葬儀の際に、葬儀社会社が僧侶へのお布施の75%を中抜きしていたことが判明して、神奈川県仏教会は傘下の寺や檀家向けのパンフレットを作り、ネット広告などに安易に飛びつかないよう注意を促しているとのニュースを見た。僧侶を紹介するだけで75%の中抜きとはなかなかえげつない商売だ。不動産業界などは仲介手数料は上限が法律で決められているが、葬儀業界では手数料に関する法律がないから仕方ないだろうが、流石に僧侶もこれだけ中抜きが過ぎると頭に来る気持ちも分かる。でも寺院に直接依頼すれば業者が抜いたぶん安くなるのだろうか?例えば、葬儀会社のお布施10万の25%の2万5千円で火葬場まで来て読経してくれるのかと言ったら微妙だと思う。やっぱり10万円(僧侶100%)かかるのではないかと思う。義父の葬儀の時は葬儀には僧侶は呼ばず、四十九日の納骨の時に法要をしたのだが、義父の菩提寺(曹洞宗)の住職に40万と言われて義母は支払ったのだが、葬儀でもない法要に40万はあまりにも高すぎる。また昨年、友人が亡くなった時に、喪主の奥さんが戒名代として60万円(位牌代は別に8万円)と菩提寺(天台宗)の住職に言われて支払ったそうで、「高くてびっくりした」と言っていた。恐らく全国の仏教寺院で同じことが行われていると思う。そんなだから、一般人は明瞭会計(といっても葬儀屋の見積もりもかなり怪しいが)の葬儀会社に依頼するのも無理もないだろう。それに、直接寺院に依頼がないのは普段から信徒と交流していない寺院側に問題がある。下世話な表現をすれば、寺の僧侶の「営業不足」である。そもそも、菩提寺なんて言っても先祖の代から墓がその寺院にあるだけの話で営業努力もしないで布施が欲しいという方が勘違も甚だしい。葬儀会社は広告宣伝費や人件費を負担している。僧侶たちは葬儀会社に登録しているだけで仕事を貰えるのだから、葬儀会社の中抜きに文句があるなら葬儀会社からの仕事を断ればいいだだろう。ノーリスクで仕事を貰っておいて「取り分が少ない」って文句言うとは、どんだけ強欲坊主なんだと思う。このように伝統既成仏教宗派は葬式仏教から脱皮でないでいる。その点では、信徒の御供養だけで運用している日蓮正宗は凄いと思う。なぜそれが可能なのかと言えば信徒と御僧侶の距離が近いからだろう。だから住職は信徒の事も良く知っているし、信徒は自分のお寺(菩提寺)という自覚もある。他の仏教宗派を見回しても住職と信徒との距離がこんなに近い宗派はない。これが寺院と檀徒との本来の在り方ではないか。他宗も日蓮正宗を見習って、僧侶・寺院としの本義に戻らなければ宗派としての未来はないと思う。また葬儀の時に相談できる菩提寺がないという人は、ぜひ日蓮正宗の信徒になり正宗寺院を菩提寺に決めてみたらどうだろうか。他の仏教宗派より絶対にお勧めだぞ。
■お布施の75%が葬儀社の手数料に 価格表を入手 僧侶も警鐘(朝日新聞)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
▼一日「イチ押し」お願いします

