創価ダメだしブログ

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創価教学じゃない御書講義(2023年10月座談会御書・報恩抄)

日本乃至漢土・月氏・一閻浮提に、人ごとに有智・無智をきらわず一同に他事をすてて南無妙法蓮華経と唱うべし。このこといまだひろまらず。一閻浮提の内に仏の滅後二千二百二十五年が間、一人も唱えず。日蓮一人、南無妙法蓮華経・南無妙法蓮華経等と声もおしまず唱うるなり。

 

創価では毎月の座談会で切文のインチキ御書講義をしているが、今回はちょっと酷すぎる。この前文を読めば分かるが(創価員は大白御書なので知らないだろうが)、この御文は、【問うて云わく、天台・伝教の弘通し給わざる正法ありや】との問いに対して、◆一には、日本乃至一閻浮提一同に、本門の教主釈尊を本尊とすべし。いわゆる宝塔の内の釈迦・多宝、外の諸仏ならびに上行等の四菩薩、脇士となるべし。二には、本門の戒壇。三には、日本乃至漢土・月氏・一閻浮提に、人ごとに有智・無智をきらわず一同に他事をすてて南無妙法蓮華経と唱うべし。と答える部分の切文だ。『報恩抄送文』に◆この文は随分大事の大事どもをかきて候ぞと大聖人が言われたのはこの一文の事を指している。この一文があるからこそ『報恩抄』は五大部なのある。この御妙判は非常に重要で大聖人が三大秘法の名目を挙げるのみならず本門の本尊の内容について言及された部分なのである。因みに三大秘法について御指南されたのは身延入山直後に書かれた『法華取要抄』であるが同抄では三大秘法の名目のみ明かされることに止まっている。従ってこの『報恩抄』中の一連の三大秘法に関する御指南を切文したら大聖人の御真意が通じないのである。こんな切文するような御書研鑽はあり得ないし、こうした連中には御書を読む資格すらない。これが創価のいう「御書根本」なのだから笑止千万である。日寛上人は文段でこの報恩抄の当該御文(三大秘法に関する全文)を釈して三大秘法の開合を明かされている。つまり一大秘法の本門の本尊流布がこの御文の真意であり題目の流布ではない。つまり今回の座談会御書の、【このこといまだひろまらず】とは三大秘法であり就中一大秘法を指して「このこと」と言われているのだがこうして切文をすると単に「題目」ということになってしまう。大聖人が声も惜しまず唱えた「南無妙法蓮華経」とは修行としての唱題ではなく、法体としての「南無妙法蓮華経」のことなのである。いうまでもなく究極・根本の一大秘法とは本門戒壇大御本尊である。その戒壇大御本尊を棄てた創価が声を惜しまずに妙法を唱えたところで無意味である。もっとも創価が会員に声も惜しまず語れと指導するのは選挙や聖教啓蒙の話と正宗・法華講そしてアンチ創価に対する虚言・暴言・雑言であって「南無妙法蓮華経」の話ではない。池田大作からして、「なんでもいいから、言い返すんだ。こわがったり、ひるんだりしてはいけない。怒鳴っていけばいいんだ!(中略)反逆者には『この野郎、馬鹿野郎』でいいんだ!」「師である私が迫害を受けている。仇を討て。言われたら言い返す。打ち返す。切り返す。叫ばなければ負けである」「「一」言われたら「三」言い返す。「三」言われたら「十」言い返す。この不屈の反撃精神こそ言論戦の方程式である。」などという指導をしているのだから創価の場合は「声仏事をなす」ならぬ「声悪事をなす」である。選挙区を抱える組織では今月からまたしても信心そっちのけで選挙活動だそうだが政敵(仏敵)となった維新の悪事・スキャンダルを声を惜しまず語って行こう!などと座談会の御書講義で言ったりする莫迦がいるんだろうな。別にそれはいいが大聖人の御書を悪用するなよって話だ。大聖人の御法門に選挙が信心などいう教えはない。大聖人御自身が政治的手法で法を広めたという史実もない。それにしても自分達に正義の無い創価は敵対者の悪口をいって評判を落とすことしかできないのだから情けない話だ。いくら敵対者のネガティブキャンペーンをしたところで正義・大義のない創価や公明の評判が上がるわけではなく、むしろ自分達の評判が下がっていることに気づかないだろうか?まぁ池田大作の弟子共が運用している組織だからマトモな活動ができないのは致し方ないか。マトモな人は早く創価から退会した方がいいだろう。同じシエン(支援)なら公明党の支援より甲子園で六甲おろしを声を惜しまず歌っていた方が健全である。

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