突然ですが私は温泉大好きで、最近はあまり行っていませんが以前は結構アチコチの温泉に行ってました。西は戸田(西伊豆)くらいまですが、東日本はアチコチ行ってます。一番遠い所だと知床温泉。北海道は定山渓温泉も行きました。東北や新潟、関東周辺の山間部の名の知れた温泉地にはほとんど行っていると思います。海が大好きな私ですが、温泉に限っては四季折々を感じる事の出来る山の方が好きです。個人的なベスト5は、日光湯元(栃木)・白骨(長野)・高湯(福島)・乳頭(秋田)・四万(群馬)温泉です。海側では、瀬波(新潟)や戸田(静岡)温泉も好きです。火山列島の日本は温泉資源に恵まれていて温泉は日本の文化のひとつと言っていいでしょう。温泉が文献に初登場したのは『古事記』で、「伊余湯(いおのゆ)」、伊予の国の道後温泉が文献上では日本最初の温泉地です。この道後温泉(愛媛)と有馬温泉(兵庫)・白浜温泉(和歌山)が【日本三古湯】です。残念ながら私はどこも行ったことがありません。やはり温泉も最初の頃は、奈良・京都のある西側からですよね。これが鎌倉時代になると、箱根・熱海・草津などが表舞台に登場してきます。日蓮正宗大石寺の開祖・日興上人も熱海に湯治に行かれた記録があります。また日蓮大聖人が身延から向かわれた「常陸の湯」というのは、現在の水戸加倉井の湯という説もありますが、大石寺59世・日亨上人はいわき湯本説を述べています。さて温泉地はこのあと戦国時代を過ぎて江戸時代中頃には、現在の全国の有名どころの温泉地がだいたい出そろいます。江戸時代には、温泉番付や秘湯紹介などもされていて、秘湯ブームは江戸時代からあったんですね。そして時はながれ現在では日帰り温泉施設は至る所にあり、温泉は日本人にとって身近な存在として続いています。温泉と信仰は古代から深いつながりあって現代でも温泉の守護神が祭ってある温泉地もあります。あまり知られていないのですが、『仏説温室洗浴衆僧経』(温室経)という仏典もあります。この経典には「七物」を用いて沐浴することで、「七病」を除き、「七福」を得ることができるという沐浴の功徳が説かれています。「七物」とは、燃火(薪火)、浄水(水)、澡豆(石鹸類)、蘇膏(ボディクリーム類)、淳灰(シャンプー類)、楊枝(歯ブラシ類)、内衣(バスタオル類)で、「七福」とは、無病、美貌、消臭、肌がうるおう、運気上昇、口臭予防、衣服がきらびやかになる、という功徳が説かれています。これらを功徳と呼ぶかどうか別として、仏教の広まりと共に温泉が人々に広まっていったのは事実ですから、日本の温泉文化にも仏教は影響を与えているのです。最近では外国人観光客が増えて温泉宿も高額になってしまっているのが残念ですが、たまには小さな温泉宿でゆっくり温泉に浸かったあとで美味しい地酒を飲みたいですね。
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