創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

日寛上人の御書文段の御指南④(観心本尊文段上)

自行若し満つれば必ず化他有り。化他は即ち是れ慈悲なり(観心本尊抄文段P219上)

この御文は自行と化他の関係についての簡潔でしかも我々信徒にとって大切な御指南です。自行が満ちなければ本当の意味での化他行にはならない。折伏行には慈悲が伴わなければなりませんが、本当の慈悲は自行が満ちなければ起こらないし逆に自行が満ちてこそ本当の慈悲が生まれるわけですね。戸田会長の指導に「広宣流布は豆腐のおからである」というのがあります。戸田会長は豆腐=功徳・おから=折伏と定義しましたが、日寛上人の御指南に則せば豆腐=自行・おから=化他という意味になります。豆腐を作らなければおからは出来ないのです。創価活動家は豆腐を作らないでおからばかり作ろうとするから折伏できない人が多い。学会活動ばかりに一生懸命で忙しくて自行を疎かにする。その最たるものが創価インスタント勤行です。「現代人は多忙だから創価勤行は時代にマッチしている」なんて言う学会員が多いですけど、「忙しい」は仏道修行を省略する理由になりません。これでは学会員はいつまでたっても自行は満ちないから本当の慈悲心なんて生まれてきませんね。さて自行というと勤行・唱題が基本ですが自行とはそれだけはありません。御登山や寺院参詣、御供養そして自宅の御本尊様へのお給仕も全て自行です。そしてこれらの自行が「満ちる」とはどのような状況なのか?一番分かりやすいのは戸田会長もいうように「功徳を受ける」ということでしょう。功徳を受ければ嬉しく楽しく幸福です。自分が嬉しくて楽しければ他の人にも教えたくなる。つまり信心をしていて「嬉しい」「楽しい」「気持ちいい」と思えることが自行が満ちた状態といえます。功徳を受けた人も、悩みのない人も、まだ苦悩の最中の人でも関係なく自行を満たすことは可能です。自分がどんな状況あろうと「勤行唱題できることは嬉しい。」「御登山やお寺に行くのが楽しい。」「自宅の御本尊様にお給仕するのが気持ちいい。」と思えるように自行を進めていけば必ず自行は満ちて化他に至ります。そしてそれがやがて功徳として顕れます。先日今月の御登山に行ってきましたが私は本当に大石寺に行くのが楽しいし気持ちいいから誰かを誘います(断れることが多いですけど)。でも自行化他ってそういうことだろうと思います。ではどうすればそのような信心に成長できるのか?ってことですが、私は【興味を持って学ぶ】事だと思います。要するに教学です。教学というと小難しく感じてしまう人いるだろうけど、何も難しい法門・法義を勉強するだけが教学ではありません。寧ろ、法門・法義の学習はそれこそ後回しでいいと思います。そもそも信心が確立しなければ大聖人仏法の法門は理解できないか或いは邪義・我見に陥ったりします。ですから小難しい理論ではなく、毎日読んでいる法華経や御観念文の意味、登山や御供養の意義とか、もっと言えばお樒の事や数珠の事、なんでもいいいから興味を持って学ぶことが本当の基礎教学なんです。一念三千の法理を知るよりも日々の信心の中で素朴な疑問を持って学んでいくのが教学の基本です。私は正宗に移籍して化義や大石寺の歴史など分からないことだらけで、「どうしてだろう?何の意味があるんだろう?」と「?」ばかりでした(なにせ創価では教えてくれないので)。そこで書籍を読んだりネットで調べたり御住職や先輩の法華講員さんに質問したりして、ひとつひとつの所作などの意味や意義を学びました。そしてそういうことが少しずつ分かるにつれて他人様に話せるような功徳の体験は特にないけど、創価時代より自行の信心が「嬉しい」「楽しい」と思うようになりました。だから友人らに信心の話も自然に普通にします。法門の話から仏教の話そして大石寺の話まで相手によって話す内容は違うけど、この日寛上人の御指南の通りだなと感じます。唱題は根本中の根本ですけど、ただ漠然と長時間唱題をしててもなかなか自行は満ちませんよね。どこかで漏れてる(笑)。やっぱり、自分の信仰している信心に興味をもって接しいき学んで知ることが大切だと思います。また、育成をする側の人も学んで講員さんが興味を持つような話をすることが大切だと思います。私の経験では意外と信心の事を聞きたい信徒って多いですよ。でも来る人がそういう話をしてくれないんですよね。創価時代だと会合の日程や当たり障りのない世間話そして池田大作創価学会の事ばかり。そんな話に一般の信徒は興味はないんですよね。そんなわけで、私も当ブログで色々な記事を書いていきたいなぁって思ってます。あっ!何かリクエストがあればできる限りお応えしますね。

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