創価ダメだしブログ

創価・顕正、その他異流義破折と日蓮大聖人の仏法を正しく伝えるブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありません。

考える人さんへ回答(出世の本懐)

あれほど対論はしないと言っているのに

ご自分でスレット立てたり、ご自分のブログに誘ったり大変そうなので

一度だけ貴方のコメントに対する回答をします。

対論で無く回答ですからご了承ください。

あなたの意見は

日蓮正宗は日興門流ではない。理由は大聖人の出世の本懐は本門題目であって本門本尊ではないから】

と言う事ですね。

で、貴方の引用した文証が

◆所謂南無妙法蓮華経是なり、此の五字日蓮出世の本懐なり之を名けて事と為す◆

これです。

ここに引用された南無妙法蓮華経が本門題目であるというのが貴方の決めつけの部分です

この文の前には「円融の三諦は何物ぞ」とありますから、この部分は円融の三諦は南無妙法蓮華経である。

と説明している箇所でそれがj本門の題目であるとは言えません。

そして貴方の引用した御義口伝の一大事因縁の事には

●事の一念三千は、日蓮が身に当りての大事なり、一とは一念大とは三千なり此の三千ときたるは事の因縁

とあります。

つまり御義口伝で言われている一大事因縁(仏の出世の本懐)の

南無妙法蓮華経とは事の一念三千のことです。

で、日蓮が身の大事とは具体的には、御義口伝の「南無妙法蓮華経如来寿量品第十六の事」に

●此の品の題目は日蓮が身に当る大事なり神力品の付属是なり、(中略)無作の三身とは末法法華経の行者なり無作の三身の宝号を南無妙法蓮華経と云うなり、寿量品の事の三大事とは是なり

と言われています。

つまり事の一念三千の南無妙法蓮華経とは人法一体の体を指し

それを一大事因縁=出世の本懐と大聖人は日興上人に口伝してます。

この自受用身即一念三千。つまり人法一体の体は

●「一念三千即自受用身自受用身とは出尊形の仏」文、此の故に未曾有の大曼荼羅とは名付け奉るなり

とあるように、題目ではなく曼荼羅(本尊)の事です。

故に大聖人の出世の本懐とは本門本尊であることは論証されます。

その上で聖人御難事の余は27年の文を併せれば時は弘安二年。

でその弘安二年において出世の本懐の御本尊に耐えられる御本尊は

大石寺にある10月12日の戒壇大御本尊以外にはありません。

そして、日興上人も

★日興が身に宛て給はる所の弘安二年の大御本尊は、日目に之を 相傳す。本門寺に懸け奉るべし

と言われていますので、日興~日目の流れをくむ日蓮正宗は正当な日興門流であると私は主張します。

ブログなので文証も最小限にしましたが私の意見は分かっていただけたと思います。

また、貴方の主張だと理屈に合わない事も多い。

一大秘法の本門の題目とは具体的には何でどこにあるのか?

また題目が一大秘法なら、大聖人出世の本懐は立宗宣言の時となる

そうなると発迹顕本する前に、つまり本仏としての立場になるまえに出世の本懐した事になる

出世の本懐のあとで発迹顕本するのは順番的におかしい。

さらに、出世の本懐が本門題目というのが真実の日興門流ならば

その日興門流はどの宗派・団体なのか?

そもそも題目があればそれでいいなら、本尊なんていらないだろう

などなど。

まぁ、この手の対論は貴方の他に過去にも数人としたので

個人的にはまたコレかぁ~ってのが正直な所です。

貴方と同様の主張をする人たちの共通認識は

南無妙法蓮華経を「単なる法」と、捉えている所です。

大聖人の南無妙法蓮華経とは単なる法ではなく「仏」と「法」

つまり人法一体の法体を指す。

ここ分かっていない。

これは貴方の事ではないですが、多くの学会員もまたココが分かっていない。

だから本尊義がわからない。

大御本尊とは日蓮大聖人であることを理解できないから、

単なる板だからいつかはなくなる。とか

大石寺にある大御本尊に祈っても功徳が無い。などと誹謗する。

大聖人に向かって、

オマエなんかいつか死ぬから大事じゃない

大石寺に居るオマエなど信じても功徳が無い

そう言ってるのですよ。学会幹部・活動家は。

これを謗法と言わずに何と言うのでしょう。

仏を離れた仏法はありません。

仏と離れた法は、単なる法で仏法とは呼ばないのです。

題目も然り。対境である本尊無くして本門の題目などありません。

日寛上人は

▲夫れ本門の題目とは即ち是れ妙法五字の修行なり(行の題目)

▲所謂但本門の本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱うるを本門の題目と名づくるなり(信の題目)

と言われてます。

つまり本門題目は法体(一大秘法)でなく修行なのです。

まぁこの辺は基礎教学の部分ですが、

個人信仰の貴方には分からないのかも知れませんね。

だた貴方の言葉を借りて言えば

私もコレで貴方への破折は終了しました。

かなり誠実に回答したつもりです。

貴方が立てたスレや貴方のブログに行ってまで対論する気はありません。

それで私を不誠実と思うならそれで結構です。

いちいち貴方に指示された事をしなければいけない理由もないので、

今回のこの回答で終わりです。

貴方は私を破折したといい。

わたしも今回貴方を破折しました。

これ以上は平行線です。

あとは、貴方の主張と私の主張

両方を読んだ人がそれぞれ決める事でしょう。

貴方に賛成の方もいれば私に賛同する方もいるだろし

どちらにも賛同しない人もいる。

それでいいでしょう。

あなたも別に私に対して「こいつは敵だから徹底抗戦だ」

と思ってないでしょ(笑い)

もし、そうならネットで何日もクズクズやりませんよね。

その時は対面対論ですよね(笑)

その方が勝負が早い。

お互いそんな事は本意でないと思うので

このブログを持って、前回からの貴方のコメントへの全回答とします。

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