公明党の石井啓一国土交通相が沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を一時的に停止することを決めたね。
これで、辺野古移転工事が再開できることになった。
これまでも書いたが、辺野古移転についての是非は当事者ではない俺にはなんとも判断ができない。
でも今回の沖縄県知事選挙でデニー玉城氏が勝利したことが沖縄県民の民意であろう。
もちろん、反デニー玉城の県民もたくさんいるのは承知しているが
政治の世界では、選挙=民意という解釈になる。
自公が選挙で勝って与党になれば、消費増税を断行してもそれは「民意」ということなる。
安倍政権が嫌だと言っても安倍さんが総理なのも民意である。
それが議会制民主主義というものなのだから仕方ない。
沖縄県の首長が変わったことによって辺野古移転問題は混迷しているのであるが
最新の民意では「辺野古反対」なのである。
これは、他県に住んでいる俺達がどうこういう問題ではない。
が、政治家たるものは「民意」を汲まないでどうすんだ?と言う話である。
辺野古移設工事を強硬に再開するよりも先に
地位協定見直しなど先にやるべきことがあるのではないかと思う。
今回の石井氏の決定は「民意」とかけ離れた決定であると思う。
与党・自民党の大臣が決定したのではなく、与党・公明党の大臣が決定した。
そこが重要で重大な問題だと思うわけだ。
こんなことをする公明党に政党としての存在価値ってあるのだろうか?
公明党は、<生命・生活・生存>を最大に尊重する人間主義を貫き、人間・人類の幸福追求を目的とする、開かれた国民政党です。と自らをアピールしている。
そしてそれを支援する学会員は公明党が「そのような」政党だと思い込んでる。
今回の決定は本当に「人間主義」と言えるのだろうか。
それを「人間主義」と言えるのであれば創価のいう民衆・人間とはいったい誰のことなのだろう。
確か公明党が与党にいる存在理由は、
「自民党のブレーキ役」との説明であったはずだが、
いまやブレーキ役どころか自民党の燃料の役割しか果たしていない。
もう、公明党なんて解党して自民党の一派閥でいいんじゃないか?
その方が国民もわかりやすいし学会員にとってもいいんじゃないかと思う。
公明党への支援は学会員が嫌われ、会員が活動をしなくなる
大きな要因だろう。そんなことやめた方が広宣流布は進むのではないか?
そもそも学会員以外で公明党が必要だと思っている人間なんてほぼいないだろうし
自民党と別政党で存在する意味なんてない。現実は自民党の山口派なのだから。
それに選挙区に公明候補のいない多くの地域では自民党の議員を応援してるわけで
もう国政選挙に関しては、学会員は事実上ほぼ自民党支持者なのである。
しかも、自民党との選挙協力でバーターしたはずの比例得票は減る一方となれば
学会員の選挙活動って一体何のためにやっているのやらと思わざるを得ない。
もう公明党なんていらないだろ。
多くの民衆は「公明党なんて必要ない」と思っているよ。
学会員さんの中でもそう思っている多いだろう。
沖縄知事選で三色旗振っていた野原氏は創価から誹謗中傷され
野原氏以外でもデニー支持に回った会員さんは組織から村八分状態と聞く。
また、俺も知っている埼玉の篠澤氏の除名も公明党絡み。
他教団のことだけどこんなかとおかしいよね。
選挙で組織からの指示と違う人を支援したとか、政党の政策に異議を唱えたとか
そんなことで除名とか処分をされる宗教団体なんてどこの世界にあるの?
公明党議員や党員が党の方針に反対して処分されるならともかく
その支持団体の宗教法人から処分されるなんて。
もうさ、創価は公明党の支援をやめるか宗教法人を剥奪するかしたほうがいいと思うよ。
それにしても、今回の沖縄県の民意を無視した石井氏のことを
創価幹部・活動家はどのような詭弁で擁護するんだろうね。見ものだよ。
あと、沖縄県の今回デニー氏を支援した学会員さんはもう創価を退会したほうがいいよ。
皆さんの心のよりどころとしてる池田先生の作った公明党は今はないし、
麗しい信心で繋がった創価学会なんていう場所はどこを探してもない化城なんだ。
もしもソレがあるとしたらそんな学会員さんの胸中の肉団のなかにしかない。