創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

御講拝読御書研鑽(2022年2月・土篭御書)

日蓮は明日佐渡の国へまかるなり、今夜のさむきに付けてもろうのうちのありさま思いやられていたはしくこそ候へ、あはれ殿は法華経一部を色心二法共にあそばしたる御身なれば父母六親一切衆生をもたすけ給うべき御身なり、法華経を余人のよみ候は口ばかりことばばかりはよめども心はよまず心はよめども身によまず、色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ

 

今月の御講拝読御書は『土篭御書』です。竜の口の法難の折に捕えられ土牢にいた日郎に与えれたお手紙でこの1週間ほど前にほぼ同じ内容の『五人土篭御書』も認められていることから、土牢に拘置されていたのは5人で、日朗・日心・坂部入道・伊沢入道・得業寺ではないかと言われています。竜の口の法難の時は邪宗の者どもの讒言等で大聖人のみならず門下の僧俗が無実の罪で迫害を受け1000人の内999人が退転したと言われているように大聖人教団の一大危機でした。思えば正宗が創価を破門した時の宗門も人数的には壊滅状態でした。私も当時何も知らなかったとはいえ創価の奸計で退転した999人の内の一人でした。時代は違えど邪教のやり口は変わらないとつくづく思います。さて、大聖人は門下として土篭に拘置されている日郎らにご自身が明日佐渡に向かわれるという中でこうして激励のお手紙を認めます。そのような大聖人の御振舞いに、ただただ目頭が熱くなります。日郎たちにとって、このお手紙はどれほど有難く心強かったか想像に難くありません。この御書で大聖人は、「身・口・意」の三業即ち色心二法で法華経を読むことが大切であると御教示されています。因みに、「身は色法」、「意は心法」、「口は色心二法」です。世法でもそうですが思っているだけ言っているだけで行動が伴わなけば何の結果もでません。事の一念三千の仏法である大聖人の仏法は、「事=行動(身)」があって初めて自身が事の一念三千の当体になる。つまり事として一生成仏できるということです。では私達にとって具体的に「身・口・意」の三業での修行とは何かというと、日寛上人が『如説修行抄』の文段で、

◇常に心に折伏を忘れて四箇の名言を思わずんば、心が謗法になるなり。口に折伏を言わずんば、口が謗法に同ずるなり。手に珠数を持ちて本尊に向かわずんば、身が謗法に同ずるなり。故に法華本門の本尊を念じ、本門寿量の本尊に向かい、口に法華本門寿量文底下種・事の一念三千の南無妙法蓮華経と唱うる時は、身口意の三業に折伏を行ずる者なり。是れ則ち身口意三業に法華を信ずる人なり云云

と御指南されているようにまずは日々の勤行・唱題が基本です。色々な祈りはあるでしょうが必ず折伏を祈りの中に入れることが重要です。必ずしも具体的な誰かを祈る必要はありません。ただ「折伏したいです」と心に念じるだけいいのです。要するに「折伏を忘れない」ということが大切であってその思いを多少であっても心に念じ勤行唱題を実践することが色心二法で法華経を御書を読むということなのです。当然、正しい本尊(戒壇大御本尊)を念じる(信じる)ことが大前提です。さて、今回の御文は総じて付文の辺においては大聖人の仰せのままに信心をして難に遭う弟子檀那らは法華経を色心二法で読む信徒ですが、別して文底の辺においては色心二法で法華経を読んだのは日蓮大聖人お一人です。

日蓮は日本第一の法華経の行者なりすでに勧持品の二十行の偈の文は日本国の中には日蓮一人よめり(寂日房御書)

私達が、法華経を身読できるのは他でもない日蓮大聖人のお陰なのです。私達は大聖人の弟子であるからこそ法華経を身読できる。大聖人の弟子でなければ法華経を身読できないのです。何故ならば上記の日寛上人の御指南にあるように大聖人の弟子でなければ、大聖人の出世の本懐であり色心二法の当体である法華本門の本尊即戒壇大御本尊に向かうことが出来ないからです。創価民も「御書を身読した(しろ)」などと言いますが戒壇大御本尊を捨て大聖人の弟子であることを放棄した創価や顕正・正信会に法華経も御書も身読できる道理はありません。口で南無妙法蓮華経と言っても、「意」も「身」も謗法ですから三業不足で色心どちらもありません。つまり創価顕正会の活動で受ける難(のようなもの)は、全て別罰なのです。私達法華講員は違います。大聖人の弟子として色心二法で仏法を行事ることができます。つまり一生成仏の記別を御本仏から与えらているのです。折伏して嫌な気分になりたくない。勤行は面倒くさいからやりたくない。まぁそういう時もあるでしょう。でも南無妙法蓮華経を身読できるのは大聖人の弟子旦那しかいないのです。折角、そのポジションにいるのだから折伏も勤行唱題も登山・参詣・御供養もできる限りしたいものです。今回の御文は次下に、

◆天諸童子以為給使刀杖不加毒不能害と説かれて候へば別の事はあるべからず。

と「安楽行品」の文を引き色心二法で信心をする人は諸天善神が必ず守る。とその功徳が書かれています。私も最近、個人的な緊急事態に遭遇しています。色心二法の祈りでいい結果を出したいと思っています。

 

 

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