創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

任用試験~地に落ちた創価教学と試験実施の思惑。

来週の日曜日に、創価の任用試験が実施されるようだ。任用試験とは創価学会の教学試験のうち一番最初に受験するいわば基礎中の基礎となる教学の試験である。その任用試験の教材である8月号の『大白蓮華』を知人の創価員から入手したので現在の創価の任用試験とはどの程度のものなのか読んでみた。

創価学会の歴史』や『日顕宗を破す』などという項目は、創価のプロバガンダだということは調べればわかる事なので今回は突っ込まないが、いわゆる【基礎教学】が酷すぎる。例えば、【大聖人の御生涯】の章で日興上人への相承について、「日興上人はただ一人、大聖人の不惜身命の広宣流布の精神と行動を受け継がれました」大白蓮華より引用)などと馬鹿な事を教えている。日興上人が唯受一人相承をされたのは、法体と法門であって「精神」と「行動」などという陳腐な話ではない。池田創価がその「精神と行動」を受け継いだから正しいといいたのだろうが、精神も行動も法体の相承なくしては大聖人の仏法を正しく後継したことにはならないのは自明の理である。さらに驚くべきなのは、今回のテキストには、『十界』の説明だけで、『一念三千』も『五重の相対』も書いていないのである。

『五重の相対』は大聖人が立てられた大聖人仏法独自の教判であり、その中の種脱相対は大聖人仏法を知るうえで最も重要な法門であり基本中の基本となる教えである。また『一念三千』はいうまでもなく法華経基本法門であり、法本尊を説明するには不可欠な法門である。この二つを教えなければ、人本尊開眼の書である『開目抄』も法本尊開眼の書である『観心本尊抄』も理解できない。つまり御本尊を理解も説明もできないということである。なので『一念三千』も『五重の相対』も大聖人仏法における基本中の基本で、昔の任用試験では必ず出題される一番最初に、そして必ず覚えるべき法門・法義である。しかも種脱相対も一念三千も教えないで、『南無妙法蓮華経』の解説はしていて出題範囲なのである。(その南無妙法蓮華経の解説も大聖人仏法ではなく創価仏法なので間違ったことを教えているが)いや~こんなことはあり得ないだろう。いくら創価仏法とは言えちょっと驚いたの同時に創価の任用試験のレベルも「ここまで落ちたか」と嘲笑してしまった。これではいくら受験生が学習した所で何も意味をなさない。基礎となる法義は教えないで、ウソと捏造を教え込む。これが洗脳でなけれな一体何なんだ?と思わざるを得ない内容である。こんな教学を学んでいるから今の創価活動家は簡単な対論にも耐えれず誹謗中傷でしか法華講に対抗できなのだろう。もっとも今回の任用試験の実施は、教学を学ぶ以外に他の目的があるのだろうと考えている。その目的とはズバリ、来春の統一地方選挙の集票だろう。そういえば創価活動家が懸命に任用受験の啓蒙をしていた。末端の活動家は純粋に「仏法を学ぶため」と思って受験者を増やしていたのだろうが、創価本部としては内部や未入信者を来春の地方選で公明党に投票させるための手段として任用試験を利用するのが目的なのだろう。任用試験を受験する人なら少なくても選挙で公明党に投票依頼するのは容易い。また任用受験者の数を地域ごとに掌握しておけば票読みにも利用できる。創価の本当に目的は、大聖人の仏法を教えることでなく来年の選挙への布石。つまり教学試験を隠れ蓑にした選挙の事前運動という位置づけではないか。日蓮大聖人の仏法を学んで欲しいと願っているならば、前述の通り『一念三千』や『五重の相対』を学習内容から削除することはどう考えてもあり得ない。選挙のタマとは知らずにしかも創価のインチキ教学を勉強して役に立たない教学試験を受験する人達は実に気の毒である。ぜひとも試験当日はドタキャンして紅葉狩りにでも出かけて欲しいものだ。試験を受けたら貴方はもうただの「1票」である。

 

▼一日「イチ押し」お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 創価学会 批判・告発へ
にほんブログ村


創価学会ランキング