昔の創価の非売品の中に『ハンドブック(問われる聖職者の体質)』のいう冊子があります。後に創価は『教宣ハンドブック』なる正宗批判冊子を定期的に非売品として会員に配布していますが、このハンドブックはいわば『教宣ハンドブック』の先駆けとなった冊子です。
目次を見てもらえば分かるように現在の『教宣ハンドブック』にも書かれているような内容のものも多いです。『教宣ハンドブック』と違う所は、この冊子は、平成3年2月から5月にかけての聖教新聞・創価新報・潮・パンプキン・第三文明といった創価の機関誌・関連雑誌に実際に掲載された記事が転載されていう事です。当時はまだ日顕上人の事を一応は【猊下】と丁寧に呼んでいましたがその発言は慇懃無礼であり日顕上人の対する尊敬の念は全く感じません。末寺の御住職・御僧侶に関しては批判・誹謗のオンパレードとなっています。また創価シンパの弁護士や学者を第三者的に登場させ日顕上人や御僧侶、大石寺の批判を書かせています。そしてなにより注目すべきはこの冊子は平成3年6月に印刷され無料で会員に配布していたという事実です。創価が宗門から破門されたのは平成3年11月です。その半年近くも前にこの『ハンドブック』を会員に配布していたわけです。もちろん実際に各媒体で記事にしているのはそれより以前の平成3年の年頭からです。これは何を意味しているかというと、創価の「宗門は対話もなく学会と池田先生を破門した」という主張は全くの欺瞞でありウソであるということです。破門される1年近くも前から、総力を挙げて「宗門は悪・創価は善」「日顕上人は悪・池田先生は善」という刷り込みを会員に対してしていたことがこの冊子からは分かります。このように毎日のように宗門批判をしながら「対話をしましょう」なんて本気で言っているなら池田以下の創価執行部はサイコパスの集まりでしょう。常識的に考えてこんな状況でまともな対話などできる道理はありません。それでいて「宗門は対話を拒否した」というのだから池田創価はキ〇ガイの集団としか思えません。仮に、このハンドブックに書かれている末寺住職等の行為が事実のことだとしても、それを機関誌や関連雑誌に書き綴り会員に読ませることはあってはならないことなのです。日有上人の化義抄には、
◇法華宗の大綱の義理を背く人をば謗法と申すなり、謗とは乖背の別名なるが故なり、門徒の僧俗の中に加様の人ある時は再三私にて教訓して用いずんば師範の方へ披露すべきなり、其の義無くんば与同罪遁れ難き故なり云云。
とあります。これは仮に本宗の僧俗に中に謗法があったならば、個人的に相手に対してその謗法を指摘してそれでも治らなければ師匠方に報告するということです。つまり本宗の御僧侶に謗法が有れば本人に指摘して治らないようならば法主上人にご報告をするのが正しいありかたです。さらに化義抄には、
◇門徒の僧俗の中に人を教えて仏法の義理を背せらるる事は謗法の義なり、五戒の中には破和合僧の失なり、自身の謗法より堅く誠むべきなり。
と書かれていて、上記のような手続きを踏まず他人に「あの人は謗法である」などといって教唆するのは破和合僧の重罪なのです。つまり、法主上人にご相談なしに末寺住職・御僧侶を機関誌等で批判し多くの会員を教唆した池田創価こそが「破和合僧」の重罪を犯した張本人なのです。日顕上人・宗門の事を「破和合僧」など批判しているけど実際に「破和合僧」を犯したのは池田創価の方なのです。創価の破門の歴史についてはいづれは私自身の実体験も含めていづれ詳しく検証し記事にしたいと思いますが、この破門前の『ハンドブック』に書かれている宗門批判・教義逸脱を読めば池田創価は破門されて当然であると思いますし、逆に宗門はよく1年近くもこんな謗法集団を破門せずに我慢したと思います。
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