創価ダメだしブログ

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中華民族の根本思想・儒教【哲学・思想】

地政学的に日本と関わりが深い中国。親中・反中それぞれ意見が分かれるところですが他国を理解するにはその国・民族の根本思想を理解しなければなりません。中国と言えば日本に仏教を伝えた国なので仏教思想と思いがちですが中国の歴史で仏教が隆盛したのは隋唐時代くらいで基本的に漢代以降の中国の思想・学問の中心は儒教北宋時代になると「宋学」が起こりやがて儒教から朱子学が生まれました。この「朱子学」が中国思想の根本として現代に続いていてそれが中華民族アイデンティティとして2000年に亘り根付いるのです。儒教朱子学)の教義の詳細はまた機会があれば書きますが、儒教には【対等】という思想はありません。特に朱子学は「上下」や「内外」といったように社会や人間というものを分別する思想です。儒教で重要とされる【仁】や【礼】も【不平等】であることが前提です。平等ならば【礼】をそこまで重要視する必要はありません。そこが朱子学が為政者・経営者・エリートに好まれる学問である理由です。つまり中華民族にとってヒエラルキーの存在は悪ではなくむしろ善なのです。また中華民族にとって「中」という言葉は世界の中心・大(中)国を意味しています。中華が世界の中心ですから中国(人)以外は蛮族となり、中華民族が上位で「夷」である国は辺境の地でありそこに住む民族は中華民族より劣る蛮族と考えています。蛮族の国々は中華に忠誠を尽くすのが【礼】であり正義です。忠誠を尽くさなければ恩義をしらない獣と同じと考えます。また中国が盛んに「ひとつの中国」をアピールするのは「大国」でなくてはならないという中華思想がその根本です。そして「ひとつの中国」になるために同化政策を施設するのです。ウイグル人チベット人を根絶やしにしようとするのはそのためですが同化政策は中国人にとっては禽獣を人間にするための善行なのです。この思想は中国だけでなく朝鮮(韓国・北朝鮮)も同じです。むしろ朝鮮の方が中国より長く深く朱子学の思想が民族の間に根付いています。そして朝鮮の歴史を紐解けば朝鮮人もまた自分たちこそが中華(世界の中心)だと思っています。このような儒教朱子学)思想が中国や朝鮮民族アイデンティティになっています。中国や韓国・北朝鮮をディスっているわけはなく儒教思想が中国・朝鮮の文化ということです。つまり中華民族に【対等】な関係を求める方が間違いなのです。ビジネスや友人といったミクロの人間関係においては対等な関係を形成することはできますが、国家対国家で【対等】な関係を、思想・文化が違う中国・朝鮮と築くのは困難です。これは日本だけだはなく自由と平等をアイデンティティにしている国家全般にいえることです。従って中国古典の『荘子』に「君子の交わりは淡さこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴の如し」という言葉があるように、中国や韓国・北朝鮮との付き合い(外交)は、主張すべきは主張するが深入りせずに、必要以上に敵対もしなければ友好も結ばず、水のように淡々とした関係を保つことが日本にとって最適な外交なのです。お互いの思想・文化を理解して住み分けるのが平和の道であり共生を目指すのは却って紛争の原因になる危険性があることを日本人は理解すべきだと思います。

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