皆さんは、『法華経』を全部読んだことありますか?創価でも『法華経』を全部読んだことない会員が大半でした。『法華経』は釈迦仏法の文上の教えなので全部読む必要が無いとは思いますが、『御義口伝』を研鑽すると必然的に全部読まざるを得ないのですが、全部読むのはなかなかハードですよね。そこで、基礎教学として今回からシリーズで法華経をサクッと解説してみたいと思います。初回の今回は法華経全体の構成について書きたいと思います。法華経は初期の大乗経典で、A.D50~150年頃に成立したとされています。法華経の漢訳本は、「六訳三存三欠」といわれ、現存する漢訳本は、竺法護訳の「正法華経」(10巻27品。286年訳)、、闍那崛多・達摩笈多訳「添品妙法蓮華経」(7巻27品、羅什訳の補訂。601年訳)、鳩摩羅什訳「妙法蓮華経」(7巻27品、のち8巻28品。406年訳)の3本がありますが、鳩摩羅什訳「妙法蓮華経」が用いられてきたのは、「妙法蓮華経」が最も優れた訳だからといわれています。また開経は無量義経で、結経は観普賢菩薩行法経です。法華経は、説かれた場所と説法の場面にによって、前霊鷲山会(序品第1~見宝塔品第11の前半)、虚空会(見宝塔品第11後半~嘱累品第22)、後霊鷲山会(薬王菩薩本事品第23~普賢菩薩勧発品第28)に分別され、これを『二処三会』(二カ所で3回の会座)といいます。また、序品第1から安楽行品第14までの前半の部分を『迹門』といい、従地湧出品第15から普賢菩薩勧発品第28までの後半を『本門』といいます。三分科経すると、『迹門」は「序分」が序品第1、正宗分」が方便品第2から授学無学人記品第9、「流通分」が法師品第10から安楽行品第14で、その中心が方便品第2になります。『本門』は「序分」が従地湧出品第15、「正宗分」が如来寿量品第16から分別功徳品第17の前半、「流通分」が分別功徳品第17の後半から最後まで、中心は如来寿量品第16です。八品派などは結要付属が説かれる如来神力品第21を重要視しますが、「塔品より事おこりて寿量品に説き顕し神力品・嘱累に事極まって候い」(新尼御前御返事)との御聖訓にあるように、結要付属の体(御本尊)は寿量品で説き顕せられているので八品派の大聖人仏法の解釈は誤っています。また、嘱累品以降の薬王菩薩本事品から始まる後霊鷲山会は後に追加されたという説や、中国で更に「度量天地品第29」と「馬鳴菩薩品第30」が追加され、法華経は30品という主張もありますが大聖人仏法に於いては、それらの法華経に対する主張や批判は重要ではないので、鳩摩羅什訳の「妙法蓮華経28品」に沿ってサクっと解説していきたいと思います。なお法華七譬については以前記事にしていますので、下のリンクからお読みください。
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