創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

「大作命名システム」は親のエゴ

世間の諺には「名は体を表す」といい、

御書にも

◆名は必ず体にいたる徳あり(十章抄)

◆名は物をめす徳あり物は名に応ずる用あり(聖愚問答抄)

との御聖訓がある。

また、天台大師は全てのものには五重玄を有しているといわれている。

「名前」というのは単なる「呼称」ではなく

その名前の中には様々な想いが込められていると思う。

今の会社の設立に当たり社名を決めるのに1ヶ月を要した。

うちの5匹のニャンズの末っ子の「まる」は野良だったが

それでも「まる」と名前を付けるのに2日かかった。

社名も猫の名前も、その名前をつけるには

自分なりの理由があり、そこには様々な想いがある。

うちの一人愚息は、1年以上にわたる不妊治療に失敗した挙句

嫁が信心で授かった子供だ。

不妊治療失敗から嫁が活動をしだして妊娠し

やがて俺も活動家になっていく

創価の是非はともかく、それがあったからこそ

今こうして大御本尊を信じることができ、

奇跡の功徳を受けることができた。

その愚息が妊娠中のこと、

嫁が俺に「池田先生になまえをつけてもらう?」と聞いて来たことがある。

嫁が婦人部の幹部に大作センセに命名してもらうことを提案したらしい。

その婦人部が言うには、池田先生は偉大な人物として歴史に名を残す。

そのような人から付けてもらった名前は子供にとって財産になる。とのこと。

当時の俺は、全く未活だったから嫁の提案は速攻で却下した。

何が悲しくて、あったことも話したこともない爺さんに

我が子の名前をつけてもらわなければならないのか。と

しかもその爺さんは我が子が生まれても会いに来るわけでもなく

その成長を見届けるわけではない。

逆に俺が、全く知らない夫婦に子供の名前を付けてください。

と言われたらドン引きだ。

そもそも我が子に名前をつけるのは、親としての最初の仕事だと思う。

結婚式のケーキカットじゃないけど

人の親としての、父と母の初めての共同作業は

子供の名前を考えて、命名することだと俺は思う。

それを「赤の他人」に名前をつけてもらうというは、

その子の親としての権利を放棄したの同じだと思う。

姓名判断の本を買い込んで、紙に色々な名前を書いて

夫婦で半年間考えて、最後は俺の決めた名前に嫁が同意して

我が愚息の名前を決定した。

初めて、自分の子を「名前」で呼んだときに

「ああ、父親になったんだなぁ」って実感したよ。

「名前」というのはそういうものだと思うな。

それに、「名前」というのは「親」のモノでない。

子供の「モノ」なんだ。

子供がずっと使っていくモノ。

親のエゴで勝手に付けていいものじゃないと思う。

だからこそ、「親」がいろんな想いを込めて

ちゃんとつけなければいけないと思う。

名前を付けるというのは「愛情」であり「責任」でもある。

そうした想いを込めれば、キラキラネームだろうと平凡な名前だろうと

子供の名前を胸を張って呼べるし

子供も自分の名前を好きになると思う。

それは、赤の他人にはできないんだ。

会ったことも抱き上げたこともない子供に本当の愛情が生まれるか?

自分で育てる必要のない子供に責任が持てるのか?

そんなことできっこない。

仮に大作センセにはできるとしても

その愛情や責任は、「親」を超えるものなのか?

もし大作センセが親も超えるというなら

その両親は親としての資格はないだろう。

そもそも「大作センセ」が一人一人の名前をつけているはずがないってことは

ちょっと考えればわかるだろう。

一体いままで何人の名付け親になってるんだ。

少なく見積もっても、一万人は「大作命名システム」の名前をもらっているだろう。

一万人の人間に名前をつけることは物理的に無理。

一万人分の名前を考えろっていわれたら一生かかるよ。

もしも、つけたとしてもその子ら全員を覚えていられるかと言えばそれこそ無理。

自分たちは「大作センセに名前をつけていただいた」なんて喜んでいるかもしれないけど

つけた本人は覚えていないから。

そんな名前を付けられた子供がどう思うか?

俺にも何人か大作命名システムの被験者の知り合いがいるが

「俺の名前は池田先生からいただいたんだ」と自慢してる奴はいないね。

2世・3世の人で大作センセに名前をつけてもらった人は

一体、どう思っているんだろね。

是非聞いてみたい。

さて、林檎さん。

牡丹姐さんの意見に私も賛成です。

二人でいっぱい、いっぱい考える。

そして色々な想いを込めた「名前」をつけて欲しいです。

もうお腹のベイビーは、パパとママの声が聞こえてますよ。

パパとママで名前を考えて!と思っているはずです。

男子部の会合で忙しい。なんて言わせちゃダメです。

大作センセがどうこうではありません。

子供に名前を付けるのは

親の権利であり、愛情であり、責任だと思います。

ご主人になんと言われても、自分たちで素敵な名前を考えてください。

そして、よかったら教えてくださいね。

出産まであと僅か。油断しないで元気な赤ちゃんを産んでください。

ご報告を心待ちにしています。


にほんブログ村