創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

勤行(読経)について。

「唱題」のことを書いたので今回は勤行について少し書いてみる。みんなそうだろうけど初めて勤行した時って経本見ながらたどたどしく読経してすごく時間がかかったよね。創価の会合で初めて勤行したときに周りの学会員さんが経本もみずに読経していて驚いたものです。早く自分もそんな風になりたいって思ったでしょ。経本読むより諳んじた方が圧倒的に速いしカッコいいもんね。たどたどしいながらも毎日勤行しているとすぐに方便品・自我偈は暗誦できるようになる。一方、寿量品の長行は覚えるまでやや時間がかかります。経本見ないで挑戦するといつまでたっても同じところを繰り返しちゃったりしていつまでたっても自我偈にたどりつかないってことは結構「あるある」だったりします。なんども「色香美味」ばかり読んで先に進まない(笑)それでも門前の小僧何とやらでいつの間にか経本をみなくても勤行が出来るようになるんですね。その頃には創価でも幹部といわれるようになっています。私も暗唱できるようになってからは経本を見ないで勤行をしていたのですがある日、御本尊の前で唱題するのが「読」で御本尊の前以外で唱題するのが「誦」という戸田会長の指導を聞いたときに御本尊の前で唱題するのが「読の題目」ならば御本尊の前でする勤行も「読の勤行」でないとおかしいのでは?とふと思ったんですよね。経本を読まないのは「誦の勤行」だから「誦の勤行」に「読の題目」って変な感じで「読の題目」には「読の勤行」じゃないかなと思ったわけです。御書を読んでみればやはり「法華経を読む」と書いてあるんですね。月水御書の勤行のご指南ともいえる一説にも、

◆されば常の御所作には方便品の長行と寿量品の長行とを習い読ませ給い候へ

と書いてあるしやっぱりちゃんと経本を読もうと思ってそれからは経本が手元にある時は経本を開いて読むようした。また会合にもそれまでは数珠しか持っていかなかったのだけど以降は経本も持参して、自分が導師のときはもちろんのことそうでない時も勤行の時はたとえ方便・自我偈だけでも経本を読むようにした。ある時男子部幹部にそのことを尋ねたら「どっちでもいい」との回答だったのでじゃぁ経本読むかと思ったわけです。それからしばらくして創価組織から追放されつつもまだ創価民だった頃に知り合った法華講員さんにその話をすると「法華講はみんな経本を読んでいる」とのこと。なんとなく「俺って正しいことしてるじゃん」ってその時は思いましたね(笑)で更に何年かして勧誡受けて今に至っているのだけど、私の菩提寺法華講員さんをみると「経本を読んいる」のは5~6割くらいです。以前知人の法華講員さんの話を聞いていたので私はてっきりほぼ100%経本を読んでいると思っていたのだけどそうでもなくて少しガッカリしています。少し前にある法華員さんが「私も早く勤行を諳んじられるように頑張りたい」と言っていたので、「経本は諳んじるのではなく読むものなので諳んじてはダメですよ」と言いました。正宗でも特にそうした決まりがないのかなぁと思っていたのだけど正宗の公式HPには、【 勤行の際には数珠を手にかけ経本を見て一字一句正確に読みます】と書いてあるのでやはり経本を見て読むというのが正式なんでしょうね。法華講員とはいえキチンとした勤行をしないと創価や顕正に嗤われちゃいますね。そもそもご住職ご自身が勤行の際には経本をみて読んでいるのですから「師弟相対」の信心をいうのであればご住職同様に経本を読むのが筋目です。なので経本を諳んじるのは法華講員として気を付けて慎みたいと思います。経本を読んでいるとちょいちょい思い出すのが、

◆仏前に詣でて法華経を読み奉り候いなば御経の文字は六万九千三百八十四字一一の文字は皆金色の仏なり(単衣抄)

◆文字変じて又仏の御意となる、されば法華経をよませ給はむ人は文字と思食事なかれすなわち仏の御意なり(木絵二像開眼之事)

これらの御文です。(他にも似たような御文もあります)これらのご聖訓を思いながら勤行をしていると、経本に書かれている法華経のひと文字ひと文字がご本仏である御本尊から使わされた迹仏・諸天善神のように思えてくるのです。経本を読むことにによって諸天善神一人ひとりの名前を呼んでいる気持ちになりそれらの諸天善神全員が自分を守り助け導いていく気持ちになるのと同時に、自分のなかで大聖人様の弟子として地涌の菩薩としての自覚や決意みたいなものが生まれちゃったりします。「誦の勤行」ではあまり感じなった感覚です。やはり勤行はキチンとやるにこしたことはありませんね。諳んじたからといって「朝の勤行0分」で出来るの人は世界でただ一人「永遠の指導者」であり「人類の師匠」である「あの人」しかいません(笑)ボクのような荒凡夫は多少時間がかかってもしっかり経本を見て読んで勤行したいと思います。


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