創価学会には、財務や選挙、聖教新聞の多数部購入、民音チケットの購入など、様々な押し付けが存在する。創価学会員は、財務も選挙もその他諸々の創価学会活動も強制はしていないと言うだろうが、同調圧力という強制力が創価学会内には存在している。日本社会は、上からの強制力によって人々を従わせる手法はあまり使わない。何故かと言えば、日本は同調圧力を使って強制力を行使する社会だからだ。それは日本人が同調圧力に弱いことの裏返しでもある。あのコロナの時に日本はロックダウンしなかった。それは「出来なかった」のではなく、「する必要が無かった」からで、ロックダウンなどしなくても同調圧力によって充分対応できるからだ。実際に、当時は「自粛警察」「マスク警察」「他県ナンバー狩り」などと呼ばれた同調圧力が社会全体にかかっていてた。人間が形成する集団(組織)は、ゲマインシャフトとゲゼルシャフト(テンニース)、コミュニティとアソシエーション(マッキーバー)などいわれる、共同体組織と機能体組織に分類される。共同体とは家族などの他にサークルや自治会などで、機能体とは営利組織(企業)や学校、政党など指すのだか、日本は機能体でも共同体化するという傾向がある。同調圧力が発生するのは、共同体組織なので、日本社会は同調圧力による抑止力又は強制力が働きやすい環境といえる。さて、宗教教団は典型的な共同体であるから同調圧力が発生しやすい。同調圧力が発生する原因は、集団の「閉鎖性」と「同質性」にある。従って、小さな集団ほど同調圧力(強制力)が強くなる。「だったら、創価学会は大きな組織なのだから同調圧力は弱いではないか。」と思う人もいるだろうが、一般の創価学会員が日常的に属しているのは、支部とか地区という小規模な単位の創価組織である。その小さな集団の中で同調圧力を受けているのである。ここが創価学会の狡賢いところで、創価本部は直接命令をするのではなく、組織の「同質性」を高める指導だけすれば、末端組織は自然と同質・閉鎖的になり、それに伴って会員は未分化され、同調圧力をかけ易く、且つ、かかり易くなっていく。このような同調圧力による強制力・抑止力は直接的な上からの命令ではなく、会員同士の間接的な横のからの圧力で、しかもそこに「正義」「師弟」というようなイデオロギーを持ち込んでくるので、多くの会員は「強制されていない」「自主的に活動している」と「思わされている」だけで、実際には上(創価本部)にコントロールされ強制されているのである。強制ではないならば、「支配されている」と言い換えてよい。こうした創価組織の同調圧力のなかで息苦しさを感じている少数派の創価会員は、創価学会という共同体から脱出することが望ましい。そのためには、いつも言うように必要以上に創価学会員と関わらない事。つまりプラベートでは極力接触しないこと。そして、創価学会以外の友人や趣味のサークルなどの「準拠集団」を持つことだ。創価学会の外にもコミュニティーはいくらでもあるから安心して良い。「絆」「団結」「同志」「師弟」「家族」等の創価学会員が使うワードを冷静に眺めると、これらのワードは全て、集団の「閉鎖性」と「同質性」を表現している。このようなコミュニティーには、必ずと言っていいほど負の同調圧力が存在する。創価学会員は、まさしくそうした集団に値する。つまり「強制していない」という創価学会員の主張は詭弁なのである。
創価学会の退会方法(静かに創価を去るために) - 創価ダメだしブログ
▼一日「イチ押し」お願いします

