年末のこの時期は創価組織内で「○○討議」と呼ばれる会合(話し合い)が開催される。話し合う内容は今年1年間の総括と来年1年間の活動目標で地区(討議)をやったあとに各地区の討議の結果を持ち寄って支部(討議)をする。これとは別に各部(壮年・婦人・男子部)でもまた同じように総括と目標が討議される。どんな内容を討議しているのか具体的な創価内部資料がSNSで公開されていたのでそれを元に説明する。(ネットの普及と発達で最近は創価の内部資料が簡単に公開されるのでとても助かる)
これは「地区討議」用の資料のようだが恐らく全国のどこの組織も似たような内容だろう。これを読む限り私が創価活動家だった頃の30年前と変わり映えがしなくて創価学会が全く進歩していないことが伺える。私は未来部の少年少女部(小学生)の本部責任者を2年あまり担当したが育成とは口だけで未来部に関しては担当者以外はほぼノータッチ状態だったし選挙になれば未来部関係の行事は全部中止にするのが創価学会だから未来部育成なんて昔から片手間で本気に取り組んでいない。それと「10人の本当の友人作り」。これ30年前からずっと同じこと言っていた(ある方の証言では40年前も言っていたそうだ)。「本当の友人」が10人もいる人間なんて世の中にあまりいないだろうし、「本当の友人」は作ろうと努力してつくるわけでもない。創価の言ってる「本当の友人」とは「本当に公明党に投票してくれる人」という意味である。一般的にはそのような関係は「本当の友人」とは呼ばないが創価基準ではそれが「本当の友人」らしい。そもそも「本当の友人」であれば折伏されて創価学会員になっているだろう。それに本当の友人を作るために他人と討議する奴なんて聞いたことがないしこんなことを討議している連中と本当の友人になんかなりたくない。また「座談会の充実」も昔から言っている。内部の学会員すらまともに結集できないのに友人や新来者なんて呼べるはずもなく呼んだところでクソな内容の座談会で引かれるだけである。私も創価男子部時代に何人かの友人を座談会に連れて行ったが最初の学会歌でドン引きされるのがオチで二度と友人を誘いたくない座談会である。なにせ新来者がいても池田大作や公明党の話ばかりしている莫迦幹部ばかりだからな。外部の人間は池田大作にも公明党にも興味がないと分かっていなくて空気も読めないのだからどうしようもない。外部だけじゃなく内部だって仏法の話が聞きたい会員は大勢いるのだけど肝心な仏法の話がちゃんと出来る幹部・活動家がいないのが致命傷だ。本来はそのような問題点と改善策を討議するのが「地区討議」等の目的なのだが討議されるのは結局は「数字の目標」が中心。しかもこの内部資料にあるように新聞啓蒙などは昨年対比を上回る目標を立てるように予め通達されているのだから営業会社と同じで上から言われたノルマに数字合わせをするだけの話で何も集まって話し合う必要はない。そんな感じで目標設定するから聖教新聞を複数部購読する活動家が大量発生するのだ。折伏や結集と違って新聞啓蒙は「カネ」で解決できる活動だから目標達成を「カネ」で買うわけだが当然「カネ」で買った目標達成に喜びは少なく後に残るのは資源ごみと化した大量の聖教新聞と虚しさだ。そんな「くだらない」話し合いを各地区・各支部・各部でするのが創価の「〇〇討議」である。何十年も同じ内容を討議しているのに活動家は減り続け高齢化が進み疲弊していく組織の中で活動する学会員の唯一の楽しみはネットで日蓮正宗・法華講の悪口をいうことだけとは哀れなものである。そんな創価活動家には早く創価組織から離れ普通の生活に戻り身心ともに健康な暮らしを送ることをお勧めする。
創価学会の退会方法(静かに創価を去るために) - 創価ダメだしブログ
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