創価学会退会準備中の皆さんは、「消極的自由」と「積極的自由」という言葉を聞いたことがありますか?英国の政治哲学者、アイザイア・バーリンが著書『自由論』のなかで述べている概念です。「消極的自由」とは自分の行動や選択が単純に他人から干渉されないことで「積極的自由」とはより高い価値を求めて自分から自律的に行動する事をいいます。バーリン以前の政治哲学者のエーリッヒ・フロムも著書『自由からの逃走』のなかで、消極的自由とは【~からの自由】、積極的自由とは【~への自由】であると論じ、人々に消極的自由がもたらされたことで孤独が生まれ逆に強い支配者・権力者やナショナリズムに惹かれていきやがて全体主義を支持してナチスを指示したとして積極的自由への逃走が重要であると考察しました。フロムの言に随えば創価活動家は消極的自由へ逃げ込んでいる言えます。草創期の創価は「貧乏人と病人に集まり」と揶揄されたように、貧乏や病気或いは孤独からの自由を求め創価に入会した人が大多数です。決して創価学会により高い価値を求めて入会したのではないでしょう。フロムの言うように自由=孤独を恐れて逆に支配されることを自ら望み創価学会という支配を享受しする道を選択したのです。彼等は「創価家族」という疑似家族に身を置いて自立して孤独になる恐怖から逃れているのです。しかしそのような信仰・組織には自分を解放し自立し真の自由を得る道はありません。だから創価を退会予定の皆さんには積極的な自由を求めて欲しいのです。「創価学会から退会する」のではなく、「〇〇をするために退会する」。「〇〇」は趣味でも仕事でも家族でも友人でも何でもいいんです。単に創価学会を退会することを目的とするのではなく、「何かをするため」「何かを手に入れるため」に創価を退会することを目指してください。創価学会を退会するのは目的ではなく手段なのです。「家にいたくないから家を出る」のではなく「行きたい場所があるから家を出る」のです。「家にいたくない」という理由だけで家出しても行先もなくただ彷徨うだけで最悪は再び家に戻らざるを得なくなってしまいます。これではいけません。創価を退会したあとの目的地を探して決めておくことが大切だと思います。私の場合は信仰は続けたかったので、信仰面では日蓮正宗で私生活では趣味(当然そこには友人達の交流も含みます)が目的地になりました。だから創価に対する私怨は微塵もありません。創価を奇妙な形で退会させられて(私は退会届も自分で出していないし除名にもなっていません)本当に良かったと思っています。世の中には創価にいたら体験できないことはたくさんあり創価学会員以外に友人になれる人たちがたくさんいます。それらを自分から積極的に探してくださいね。
創価学会の退会方法(静かに創価を去るために) - 創価ダメだしブログ
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