創価ダメだしブログ

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月間ペン事件で分かった池田創価の事実①

諸々の裁判や国会の証人喚問から「私を守れ!」と叫喚して逃げまくっていたらしい池田大作が法廷に立ったのは「大阪事件」と「月間ペン事件」の裁判だが世間の注目を引いたのはやはり「月間ペン事件」の方だろう。「月間ペン事件」では2度にわたり池田が証人出廷し明らかになった事実がいくつかある。今の若い学会員は知らないだろうから「月間ペン事件」関連で判明した事実を教えておこう。その前に「月間ペン事件」の経緯を簡単に書いておく。雑誌『月刊ペン』が1976年(昭和51年)3月号に掲載した「四重五重の大罪犯す創価学会」の4月号に掲載した「極悪の大罪犯す創価学会の実相」という記事が創価学会池田大作会長(当時)及び女性会員2名の名誉を毀損した名誉毀損罪(刑法230条ノ2)にあたるとして、編集長の隈部大蔵が刑事告訴され有罪判決を受けた事件である。1976年(昭和51年)6月11日に創価学会側が名誉毀損刑事告訴し隈部が逮捕・起訴されることから始まり、一審の1978年(昭和53年)6月29日東京地方裁判所判決、二審の1979年(昭和54年)12月12日東京高等裁判所判決では、記事の内容が真実であるかどうかについての審理がないまま隈部を有罪とし懲役10カ月、執行猶予1年の判決を言い渡した。その後、1981年(昭和56年)、最高裁判所が職権で原判決を破棄し東京地裁に差し戻した。差戻審では事実審理に入り1審で隈部に対し「罰金20万円」の有罪判決。2審の高裁も1審の判決を支持した。隈部はさらに最高裁に上告したが1987年(昭和62年)に本人が死亡し審理が終了したというので、このうちの差戻審で池田大作が2度法廷に立って証言したわけである。この一連の「月間ペン事件裁判」ではそれまで一般会員には知られていなかった事実が新たに発覚した。創価の様にデッチアゲやデマではなく、またそうした創価のデマを調べもしないで発言するような無知性な学会員とは異なり、あくまでも裁判の過程で「事実」認定された事項とそれに対する個人の見解を書いてみたいと思う。

創価勝訴・隈部敗訴・・前述の通り創価側の勝訴で結審している。ただ隈部が裁判途中で死亡したので最高裁で最終決着には至っていないが隈部の池田等に対する名誉棄損が認められたのは事実である。この判決を根拠に創価は隈部の主張を全てウソと断じているが、池田創価が清廉潔癖であったという判決の内容ではない。創価民は裁判に勝訴すれば敗訴した側の主張が全てウソだと思っているフシがあるが、裁判における判決の要因はそんな単純なものではない。「月間ペン事件」の判決文の内容を読めば隈部の話が全て作り話だと言い切れない部分が多々ある。

②差戻審で減刑の結果がでる・・これも前述したように、当初は隈部に対して「懲役10カ月、執行猶予1年」の判決だったがこの判決は最高裁で破棄され差戻となり、差戻審では「罰金20万円」と懲役刑から罰金刑に変わっている。創価は20万円は当時では最高金額だというが差戻審で事実審理した上で減刑となる判決が出たことは創価側の完全勝利とは言い切れないだろう。つまり隈部が減刑になる要素が池田創価側に十分にあったという事である。

池田大作の出廷阻止の為に裏金を使う・・判決文に(以下太赤字は判決文)「被告人が詫び状を差し入れ、学会側が告訴取り下げ手続きをとることとなったほかに、被告人側からの池田大作に対する証人申請をしないよう求め、そのこととの関連で被害者側(創価学会側)から加害者側(被告人側)へ2000万円、2600万円、あるいは3000万円とも言われる高額の金員が支払われるという、本件の具体的な訴訟手続きとからませた取引がなされた事実が認められる」とある。これにより被害者側であるはずの創価学会が加害者側に3000ないし2000万円を支払い笹川洋平(笹川良一の息子)の仲介により「月間ペン」側に対して裏工作を行った事実が発覚した。(北条浩も認めている)「加害者側が金員を支払って謝るというのでなく、被害者側が右のように高額の金員を支払うという話し合いは極めて異例・不可解というほかない。しかも被害者側から支払われた右金員は、被告人(隈部)の手には渡っていないようであり、結局、どこへ行ったか本件証拠上明らかでないのであるが、行き先はどうあれ、学会側が、このように高額の金員を通常とは異なる特殊な調達方法で用意してまで支払うこととした顛末には納得できないものが残るのである。」との指摘の通り、被害者から加害者に示談金の類の金員を支払うのは一般常識から言って異常だ。しかも被告の隈部にはこの金銭は全く渡っていないだけではなく何処に行ったのかもわからない。さらに特殊な調達方法(裏金)で資金を工面してる。そしても池田自身はこの金銭の流れを全く把握していないと裁判で主張している。これは会長である池田に無断で北条が大金を調達し使用したということで、一般的には北条は業務上横領罪に問われる事案だが創価内では何の問題にもなっていない。この数千万円の金銭は全て一般会員からの財務(浄財)である。それを何に使ったから分からないというのでは会長としてあまりにも無責任であろう。しかも池田はこの一連の裏工作を「全て山崎(正友)に任せた」といって北条ではなく山崎一人に罪を被せるような発言をしてる。まるで「秘書が勝手にやった」と言い訳する悪徳政治家と同じ子供のようないいわけである。しかもこのような裏工作(表に現れたしまったので裏工作ではなくなったが)の甲斐もなく最高裁が逆転破棄差戻し判決を下し結局池田は法廷に立つことになるのだから会員の浄財数千万円はドブに棄てたのも同然となった。訴訟費用として使われるならまだしも裏金として信徒の浄財を使うという池田創価の不適切な財務の運用と他人に責任を押し付け自分では責任を取らないという無責任な池田創価の実態が事実として発覚したのである。

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