創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

「同帰寂光」の意義について。

先日、ポリ銀さんより

>本山の講習会で、御僧侶が、「みなさんがお亡くなりになったあと、戒壇の御本尊様の中に帰ってこられるんですよ」とお話くださったのですが、五座の観念文の最後に、「乃至法界平等利益自他倶安同帰寂光」とある、「同帰寂光」が成仏ということの意味なのでしょうか?

とのご質問をいただいたので今日はこのご質問について少し触れたいと思う。「死後の生命」についての有無については折伏の時の対話にありがちなテーマで無宗教の人達は「死後の生命などない」という主張が大半な感じがするがその件についてはまた別の機会に書くとして今日は一応「死後の生命がある」「生命は永遠である」ということを前提に話を進めたいと思う。さて死後人間の生命はどうなるか?創価民を含め一応日蓮大聖人の仏法を学んだ者であれば「宇宙の生命に自身の生命が冥伏する」という見解で大方一致すると思う。「冥伏」とは宇宙に溶け込むとか宇宙と一体となるとかそういった意味である。知っているとは思うが「宇宙」という文言は御書には書いていない。御書に照らして言えば「宇宙」とは「法界」ことだ。さてではこの法界とは具体的には何かと言うと

◆法界は釈迦如来の御身に非ずと云う事なし(草木成仏口決)

との御文でも明らかのように仏身そのものを法界という。御書には「釈迦如来の御身」と書かれているが当然釈迦ではなくご本仏久遠元初自受用報身如来の一身がそのまま「法界」の全てである。そこから考えられることは人は死ぬと全員もれなく大御本尊(ご本仏)へ戻り大御本尊へ同帰すると思う。この件については昔色々と思索を凝らしてこのような結論を出した。こう書くと大作センセやそれに追従する創価民も大御本尊へ同帰するのか?と不審に思う人もいるかもしれないが「然り」である。ただ大御本尊(ご本仏)のどこに同帰するかが問題となる。法界というのは正確に言うと十法界である。「界」というのは「差別」「区別」の意味で、「十」といのは皆さんご存知の「地獄界」から「仏界」の「十界」のことである。大御本尊は「仏界」であるが同時に一念三千の当体であるから当然大御本尊にも「地獄界」も存在すれば「仏界」も存在する。そのうちの何処に同帰するかが信心にかかっている。創価民は死んだら無間地獄だがこの無間地獄も大御本尊(ご本仏)と別の場所に存在するのではなく「仏界所具の地獄界」が無間地獄だと思う。「仏界所具」だからなんとなく優しい感じがするかもしれないがなんのなんの人界の地獄なんて比べ物ならないくらい仏界所具地獄界は恐ろしい。ご本仏は「賞罰正しい仏」であるから忖度も手加減も一切なしである。ともあれ創価のごとき謗法者は大御本尊の中の地獄界である通称無間地獄に同帰するわけだ。死後自力でそこから抜け出すことは出来ないが、子孫等の正しい回向によって死後成仏(寂光に同帰すること)が可能になるのは、無間地獄が大御本尊と無関係な別な場所ではなく大御本尊中に存在しているからである。ここに法統相続や塔婆供養の重要性がある。創価民のまま親族を亡くした人は一日も早く親族への正しい供養をすればご先祖もさぞ喜ぶことだろう。逆に謗法創価に与している創価民たちは間違っても先祖回向などしてはいけない。折角大御本尊に信を取り続け亡くなり同帰寂光の成仏を遂げた親族が可哀そうである。

さて「同帰寂光」だが、これは言葉通り。「寂光」とは仏界であるから大御本への純粋な信心を貫けば死後その生命は大御本尊(仏界)の中の仏界、つまり「仏界所具仏界」へ冥伏することになる。「仏界所具の仏界」も「仏界所具の地獄界」(無間地獄)同様に一体どんなところは凡夫では計り知れないが、「無間地獄」の対極なのだろうからさぞかし素晴らしいのだろう。そんな寂光に同帰するのだから「同帰寂光」こそが「死後成仏」の究極の在り方であると言える。

今世で死を迎えた後は必ず十法界=大御本尊(ご本仏)の十界のうちのどこかに冥伏する。その中の「仏界」に冥伏するか「地獄界」に冥伏するでは次生において大きく違って来る。「生命は永遠」とかいいつつそのことが分からない創価民たちは本当に不幸である。今世で大御本尊と出会いながら捨ててしまっても死後は必ず大御本尊の元に戻るのだが残念なことに謗法創価民の帰る先は無間地獄という名の「地獄界」である。実に痛ましい。なので彼らが今世でいきているうちに「寂光」たる大御本尊に許に「同帰」するように願ってやまない。「乃至法界平等利益自他倶安同帰寂光」とは回向のご観念文ではあるが同時に現世の全ての人が大御本尊の許に同帰できるようにという願いの一面もあると思う。一人でも多くの創価民が大御本尊の許へ戻り大御本尊とお目通りをし「同帰寂光」の成仏を遂げて欲しいと思う。


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