創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

リコリスさんへ(宗門と学会の問題について)

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友人から聞く学会は、僕からすれば自分たちの歴史を都合よく美化している点があるので、どうも僕には理解できなかったり疑問に思うところがあるのです……

宗門から破門された件については「お寺の方たちからいじめを受けていて、そこから批判して破門された」と友人の先輩が語りましたが、実際どうなのかは僕はいまいち飲み込めませんでした。

僕は歴史についてもまだ調べてはいないのであまりいえませんが、いじめはうけていたのかもしれませんが、逆に考えれば学会側が酷いことをしたがために受けたのではないかと思うのです。

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今日は、このコメントについて少し書かせてもらいます。

まず私が思うに、歴史の正義と言うのはひとつではないと思うのです。

特にこうした紛争・戦争の類は

勝った側には勝った側の正義はあるし

負けた側には負けた側の正義はあります。

そしてそれぞれの立場で自分達の正義を主張し、

同時に敵対した側を悪者にするのは世の常ですね。

なので、学会員が宗門を悪しざまいうのも

宗門側の人間が学会を悪しざまに言うのもしかたないことです。

そうした善し悪しは抜きにして事実だけを取り上げれば、

宗門が、池田名誉会長を信徒除名とし学会員に対し信徒資格剥奪ししたの事実です。

その前提として、池田名誉会長が法主や宗門に対して、誹謗とともとれるスピーチをしたのは事実ですし、

そのスピーチに対する弁明の機会を与えられたにも関わらず弁明しなかったのも事実です。

また、破門になる前から宗門の教義から逸脱した指導をしていたもの事実です。

学会がいじめられた。かどうかは知りませんが

傲慢な僧侶がいた事は事実です。

そしてそんな宗門を批判したのも事実です。

それ以外に学会から言わせれば、日顕氏がどうのこうのだとか

宗門から言わせれば池田氏がどうのこうと言い合ってますが

それがお互いに事実かどうかは分かりません。

ただ、日顕氏も池田氏も刑事事件で逮捕されているわけじゃないので

どちらも現在の法律上は犯罪者でない。というのも事実です。

そして、平成の創宗問題以前に

いわゆる「52年路線」というモノがあり

このときの学会の言動が非常に問題になりました。

平成の創宗問題も実はこの52年路線と根っこの部分は同じです。

この時は、学会側が宗門に謝罪し、池田会長(当時)が責任を取って会長職を退きました。

52年の時も、平成の時も学会側から仕掛けたのも事実です。

そうした事実をどうとらえていくか?

それは人それぞれです。

傲慢な僧侶を批判して何が悪い。本来なら傲慢な僧侶こそ破門されるべきなのに何で俺たちを破門にするんだ。

と憤れば学会員のいうような歴史になります。

日蓮正宗の教義から逸脱して、こともあろうか法主を批判すなど傲慢だ。

と憤慨すれば宗門側の歴史になります。

お互いが我こそ正義と思っていますが、

事実と言うのは事実であるというだけで、

正義でも悪でもありません。

ですから、その事実については学会も宗門も正義でも悪でもない。のです。

そもそも、我々信仰者が、正邪を判断する材料は

文証・理証・現証という三証です。

なかでも大聖人仏法者として大切なのは文証です。

平成の創宗問題における事実はたくさんあります。

その事実に対して、例えば学会員が自身の正義を主張するのであれば

その主張が大聖人の文証に符合しているか否かが重要です。

文証を元にその正義が論証できれば正義の歴史であり

出来なければ正義の歴史ではない。と言う事でしょう。

それ以外は、日顕が嫉妬しただの、池田が傲慢になっただの

そんな事は、事実だろうとウソだろうとどうでもいい。

日顕氏も池田氏も我々の信心には正直関係ない人ですから。

その当りの情報は必要ない情報です。

仏法を、いじめたとかいじめられたとか、

そんな陳腐な話にしないで欲しいと個人的に思います

因みに、個人的な感想を言えば、現在の状況を見る限りでは

学会員の言う学会の歴史に正義は存在しない可能性がかなり高いと思ってます。

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