創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

日蓮宗の大荒行について。

ひごちゃんさから日蓮宗で行われている「荒行」についての質問があったので少し書きます。日蓮宗と言えば私がまだ創価の広宣部時代と創価組織を追放されフリーランスの学会員のときに日蓮宗の信徒・僧侶と数回対論したことがあります。その時にもこの「大荒行」について対論した記憶があります。日蓮宗の大荒行についてはTVなどでも度々取り上げられ知っている人も多い。時には死者を出すほどの苦行ですが別に日蓮宗の僧侶が全員この「大荒行」をするわけはないそうです。もともとの起源はひごちゃんさんが言うように、五老僧・日朗の弟子(弟)の日像が始めたことだとされてます。日蓮宗の僧俗がいうには大聖人から京都弘教を命じられその遺命を成就するためどんな難にも負けないように心身を鍛えたことが発端だそうです。「ご遺命」を勘違いして間違った修行をしちゃうとろが顕正会と似てますよね。また日像といえば日蓮宗の本尊雑乱のもとを作った人物もいわています。民衆に受け入れやすいようにと当時流行っていた三十番神信仰を取り入れて曼荼羅本尊に書き加えたのが雑乱の始まりといわれてます。大衆迎合して勝手に本尊義を変え本尊を変造するあたり創価学会にそっくりです。顕正会創価も日像上人を根本にすればいいのにと思いますが、すくなくても日像本人は浅井や池田のような野心はなく純粋な気持ちで荒行をしたのだと思いますが謗法は謗法です。さて現在の「大荒行」は日蓮宗僧侶のなかで「希望者」だけが実践するそうです。なんでもこの「大荒行」を成就すると「秘法」を習得できるそうです。「その秘法ってなんだよ?」って日蓮宗信徒にききましたが「秘法」なので荒行をしてない人には教えないそうです。そもそも大聖人仏法の秘法と言えば一大秘法の戒壇大御本尊しかないのですよ。「如来秘密神通之力」とは本尊のことであると御義口伝に書かれている通りです。さて「荒行」に戻りますが大聖人仏法においては題目の受持以外の修業はしてはいけないのです。

◆問うて云く末代初心の行者何物をか制止するや、答えて日く檀戒等の五度を制止して一向に南無妙法蓮華経と称せしむるを一念信解初随喜の気分と為すなり是れ則ち此の経の本意なり(四信五品抄)

と大聖人様は仰せになり。日寛上人も

◇一経読誦を許さざる所以は是れ正業を妨げ折伏を礙ゆるが故なり(末法相応抄)

とご指南されています。

五度の修行や法華経1経読誦も許されいないのに日蓮宗の大荒行ごとき行為は修業どころか修業を妨げる謗法行為でしかありません。また日蓮宗が本仏と定めている久遠釈迦仏も「我本行菩薩道」と「菩薩道」の修行をしていたわけです。「荒行」をしたなんて一言も行ってないし「荒行」をする菩薩なんて聞いたことない。さらに言えばインド生誕の応身の釈尊も出家したのち6年間の死ぬ寸前までの「苦行」をした結果、「苦行」で悟りを開くことはできないと悟ったわけです。つまり日蓮宗のやっている「荒行」は大聖人様の教えにも釈尊の教えにも無いどころか「禁止」「制止」された修業なわけです。そんな修業をして習得する「秘法」があるならばそれは大聖人も釈迦仏も習得していない「法」ということなります。要は「仏法ではない」ということすから「大荒行」で本当に秘法をのであればそれは「魔の通力」ということになります。そのような通力を習得することは外道・天魔の所作でありそのような者を信じてはいけないのです。

◆先ず通力ある者を信ぜば外道天魔を信ずべきか或る外道は大海を吸干し或る外道は恒河を十二年まで耳に湛えたり(題目弥陀名号勝劣事)

さてこの「荒行」ですがこれは1回ではダメで5回やらないと全ての秘法を習得できないそうです。5回やり切った僧侶には特別な称号が与えられるようです。まぁ単純に僧侶として「箔をつける」為に行うようなモンですね。自己満足と名声が「秘法」の実質的な中身なのではないでしょうか。確かに常識では考えられないような修行をした僧侶には特別な力があると思いたい気持ちは分かりますけど、実際には大聖人も釈尊も「非常識な修行」をしたわけではなくむしろ非常識なことはしないようにと諫めたわけですから日蓮宗の「荒行」は仏法的には「不可」なんですよね。日蓮宗の僧侶個人が志願して死ぬかも知れない荒行に挑戦することは自己責任なので構わないですけど、それで何か人々を救う特別な力を得たかのように宣伝するのは仏法者の端くれとして恥ずかしいと思いますね。普段は学術的だの科学的だのといって大御本尊や正宗を批判していますが、他所様の法門法義をとやかく言ってる暇があったら自分たちのやっている「荒行」とそれで得られる「秘法」とやらを学術的かつ科学的に客観的に説明できるようになれよって感じです。


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