◆正月の一日は日のはじめ月の始めとしのはじめ春の始め此れをもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく日の東より西へわたりてあきらかなるがごとくとくもまさり人にもあいせられ候なり。（十字御書）
2023年、新年明けましておめでとうございます。皆様方におけれましては穏やかな新年をお過ごしのこととお慶び申し上げます。私は、年末より体調を崩しており少しずつ回復はしていますがまだ本調子ではなくここ数年に無かった波乱の幕開けとなっています。幸いコロナは陰性でしたが微熱が続いている状態です。年末にコメントいただいた方にお礼の返信も出来ずに申し訳ありませんでした。元朝勤行に参詣しようと思ていたなのでが運悪くその時に熱が高くて元朝勤行への参詣は断念しましたが１４時からの元旦勤行にはなんとか参詣し初参りをすることができて安堵しています。
◆抑今の時法華経を信ずる人あり或は火のごとく信ずる人もあり或は水のごとく信ずる人もあり、聴聞する時はもへたつばかりをもへどもとをざかりぬればすつる心あり、水のごとくと申すはいつもたいせず信ずるなり、此れはいかなる時もつねはたいせずとわせ給えば水のごとく信ぜさせ給へるかたうとしたうとし。（上野殿御返事）
さて、一年の初めには信仰者であれ無信仰者であれ多くの人々は今年の目標を立て決意も新たに心を奮い立たせることだと思います。信仰者である私達法華講員は仕事や家庭と言った世間的な目標や願いの他に信心に対する決意も新たにすると思います。「今年は毎日１時間唱題しよう」「今年は毎月の御講に欠かさず参詣しよう」「ことしこそ折伏成就をしよう」とみなさん各々色々な決意していると思います。ところがこの年頭の決意もお正月が遠くなるにつれて薄まってきて次のお正月が近づくころにはスッカリ忘却の彼方に消えていたりします（笑）世間的な目標や決意ですらいつのまには忘れてしますのですから信心の決意はもっと簡単に消えてまう。つくづく末法の荒凡夫である我が身を恥じ入るばかりです。そうならないためにはやはり日々の勤行・唱題が大切だということをここ数年でようやく気が付きました。私の今年の信心の目標はそんな大きなものではありません。日々の勤行と１日平均２時間の唱題。御講への無遅刻無欠席。毎日少でも教学の研鑽する。折伏は最低一人。それと今年は慶祝登山があるので昨年より多く御登山をしたい。要するに去年と変らない感じです。創価時代からずっと「水の流れの様な信心ができるようになりたい」と思ってきましたがようやく少し「水の信心」に近づけたかなと思っています。もちろん、傲慢にならず日々精進していきたいと思います。また、今年も当ブログにおいては創価等の大謗法に対しては「火を吐くような」信心で破折していきたいと思っていますので、今年も１年どうぞよろしくお願いいたします。
▼一日「イチ押し」お願いします
