悉檀を説明するために他の三悉檀に論及し結果的に四悉檀になります。つまり第一義悉檀が根本でここから離れて三悉檀はありません。大聖人仏法でいえば第一義悉檀である戒壇大御本尊を離れたら世界悉檀・為人悉檀・対治悉檀など何も意味もありません。さて仏の教えの全てがこの四悉檀に収めれているので法華経に基づく四悉檀と天台大師の考案した五重玄が一致するということを論証するのがこの【会異】の章の目的です。(ここが一致しないと五重玄は邪説となってしまいます)。結論から言うと世界悉檀は「名(妙)」。第一義悉檀 は「体(法)」。為人悉檀 は「宗 (蓮)」。対治悉檀 は「 用 (華)」。で悉檀を分別する 事(仏がどの悉檀を使うか選択する事)が教相ですから、即ち 「教」(経)といことになります。これらを簡単に説明すると、世界悉檀が「名」に対しているのは【世界は三悉檀の上に冠らしむ(玄義)】と説明さているように世界悉檀は三悉檀(世界・為人・対治)に冠らしむ名なのです。その理由は世界悉檀は「正因縁観」を確立する意味があるからです。第一義悉檀 が「体」(法)であることは理解できると思いますので説明は省略します。為人悉檀 とは各自が行ずる行動の因果のことで「自行の因果」です。【仏の自行の因果を以って宗と為す(玄義)】との説明通り為人悉檀は「宗(蓮)」になります。対治悉檀 は為人悉檀によって生じた善法によって悪法を対治することで即ち善行・善法の「用」なのです。つまり世界悉檀→為人悉檀→対治悉檀とつながっていくわけです。以上が四悉檀と五重玄の関係となります。さて、大聖人仏法においては五重玄即南無妙法蓮華経戒壇大御本尊)です。例えば大聖人の御書(説法)も四悉檀を使われた対機説法ですから全御書中に相反する御指南が存在します。しかし四悉檀即五重玄即南無妙法蓮華経戒壇大御本尊)の原則をきちんと理解できていれば正しく会通することが出来ます。それが出来ないのが創価や顕正の切文教学なのです。大聖人の御妙判に◆予が法門は、四悉檀を心に懸けて申すならば、あながちに成仏の理に違わざれば、しばらく世間普通の義を用いるべきか。(太田左衛門尉御返事)とありますが、これを「信仰心さえなければ地域の祭りで神輿を担いでも謗法にならない」というように解釈するのが学会員です。完全に四悉檀を誤解し悪用している。「四悉檀を心に懸ける」とは我々信徒の立場で言えば「折伏を心に懸ける」ということです。神輿を担ぎながら神天上の法門を主張してたら単なる莫迦か異常者です。(笑)

創価・顕正からの退会・正宗への移籍のご相談はメールでお気軽に。※正宗への勧誘目的ではありません。sokadamedasi@gmail.com 

 

▼一日「イチ押し」お願いします

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 創価学会 批判・告発へ
にほんブログ村


創価学会ランキング