今週の日曜は参院選挙の投開票日。創価活動家は相変わらず期日前投票へ内部・外部を連れ出しで毎日忙しそうだ。SNSを見ていると創価員に投票所まで連れて行ってもらっても公明以外の政党に投票した人も結構いるようで公明党比例800万票の目標達成はするのか結果が楽しみである。(おそらく無理だろう)注目は岡山選挙区。自民党の小野田紀美候補が公明党の推薦を拒否。怒った創価・公明サイドは対立の野党候補を応援していているようでこの選挙区の結果からも目が離せない。しかしこれもオカシナ話だよ。連立を組んでいる自民の候補が推薦拒否したらその候補を落選させようとするかね~。自民党に対し公明党の力を見せつけるというのが狙いなんだろうけど(要するに創価お得意の恫喝)、こんなことをする政党と連立を組む自民党もかなりおかししいわ。どちにしても小野田氏の当落如何によっては今後の自公の関係に変化が起きるかもしれない。というか既に小さな亀裂が入っているとみていいだろう。岡山選挙区の結果は気になる。小野田氏のような候補を落選させるようであれば自民党の未来は暗い。小野田氏にはぜひ創価公明のイヤガラセを跳ねのけて当選してもらいたい。さて、全体的には今回の参院選は最初から無風といわれ自公与党で改選過半数は間違いないだろう。また自民党の完勝ということになる見通しだ。とにかく各野党が協調しない結果、自民に負けるといういつものパターンになるだろう。大型スパー(自民党)の脅威に対していつまでも「うちにはうちのやり方がある」といってそれぞれの店が勝手にやっているが野党。本当は商店街として協力しないと大型スーパーに対抗できないのだがそれが出来ないのは野党各党の党首が一国一城の座を守りたいからなのだろう。自公が完勝するとなると今の路線は変わらないということになる。つまり増税・物価高・社会保障の縮小・防衛費拡大などなど今までの暮らしの延長が選挙後には待っているわけだ。本当にみんなそれでいいのかと思う。そんなに国民はいまの暮らしに満足しているのだろうか。少なくても私は今の状況に満足していないし様々な不安は拭えない。公明党の議員がよく使う言葉に「政治の安定化」という趣旨のモノがあるが、安定=安心ではない。いまの暮らしが安心できる暮らしならば政治が安定することはいいことだが、不安と不満の暮らしを安定させるような政治・政権が安定するのは避けなければならない。また先日、自民党の大臣が「野党のいう事などなにひとつ聞かない」と発言してたが、これが与党の本音であることは間違いない。それはどの政党が与党になっても同じことを思うだろう。だから私は以前から衆参ねじれ国会がベストだと思っている。本来は米国のように2大政党化するのが望ましいが日本では巨大野党が存在しなし今後も巨大野党が出現することも前述の通り各野党党首の器が小さすぎて望み薄だ。なので2大政党化は難しい。よって衆参でねじれ現象を起こす以外に野党に投票した国民の意思を国会で反映させる方法はない。ねじれ国会であっても本当に国民に支持されるような法案は与野党で擦り合わせて成立させる。いままでもそうだった。だからねじれ国会となっても問題はない。むしろねじれていた方が国民の最大公約数の法律を成立されることができると思っている。意外と分かっていない人も多いが参院選挙では政権交代はしない。だから参院選挙で野党が勝っても野党政党が政権を担うことにならない。だからこそ逆に安心して野党に投票できる。まぁ今回の選挙では自公がまた勝利して私の希望するねじれ国会にはならないだろう。そして野党の声を無視して自公与党の決めた法律がバンバン成立する。消費税もやがてまた上がるし、年金や生活保護費はまた下がる。防衛税も新設されるかも知れない。憲法や安全保障関連も今よりも右傾化するのは必須だ。いままで30年間、全く豊かになっていない日本がまだ続くと思うとウンザリする。それでもいまのところ投票先は決めていないが、とりあえず投票日には自公以外の野党に1票投じてくるつもりでいる。「選挙に行っても何も変わらない」って私も昔は思っていたが、選挙にいかないと知らぬ間に色々なことを変えられてしまうのだから、やはり選挙には行った方がいいと思う。特に未来の時間が多く残っている若者は選挙に行っておかないと将来自分たちの首を絞めかねないことになるかも知れないよ。
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