創価ダメだしブログ

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公明党が次期戦闘機輸出を容認。学会員達は何を思うのか?

公明党は、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国輸出について、紛争助長を避ける歯止め策の厳格化を条件に容認する方向で検討に入った。従来は慎重だったが、輸出の必要性を訴えた岸田文雄首相の国会答弁を評価した。8日に行う自民党との政調会長間協議で具体化に向けて議論する。政府、自民は月内にも合意したい考えだ。複数の関係者が7日、明らかにした。(共同通信公明党が次期戦闘機輸出を容認した。それについては想定内だから別に驚きもしない。最初は反対・慎重な姿を見せるパフォーマンスをしておいて最後は「歯止めを設ける」といって容認する。第2次安倍政権の時の集団的自衛権の行使容認、岸田政権の安保3文書、そして今回の武器輸出も全て同じパターンで、もはや美しいほどの予定調和である。多くの国民は既にこの公明党のパターンを熟知しているが公明党としては一応は創価学会員向けのポーズを取るのがお約束だからこの茶番を毎回繰り返している。でもそろそろ公明党は「平和の党」の看板を降ろすべきだし、支持団体の創価学会も「世界の平和を目指している」と世間を欺くのは傍から見るとバカ丸出しなので止めた方がいいだろう。どんな政策でもメリット・デメリットがある。その賛否の判断をするのが政治である。そして今の政治は与野党問わず党利党略が優先されている。公明党も政治的判断(党利党略)でこれまでも今回も強硬的な安保関連の政策を容認してきた。しかし池田大作の主張した「世界平和」という視点から見れば武器輸出容認はいき過ぎではないか?。確かに「世界平和」とひと口に言ってもその方法論は複数の選択肢をもつ。軍事力による抑止効果に頼る「世界平和」であるならば武器輸出も核兵器所持も是だろうが、私が知る限り池田大作が語っていた世界平和への道筋はハードパワーの抑止力による平和の構築でなくソフトパワーの対話によるものではなかったか。『人道危機の悪化や各地で相次ぐテロ行為の背景にある「通常兵器の拡散」に歯止めをかけるための制度強化です。(中略)武器取引の規制は、21世紀の世界の平和を展望する上で決して放置することのできない課題として、私も1999年以来、毎年の提言などで繰り返し訴えてきたテーマでした(2016.1.26 「SGIの日」記念提言)』などの池田の発言を読めば寧ろ武器・武力による抑止力には常に否定的だったと理解している。私の理解が正しければ公明党創立者である池田大作の意に反しているし、その公明党、そして連立を組む自民党を支援し両党に投票している学会員は池田の平和理念を否定する師敵対ではないか。私は池田の大謗法を責めて破折をしているが池田の全てを否定しているわけではない。彼の「平和」やその他の一派論としての思想には共感できる部分もある。本当の世界平和と一切衆生の安穏を希求するのであれば武力と貧困と差別をなくしていかなければならないと多くの人々も思っているはずで池田も同じだろう。そうであれば武器輸出は無条件で反対すべき事案であるはずだ。「歯止めの設定」なんてナンセンスだ。そもそも今まで政府与党(国会議員たち)が約束を守ったことはない。公明党だって昔は『消費税は悪』『原発0』とポスターまで作って主張していたのに「時代の変化」のひと言で昔の公約を反故にしてきた。「悪」というものは、少しでも一度でも許してしまえば限りなく拡大していくものだ。最初は日顕上人や宗門僧侶の批判だけしていた創価がいまでは戒壇大御本尊を棄て日興上人の僧宝の座も剥奪している姿を見ればわかるだろう。このようにそもそもが学会の罵活動家は自分で善悪が区別を判断できず組織の命令に従う事が「善」だと思っている奴隷のような人種だからやがて公明党憲法改正に賛成し憲法9条を変更しても「時代が変わった今はそれが正義だ」と主張しかねない連中である。だから彼等は選挙には興味を示すが政治には無関心なのである。「選挙は信心」という言葉がそうした彼等の姿を如実に表している。しかし池田の平和思想に反するような公明党そして自民党を支援することは「創価学会員としての正義」なのだろうか?それが本当に「創価学会員としての信心」なのだろうか?集団的自衛権の行使容認以降は公明党に異を唱え批判している現役学会員も増え創価本部はそのような学会員を逐次処分している。本部に忠実な学会員達は処分された同志を批判するが、元学会員の私からすれば今の公明党を批判することが池田の意向に沿っているし政治を監視するという戸田の指導とも合致していると思えるし創価学会員の保守本流に見える。むしろ今の原田創価公明党は池田思想の破壊者ではないだろうか。まぁアンチ創価勢としては現在の原田執行部と罵活動家達が池田思想を破壊してくることは吝かではないが、学会員達が現在の公明党に何を思っているのか聞きたい気持ちである。今の公明党を池田思想の原点に戻すためには創価本部の意向を無視して公明党を支援しないこと。池田好きで真面目な学会員ほどこのジレンマに苦しむのだろう。元同志として同情申し上げる。

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