創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

御講拝読御書研鑽(2020年8月・聖人御難事)

罰は総罰別罰顕罰冥罰四候、日本国の大疫病と大けかちとどしう(同士討)ちと他国よりせめらるるは総ばちなり、やくびやうは冥罰なり、大田等は現罰なり別ばちなり、各各師子王の心を取り出していかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず師子の子又かくのごとし、彼等は野干のほうるなり日蓮が一門は師子の吼るなり

今月の御講拝読御書は「聖人御難事」です。【余は二十七年なり】と大聖人が出世の本懐である戒壇大御本尊を顕されることを宣言したした御書で「出世の本懐抄」ともいうべき御書です。最初に罰を4つ挙げています。このうちの別罰・顕罰・冥罰については個々人の因果に関わるものですから個人の信心により変毒為薬・転重軽受可能な罰ですが総罰だけは自分一人の信心では如何ともしがたいのです。総罰の「原因」とは、

◆聖人をあだめは総罰一国にわたる又四天下又六欲四禅にわたる、賢人をあだめば但敵人等なり、今日本国の疫病は総罰なり定めて聖人の国にあるをあだむか(日女御前御返事)

と言われているように大聖人即戒壇大御本尊を「あだむ」ことが総罰の「因」であるとうことです。「あだむ」とは「謗法」と同義語で

「日女御前御返事」の上記の御文の次下に、

◆設ひ日月の光ありとも盲目のために用ゆる事なし、設ひ声ありとも耳しひのためになにの用かあるべき、日本国の一切衆生は盲目と耳しひのごとし、此の一切の眼と耳とをくじりて一切の眼をあけ一切の耳に物をきかせんはいか程の功徳かあるべき

と書かれていいるように、創価や身延のように「積極的に大御本尊をすてる」だけではなく大御本尊を信じないという他宗あるいは無宗も含まれます。つまり大御本尊(ご本仏)否定だけなく大御本尊不信も謗法であるということです。ここに折伏の大事があるのです。「総罰の因」をなくしていくためには自分が信心をすることだけなく他の不信・謗法の人々に正法に目覚めてもらわないとなりません。【一切の眼と耳とをくじりて一切の眼をあけ一切の耳に物をきかせん】との一文を読むだけでいかに折伏が難事中の難事であるかわかります。目の見えない人の目を見えるようにする。耳の聞こえない人の耳を聞こえるようにするのが折伏なのですから。だからこそ【師子王の心を取り出して】望まなければ折伏はできません。ただ逆に言えば「獅子王の心」は自分の中から「取り出す」ことが出来るのですから必ず誰もが折伏をすることができるのです。その獅子王の心を取り出す方法が唱題です。日蓮が一門は師子の吼るなりとはいわゆる「師子吼」と言われていますが、「師子吼」とは、

◆師子吼とは仏の説なり説法とは法華別しては南無妙法蓮華経なり、師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法吼とは師弟共に唱うる所の音声なり作とはおこすと読むなり、末法にして南無妙法蓮華経を作すなり。(御義口伝巻上)

ということです。我等が御本尊に向かって唱題する時は御本尊(ご本仏)もまた我等とともに唱題をしているのです。つまり唱題行こそが「師子吼」なのです。勇ましい言葉で折伏したり或いは邪宗の徒を破折したりすることだけが「師子吼」ではありません。唱題こそがその根本です。唱題を重ねれば必ず自身の中から「師子王の心」を取り出すことができます。そしてその心を持って折伏してくわけです。折伏・破折をすれば誹謗中傷を受けることもあるでしょう。しかしそうした誹謗中傷に怖気づくことは全くないのです。(もちろん常識的な折伏が大前提ですが)挫けそうになったら唱題を重ね師子王の心を取り出すのです。もっとも、そんな立派な事をいいながら私は自分が世界平和や一切衆生の幸福を成しとげられるなどとは思っていません。私はただ自分の身内や友人そして自分と縁をした方々が別罰顕罰冥罰を受けて欲しくないなと思っているだけです。もっというと私の周囲の人達が別益顕益冥益の功徳を受けて欲しいと願っているだけで、あまり「総罰」とか考えません(笑)でもそれでいいと思ってます。法華講員が自分の周りの人達を折伏することが延いては総罰を無くすことにつながっていると思うからです。学会活動家のように個人折伏もしないくせに世界平和とか一切衆生の幸福を祈るような態度は「空題目」以外の何物でもないと思います。そもそも創価や顕正こそが総罰の最大の因ですけどね。とにかく先ずは朝晩の勤行唱題で日々「師子王の心」を取り出して毎日過ごしていきましょう。因みに無宗教の人には「罰論」は言わない方がいいですよ。無宗教の人は内外相対の範疇の方達です。いまだ仏法の因果律を知らない人たちに「罰」とか「功徳」とは言っても分かってもらえないし、ましてや「罰論」を言うと反感を持たれますから。折伏は四悉檀を心がけてやらないと成就しません。


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