公明党が来春の統一地方選挙で、立憲・中道と締結していた選挙協力を解消した。もともと公明党にとっては、地方選挙で立憲と選挙協力するメリットは皆無だから当然だろう。立憲は公明党に骨の髄までしゃぶられて利用価値がなくなったからポイ捨てされたということだろう。そして今度はまた公明党の岡本三成や斉藤鉄夫が、自民党との復縁を仄めかしいる。自分達が中心になって最大野党の立憲を乗っ取り、中道改革連合を立ち上げて政権交代を画策したものの、総選挙で大敗し思惑が外れた途端に中道改革で当選したはずの旧公明の28人は早々と撤退し復党したが、このままでは党勢は衰えるだけで存在感がなくなっていく事を恐れ、今度はまた自民との連帯を言い出す。こうなると結局は中道改革の結党は、公明党が選挙に勝つ為だけの手段に過ぎなかったと言われても反論の余地はないだろう。
こうした公明党のあからさまな党利党略だけの動きに多くの有権者のみならず、身内の創価学会員からも批判の声が上がっている。またそうした公明批判の声にSNSで応戦している学会員が火に油を注いでいる状態だ。なんにせよ今後公明党が政界再編の軸になることはあり得ないし、自民との再連立も難しいだろう。今回の総選挙で自民は公明が離脱しても大勝し、公明と組んだ衆院立憲は100議席以上を失った。つまり公明票なんてものは選挙の当落にさほど影響力がないことがバレてしまったわけだ。公明が自民と組める唯一の道筋は、高市から林芳正などが総理総裁になり自民左派が主流派になった時だと思うが、そんなことになれば岩盤保守層のみならず浮動票すら逃げて自民党は石破時代の議席数に逆戻りだ。さすがに林芳正あたりを総理総裁にして公明と再連立しようという愚者は自民党内では少数ではないだろか。また最大野党の立憲の大惨事を目の当たりした他の野党も、もうどこも公明党の口車には乗らないだろう。衆参であと1回づつ国政選挙が行われれば公明との議席は共産党と変わらない程度になり弱小野党に転落するだろう。私は15年以上前から、「創価学会は立正佼成会、公明党は共産党程度の規模になる」と言っていたが、その予想通りになるのも案外早いかも知れない。
ともかく公明党はもうキャスティングボードを握っていないのだ。それなのに自分達が「軸になれる」「キャスティングボードを握っている」と思っているのなら、とんだ勘違いで虚勢なら哀れなものだ。有権者が政治家や政党に望むのはスキル以前に誠実であることだ。最近の一連の公明党の動きを見ていると、なりふりかまわず自分たちの利益をだけを求めて不誠実極まりないと思う。支持母体の創価やその会員達が不誠実な人間が多いから、全員が学会員の公明党議員もやっぱり、「謝罪しない」「撤回しない」「相手を利用する」という体質の人間なのだと思う。国会に蝶ネクタイ姿で登場する伊佐進一なんて国会や国民を馬鹿にしているとしか思えない。しかも文春記事で高市をあれだけ追求しながら、その件については結局バクれているのだから本当に政治家以前に人として欠陥があるとしか思えない。有権者の多くは公明と自民の再連立なんて望んでいないのだから、公明議員は国会の片隅で文春片手に政府批判のネタ探しでもしているのがお似合いである。
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