以前も書いたけど創価には未来部と呼ばれる組織がある。小学生は少年・少女部から始まって、中等部・高等部までが未来部と呼ばれる。俺は少年部の本責を２年ほどやっていたが未来部と呼ばれる創価２世以降の子供たちには色々と苦悩がある。少年・少女部は、勤行しないと怒られるとか合唱団に無理やりいれらるとかまだ多少可愛い苦悩なのだが中等部・高等部ともなると「進路」の悩みが結構シビアな悩みとなって彼らの身の上に降りかかったりする。その「進路」の悩みとはズバリ「創価学園」問題だ。少年・少女部の親御さんの中にも子供を創価中に進学させたがる人もいるが創価学園の場合は大学より高校・高校より中学といった具合に下にいけばいくほど難関になるから創価中に合格するなんて俺の居た本部では数年に一人のレベルなのでまぁ「記念受験」的な子も多かったしそもそも創価中を受験するのは４００人ほどの本部内で毎年１０人いるかどうかで、担当者としても子供や親たちに創価中受験をプッシュすることもないのだが、中等部・高等部の担当者ともなるとそれなりの学力のある未来部員さんに創価学園を受験するようにプッシュするようになるわけだ。勿論、その子のためという訳じゃなくて組織としてそのように指導するわけだね。創価の年間目標にも毎年のように未来部への「創価一貫教育をはじめ進学推進に全力を挙げる」という目標が掲げられる。まぁなんのことはない。創価学園の受験を推進しろってことだ。少子化だからね学校にとって「受験料」は収入の柱だからとにかく受験させろ（受験料を払え）ってわけだね。子供が創価学園を受験したい。創価学園に行きたい。と言ってるならそれも問題がないのだが、未来部メンバーの中には「創価学園に行きたくない」「他の学校に行きたい」と思っている子達がたくさんいるんだよね。だけど親御さんの中には無理やり創価学園を受験させる人も多い。子供としたら行きたくない学校を受験してもしも合格したら行かなきゃいけないしかと言って受験に失敗するのも怖いから本当に悩んでいるわけだ。強烈な親御さんになると「創価学園以外は受験させない」「創価学園以外は行かせない」という人もいる。そうした親御さんを持ってしまった未来部の子供達の苦悩は本当にみていて可哀想になってしまう。確かに親として創価学園に行かせたいたいという気持ちは分からないわけではないが、創価学園以外の選択肢を与えないのは行き過ぎだろうと思う。中には奨学金で大学に行こうとしている子供に対して創価大学以外なら奨学金申し込みの書類にサインをしないという親もいる。そういった子供は行きたくもない創価大学に奨学金を借りて通わなければならないのだから辛いと思う。もちろん創価学園が三流校だと思っていない。今はそこそこの学校だし就職にマイナスということもないのだが、他に行きたい学校があればそれを優先させてあげるのが親の努めだと思う。まぁ金をださない親に限って口をだすのはこの世の常だ。因みに俺の親も褒められたモンではないが「金は与えられない代わりに自由を与える」といって若いころから自分の思うことをやらせてもらったことには感謝している。さて、創価学園に異常にこだわる親御さんをみているといつも「見栄っ張り」なんだなぁと思う。それとも創価学園に行けば成仏するという教義でもあるのか（笑）ようするに組織の中で我が子が「創価学園に行っているんですよ」とか「創価学園を卒業したんですよ」とか言いたいんだろうなって感じる。子供の気持ちとか将来とかではなく、自分が組織の中でいい気分になりたいだけ。そんな印象がある。そんな親の創価内での見栄のために希望ではない創価学園に通学しなければならない子供はたまったもんじゃないな。創価一貫教育っていったて大学からじゃ全く「一貫」じゃないのだけどね。中学生や高校生ではいくら反発しようとも親には逆らえないわけでもうこれは一種の虐待だよ。でも自分の親を恨んではいけません。どんなに学校に進学しようと最後は自分ですからね。創価学園以外NGなら創価学園に行ってそこで頑張ればいいのです。そもそも君たちの親御さんがそんな風になってしまったのは親御さんが悪いのではなく創価の組織が悪いのです。だからいつかそんな親御さんを創価の組織から救い出してあげてください。その為にはたとえ不本意で創価学園に在籍することになってもそこで学問もそれ以外のこともたくさん学んで学生生活を楽しく有意義なものにして欲しいと思ってます。子供の頃は親は「強者」ですがやがて逆転します。その時には親御さんを創価から救い出してください。学生にとって「進学」「進路」は人生にとって大きな節目かもしれないけど、人生の勝負はまだまだその先にある。不本意でもそうしなければならないことは人生には山ほどあるので、メゲずに頑張って欲しいと全国の「進路」で親と意見対立してる創価未来部の人達にもと未来部担当者としてそういいたいですね。まづはとっとと創価と縁を切って（親には内緒でね）時期がきたら親御さんを創価から救ってくださいね。(大事なところだから3回いいました）
