創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

正信会の教義と破折・総論。

久々に正信会の事を書きます。前回は正信会の概要を書きましたが今日は教義について書いてみます。もっとも教義と言ったところで正宗から派生した異流儀ですから御多分に漏れず教義と呼べるような教義はないんですけどね。いつも書きますが教義というのは本尊がちゃんと決まっていて初めてちゃんとした教義になるわけですから正信会にちゃんとした教義など無いに等しいわけです。そんな正信会の教義と言うか主張は概ね以下の通りです。

1.「血脈」とは、宗開両祖の法門、富士の立義そのものをいい、「法水写瓶」とは、御本仏の慈悲が永遠に閻浮提に流れ、一切衆生を潤すことを示す法門上の比喩である。(継命471)

2.「戒壇の大御本尊」は、肉眼で拝し得るものではないために古来御宝蔵に奉安され、遙拝されてきた。板の上にお文字をもって示された御本仏の内証を拝し、己心に頂戴してこそ、御本尊の実義がある。宗祖の御魂こそが信仰上、永遠性を有する本尊であり、墨に染め流して図顕された曼荼羅は、無常を免れない。つまり、本門戒壇の大御本尊をそのまま本尊と見るのではなく、その奥に存在する御本仏の内証本尊(心法)を拝するのである。(継命472)

3.「本仏」とは、鎌倉時代に生まれた日蓮ではなく、時空の制約を受けることのない信仰上の存在としての日蓮大聖人である。(継命471)

(1)は唯受一人血脈相承の否定です。正信会は日顕上人への血脈相承を否定し血脈は断絶したといい、彼らのいう「血脈」とは富士の法門・立義のことで「法水写瓶」とは比喩らしいです(笑)ではその富士門流の法門・行儀(立義)とは誰が決めて誰が伝えた来たのか?別にその都度僧俗で集まって協議して決めたわけでありません。それこそ「唯授一人血脈」の御歴代上人がその相承を基に決めてきた伝えてきたのです。「唯受一人血脈」を否定することは第一に久遠元初僧宝である日興上人を否定することであり第二には富士門流の法門と行儀を否定することなのです。つまり宗開両祖の法門・行儀は「唯受一人血脈」」の中に存在するのであってその他には存在しないのです。そもそも「法水写瓶」とは比喩である。という法門はどこからきているのか?そんな法門は私は聞いたことありません。どこにそんな法門が存在するのかぜひご高説をお伺いしたいものです。

(2)は戒壇大御本尊の否定ですね。彼等の主張だと本尊には「内証の本尊」と「外用の本尊」の2種類あることになります。また「外用の本尊」である曼荼羅本尊の相貌は全て同じではありませんから、一体どの相貌の御本尊が「内証の本尊」になるのでしょう。さらに常住不滅である御本仏の内証が戒壇大御本尊以外に存在するなら具体的にどこの存在してるのか?こんな戯論が富士門流の法門であると言うならその文証をちゃんと示して欲しいものです。

(3)は鎌倉時代に誕生した日蓮大聖人は御本仏ではないという御本仏否定です。鎌倉時代に誕生した日蓮大聖人が御本仏であるという文証はたくさんあるので引用しませんが言っていることがまるで身延です。【時空の制約を受けることのない信仰上の存在としての日蓮大聖人】ってSFですか?これでは架空の仏になってしまい本仏ではなく迹仏になってしまします。架空の仏の内証を顕したのが本尊であるならその本尊もまた「架空の本尊」であり正信会の信仰は架空の存在を偶像崇拝する巷のインチキ宗教と同じという事になります。

簡単に正信会の教義的な主張を破折してみましたが、「内証も外用」も「本迹」も「能所」も何もかも分別できないような人間が自らを正当な「日興門下」を名乗るとはちゃんちゃら可笑しい。というか曲りなりも日蓮正宗で出家・得度した元僧侶がこの程度の事しか言えないんて情けないにも程がありますね。しかも本人たちは僧侶のふりをしていますが日蓮正宗で出家・得度して僧侶になった面々ですから道理として日蓮正宗から擯斥されたらもはや僧侶としての資格はないのです。ただの禿人です。ただの禿人が大聖人の仏法をしたり顔で語ったところで莫迦にしか見えません。もっとも正信会なんてもはや消滅不可避の存在ですからどうでもですけど。え?どうでもいい正信会の事をなぜ書くか?ですか?それは賢明なる読者の皆様は薄々分かったと思いますが、いまの創価の正宗批判のロジックが「まんま」正信会のロジックと同じだからです。つまり今の創価は自分達を散々攻撃してきた正信の主張をそのまんま採用して今度は自分達が正宗批判をしているののです。追々、各論についても書きますが今の創価の言ってくる難癖は正信会のサイトからそのまま引用したのではないか?というモノばかりなんですよ(大笑)ですから正信会の主張(教義)を知ることは、創価が正信会と同じ穴の狢であると知ることができますし当然その破折もできるようになります。ですからオワコンの正信会の事を今後もたまに書いていきたいと思います。もしも当ブログを読んでいる正信会の信徒さんがいましたら悪い事はいいませんから早く正宗に戻った方がいいですよ。いまや創価と正信会は「ほぼ同じ教義」ですから。

▼「一日イチ押」お願いします。


にほんブログ村


創価学会ランキング