創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

佐渡・妙照寺が火災で全焼。

妙照寺本堂など全焼

数日前に佐渡の大聖人所縁の古刹寺院の妙照寺が火災で全焼したというニュースを見ました。本当に悲しいニュースでした。実は今年の秋ごろ友人たちと「佐渡旅行にいきたいね。」という話をしていました、佐渡旅行計画は都合により頓挫しましたがこの妙照寺にもいく計画でした。妙照寺は一谷入道の遺跡に建立された寺院で大聖人と非常に所縁のある寺院です。寺伝によると大聖人が佐渡流罪赦免時に佐渡に残された学乗房日静が妙照寺の起源とされています。現在は同時は身延・日蓮宗の所属なので日蓮宗では学乗房を日蓮宗僧侶として位置付けていますがこの説については私は異を唱えます。そもそも佐渡は大聖人と日興上人の教化した土地です。大聖人のご入滅後も日興上人と佐渡信徒のつながりは当然強く有名な日興上人の『佐渡国法華講衆御返事』などのお手紙もあります。また第9世・日有上人も佐渡を訪れ遊化されていますし大永元年(1522)には北山の日国が妙照寺を復興した後に重須に戻られていますからこの頃までは確実に佐渡は日興門流一色であったと思います。五老僧で佐渡有縁の者はいませんし学乗房が寺号を大聖人から授かったとされる建治元年において学乗房が五老僧(日郎)の弟子であるわけがない。学乗房日静は日蓮宗の僧侶ではなく日興門流の僧侶であることは間違いありません。佐渡後に一致派(日郎門流)が入り込んだのは戦国~江戸時代にかけてでしょう。現在の佐渡には日郎に関する伝説が残されていますが佐渡の「日郎伝説」は後代に作られた物語だでしょう。妙照寺も一時期は単立寺院となりましたが昭和37年に日蓮宗となりました。日蓮正宗に復帰しなかったのが実に残念な妙照寺ですが身延日蓮宗の寺院とはいえやはり大聖人・日興上人に深い縁のある古刹寺院が焼失してしまうのは大聖人仏法の信徒としては実に切なくいたたまれない気持ちです。茅葺の歴史を感じる寺院で一度は訪ねてみたいと思っていた矢先でしたので尚更に残念でありません。

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