まずは初めまして。そしてコメントありがとうございました。
ご質問への私なりのご回答を書かせていただきます。
初めに、信仰を持つことの大切さを理解されている事は
大変素晴らしいことだと思います。
正直いって私が25歳の時には
信仰を持つことに大切さなど
微塵も思っていなかったので
それをすでに分かっているということは
本当に立派です。(お世辞じゃないですよ)
さて、ご質問にお答えします。
>数集めの選挙活動に意味はあるのでしょうか?
大聖人仏法上においては何の意味もありません。
創価幹部・活動家はあたかも選挙活動が広宣流布のように言いますが
以前このブログにも書きましたが
選挙活動が広宣流布である根拠は何一つありません。
御書のどこにもそのようなことは書いてありません。
立正安国論あたりを引用する活動家がいますが
全くもって我見でしかありません。
◆如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには
この御文が立正安国論の結論部分であり、
幹部たちの言う(引用する)
◆汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を祷らん者か
の部分を選挙活動に結びつけるには無理があります。
四表の静謐を祈る。とは躯体的には一凶を禁ずる。ということです。
破邪顕正とは、破邪をもって顕正とする。のです。
選挙活動は破邪ではありませんので
大聖人仏法上は意味のない(つまりは功徳など出ない)行為です。
>学会員の本来の目的はなんでしょうか?
別して言えば、一生成仏であり
総じて言えば、広宣流布です。
そしてその両方に必要なのが、
一大秘法の大御本尊です。
弘安二年の大御本尊は、大聖人に出世の本懐であり
大聖人の色心二法つまりは大聖人様そのものなのです。
これを信じ一生成仏し
これを広め寂光土を建設するのが
学会員に限らず、大聖人仏法を信仰する弟子のつとめです。
その大御本尊を信受しない(捨てた)
そこには「本来の目的」を達成できるモノは何もありません。
>私の知識不足だとは思いますが、池田先生を信じればいいのでしょうか?
>なにを信じれば良いのかわかりません。
何を信じればいいのか?ではなく
何を信じたいのか?だと思います。
その前提としてあなた自身がどうなりたいのか?が重要かと思います。
ただ一つ言えるのは、
もしあなたが「仏法」を信仰したいのならば
池田センセを信じるのはやめるべきです。
池田センセがどんなに立派で素晴らしいことを言ったとしても
所詮、池田センセは自分と同じ末法の凡夫です。
つまり池田センセには仏力も法力もないのです。
凡夫に仏力・法力がある。などと御書のどこにも書いていません。
凡夫の言葉を信じるのは「仏法」ではなく「凡夫法」です
仏法とは仏の教えを信じ実戦するから「仏法」なのです。
◆所詮仏法を修行せんには人の言を用う可らず只仰いで仏の金言をまほるべきなり(如説修行抄)
では、大聖人仏法とは何かと言えば
一言で言えば、南無妙法蓮華経であり
南無妙法蓮華経とは何かと言えば御本尊です。
◆日蓮がたましひをすみにそめながしてかきて候ぞ信じさせ給へ、仏の御意は法華経なり日蓮がたましひは南無妙法蓮華経にすぎたるはなし(経王殿御返事)
ではどの御本尊で同じなのかといえば、それは違います。
■就中弘安二年の本門戒壇の御本尊は、究竟中の究竟、本懐の中の本懐なり。既にこれ三大秘法の随一なり。況や一閻浮提総体の本尊なる故なり(日寛上人・観心本尊文段)
■問う、妙法五字のその体何物ぞや。謂く、一念三千の本尊これなり。一念三千の本尊、その体何物ぞや。謂く、蓮祖聖人これなり。(日寛上人・観心本尊文段)
と日寛上人が言われているように、弘安二年の大御本尊こそは唯一無二の日蓮大聖人様です。
この大御本尊を信じる事が大聖人を信じることであり
大聖人仏法を信仰することです。
池田センセや創価を信じた場合は
この大御本尊・大聖人を「信じない」ということです。
それでも池田センセを信じたければそれもいいですし
いや、センセより大聖人を信じるならばそれでもいい
何を信じるかは自由です。
ただ、個人的には大御本尊(大聖人)を信じる道を選んで欲しい。
大聖人に敵対したらどうなるか
御書のそこかしこに書いてあります。
逆に大聖人を信じる事を貫けばどうなれるか
それもまた御書に書いてあります。
あなたが今世の人生(正確には三世)を
どのように歩みたいのか分かりませんが
一生成仏・寂光土建設を願っているのなら
池田センセという小善を捨てて
大御本尊という大善を選んで欲しいと思います。
大善に反する小善は悪であることを知ってください。
◆善は但善と思ふほどに小善に付いて大悪の起る事をしらず(南条兵衛七郎殿御書)
◆浅きを去つて深きに就くは丈夫の心なり(法華行者逢難事)
長くなりましたので今日はこの辺で。
不審点やご質問がありましたら
いつでも遠慮なくコメントください。
今後もよろしくお願いします。