先日、男子部時代からの付き合いのある後輩と久々にあった。
今は壮年部で地区幹事兼任のB長をやっているとの事。
彼はいわゆる学会2世だ。
彼の母親はまだ宗門問題が起こる前
20数年前に亡くなっている。
純粋に信仰を貫いた一生だったようで
彼はそんな母親の信心をよく思い出しては語っている。
そんな彼と会うにあたってどうしても聞きたい事があった。
もちろん今回の学会の教義変更をどう考えるのか?
と言う事だ。
いまだに親御さんが健在で
しかもバリバリの両親というような
2世・3世の会員は今回は置いておいて
彼のように既に両親が亡くなっている2世・3世の会員さんは、
「弘安二年の大御本尊を信受しない」と言いだした
学会本部の方針を一体どう受け止めているのだろう?
彼の場合で言えば
自分に信心を教えてくれた尊敬すべき母親。
その母親は生涯、大御本尊様に対する純粋な信心を貫いた。
その母親が生涯信じていた大御本尊を
学会は「信じるな」と言いだした。
それに従えば、彼は母親が信じていた御本尊を捨て
学会が信じろと言う本尊を信じなければならない。
2世と言いながら、親と違う本尊を信仰するのである。
つまり親と違う信心をする。と言う事だ。
本当にそれが亡くなった母親が彼に望んだ事なんだろうか?
母親と違う本尊を信じる事が母親にたいする追善になるのだろうか?
そして、それは【是】なのか?
俺は2世でも何でもないからその辺の心情は分からないので、
直接、訊いてみた。
「お母さんが信じ抜いた大御本尊を捨てろ。という学会の通達をどう思う?」
「キミはお母さんと違う御本尊を信じ、違う信仰をこれからも続けるのか?」と。
彼の回答は・・・
「母も学会員で生涯を終えた。だから自分もそうするつもりです。でも信じるのは母が信じていた大御本尊様です。自分の部員さん(他の会員)にも大御本尊の事を話します。それでもし幹部に注意されても構いません。」
との事だった。
その言葉を聞いて安心したたのともに
わけのわからない理由で教義変更を強行した
学会本部や中枢幹部の身勝手さに怒りも覚えた。
宗門に破門された時も
今回の教義変更も
やつら中央のバカどもは
末端の会員がどれほど苦悩しているかを
想像すらしないのだろうなぁ~
ってつくづく思う。