私は昔から占いとかは信じないタイプなのですが、心理学テストを目にするとついやってしまいます。心理学テストって色々なパターンがあって面白くないですか？テストの結果を信じるわけではないですけど巷に溢れる占いよりは科学的だと思ってます。心理学って昔からあるのかと思っていたのですが勉強してみると意外に歴史は浅いんですよね。心理学は生理学と哲学から生まれた学問分野でドイツのヴィルヘルム・ヴント（1832～1920）が生みの親と言われてます。またアメリカのウイリアム・ジェームス（1842～1910）も現代心理学の創始者とさています。そして心理学の確立に貢献したのは何と言ってもフロイトで、皆さんも「フロイトの夢診断」って聞いたことがのあるのでないでしょうか。そこからフロイト派・ポストフロイト派・反フロイト派などが発生しました。現代では非科学的だという理由でフロイトの研究は批判的に見られ下火になりましたけどフロイトが心理学に大きく貢献したのは事実です。逆に反フロイト色が鮮明なのは行動主義心理学で、その後1960年代に認知心理学が台頭し行動主義心理学と逆の立場を主張し現在の心理療法はこの認知治療が主流になっています。心理学者としてマズローやアドラー、ユングなどが有名ですね。昨今では脳科学の進歩とともに心理学も科学的進歩をしていますが生物学や物理学のようなレベルに人間心理が科学的に解明されるにはまだほど遠いj状況です。そもそも心が能科学的に解明されたとしても外科手術で脳の不幸を感じる部分に細工を施すくらいしか人間の不幸を根絶できる方法が発見されるとは思えませんしそのような方法で幸福感に包まれてもそれは人工的に創作された偽りの幸福感ですからあまり意味がないと思います。ですから心理学や脳科学が発展しても人間の幸不幸を根本的に解決するとは思えませんし、科学を盾に宗教を否定することは不可能だと思います。それでも心理学の知識は持っていて無駄になりません。というのは詐欺やカルト宗教は人間の心理を操って騙したりマインドコントール（ＭＣ）したりするのを生業としているからです。心理学の知識があると詐欺師的カルト宗教の人間がMCを仕掛けてきているの事が良く分かるのでのそのような宗教詐欺から身を守ることができますからね。それだけじゃなくて日常の自分の生活行動や人間関係においても心理学の知識は役に立ちます。また心理学の話題から宗教・仏教の話になることもしばしばあるので弘教の話題のひとつとしても役に立ってます。心理学の本は普通の読み物としても面白いのでお勧めです！
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