最近SNSでこのような文書の画像を発見した。
公明党本部からの、創価学会幹部各位への「陣中見舞い」への協力要請だ。
選挙の陣中見舞いと言えば、その昔初めての統一地方選挙の時に嫁が婦人部長から一緒に陣中見舞いに行くように言われた。
嫁はただ単に選挙事務所に顔を出すだけだと思っていたようだが、
婦人部長から「お金」を持っていくように言われ、しかも金額も1万円と指定。
当時の我が家は父親の借金返済中で本当に経済苦で1万円どころか1000円も二つ返事用意することが出来ない状態だったので、
嫁は婦人部長に「陣中見舞いにいけない」と言ったのだが聞き入れてもらえず、
聖教新聞の正配で得た僅かばかりの報酬の中から1万円を工面し「陣中見舞い」に行ったというエピソードがある。
その話を聞いたときに正直「なんでそこまでする必要があるのか?」と大いに疑問に感じたな。
その時俺は毎日Fを取って週3回遊説ドラーバーをやってそれで充分じゃないかと思ったがその上に金1万円にを献上。
その金は御本尊へ対する金でもなく創価に対する金ですらなく、単に公明党から立候補するヤツあげる金だ。
しかも親しい立候補者ならまだしも、組織が決めた「話もしたことない」ヤツにほぼ強制的に1万の寄付。
それも本人に手渡すわけでもなく本人から「お礼」や「感謝」の言葉もないのだからたまらない。
そんな思いをしたもんだから、自分が幹部になった時には「陣中見舞い」は個人の自由にした。
もちろん俺は一度も「陣中見舞い」なんぞ行ったことはない。
「陣中見舞い」をもらいたのは連日連夜候補者の為に動き回っているオレ達の方だ。
嫁に「陣中見舞い」を半強制した婦人部長もいい人だったんだよね。でも時々半強制するのは、
このような文書が組織に回覧されるからなんだろうね。
公明党本部から「陣中見舞い」の協力依頼が来てどこかで目標とか決めるやつがいて、
でもって支部何人とか地区何人とか割り振られ現場の幹部は結局「半強制」せざるを得ない。なんとも悲しいもんですな。
創価活動家は真っ赤な顔して「強制なんてしていない。嫌なら断ればいいだけのこと」と反論するだろうが、
創価の組織や幹部からの同調圧力に抵抗できる人間ばかりじゃない。
誰も抵抗できないからこうした通達が下々まで降りてくるわけだろう。
しかしまぁ公明党の議員ってやつは、集票活動もポスター張りもウグイス嬢も遊説ドライバーも
なにからなにまで学会員にだた働きさせておいて、尚且つ「選挙運動資金の為の金」(陣中見舞い)もよこせとは。
まさに泥棒に追い銭とかこのことだ。ウソつきは泥棒の始まり。泥棒の公明党。だから公明党はウソつきなのかね。
乞食政党の乞食議員に国政はおろか市政すらも任せられないと思うんだけどね。
こんな議員たちが「税金」を正しく運用できるとは思えないんだよな。
それにしても、この文書はちょっと問題じゃないかい?
政権与党つまり権力側である公明党から、宗教団体への選挙資金の協力依頼だぜ。
言葉は「協力のお願い」かもしれないが、権力側からの協力依頼とはの「断れない」ことも往々にしてあるわけだ。
(現にうちの嫁は断れずに献金しているし)
これって、権力による宗教の自由への介入ではないのか?
「政教分離」の原則に反している行為だと感じるのだがどうだろうか?
それ以前に、【政治活動に関する寄附は、寄附者の政治活動の一環としてその自発的意思に基 づいて行われるべきであり、不当にその意思を拘束し、寄附を強制することは寄 附者の政治的自由の侵害となる行為】は禁止されているのだからこのような協力要請は公職選挙法違反に該当するのではないか。
また「陣中見舞い」って確か立候補届け出の前にしてはいけないんじゃなかったけ?
この文書を読むと「事前期間より受け付ける」と書いてあるが、これだと立候補届け出前から「陣中見舞い」を受け付けますとも読み取れるのだが?
いずれにしてもこんな文書が出回っているのだから注意深く公明・創価の選挙運動をチェックしてもらいたいね。
なにせ選挙違反が得意な創価・公明だからね。
「政教一致」については今のところ黒じゃないのだろうけどグレーだよな。
まぁ創価と公明の関係は全てグレーなのだが、「グレー」でいいのか?と思う。
政治感覚ならグレーは無罪なのかもしれないが、税制優遇を且つ人道を説く宗教団体がグレーなのは如何なものかと思わない?
いくら創価活動家が「政教一致じゃない」と法解釈を盾に叫んでみても
世間ではこう言う言動を「政教一致」だというんだよなぁ。