仏になるみちは善知識にはすぎず。わがちえなににかせん。ただあつき・つめたきばかりの智慧だにも候ならば、善知識たいせちなり。 しかるに、善知識に値うことが第一のかたきことなり。されば、仏は善知識に値うことをば、一眼のかめの浮き木に入り、梵天よりいとを下して大地のはりのめに入るにたとえ給えり。しかるに、末代悪世には悪知識は大地微塵よりもおおく、善知識は爪上の土よりもすくなし。
今月の御講拝読御書は『三三蔵祈雨事』の御でした。さっそく当該御文を研鑽をしたいと思います。最初に、【善知識】についてですが天台大師は『法華文句』で善知識には、①外護の善知識(修行者を援助し仏法弘通を援護する人)②教授の善知識(仏法の教えを説き示してくれる人)③同行の善知識(共に仏道修行をしている人)④実相の善知識(成仏の功徳を与えてくれる大法)の四種類があると言われています。①は諸天善神の働きをしてくれる周囲の人々の事です。②は御住職・御僧侶や法主上人。広く言えば信心の事を教えてくれる全ての人です。③はいうまでもなく同信の法華講の人達です。そして①~③までの善知識の根本なのが【実相の善知識】で、『御講聞書』には「実相の知識とは、いわゆる南無妙法蓮華経これなり」との御金言があり、日如猊下は「善知識とは、一般的には、教えを説いて仏道へと導いてくれる善い友人・指導者のことを指しますが、ここで善知識と仰せられているのは、末法御出現の御本仏、主師親三徳兼備の宗祖日蓮大聖人様のことであります。つまり、御本仏大聖人様が末法に御出現あそばされて一切衆生の三因仏性をし発し、凡夫即極の成仏を現ぜしめるが故であります。したがってまた、今時に約して申せば、人法一箇の大御本尊様を指すのであります」と御指南されていて【実相の善知識】とは本門戒壇大御本尊の事です。この【実相の善知識】から他の3種の善知識が開かれるのです。その【実相の善知識(御本尊)】に出会うことが難しいのです。何故なら創価顕正などの悪知識が世間には溢れていて邪魔をするからです。ではどうした良いか。大聖人が「法華に云わく「悪知識を捨てて、善友に親近す」(蓮盛抄)と言われているように悪知識を捨てればいいのですが実生活の中ではそういうわけにもいきません。その答えは単純で自分の周囲の人達を折伏すればいいのです。『種々御振舞御書』に「相模守殿こそ善知識よ、平左衛門こそ提婆達多よ。念仏者は瞿伽利尊者、持斎等は善星比丘なり(中略)釈迦如来の御ためには提婆達多こそ第一の善知識なれ。今の世間を見るに、人をよくなすものは、かとうどよりも強敵が人をばよくなしけるなり」とあり、また『富木殿御返事』に「諸の悪人は又善知識なり」の御金言があるように折伏をすれば悪知識を善知識に変えることができます。私は創価広宣部時代に異流義と法論して自分の教学力の無さを痛感しそれで真剣に教学を学んだからこそ創価の邪義を見破ることができ実相の善知識である戒壇大御本尊に出会えることができました。これが悪知識を善知識に変えるということだと思います。折伏せずに悪知識に近寄るのは謗法のもとですが、折伏をすれば自分も相手もお互いに善知識になれるわけです。だから無信仰・他宗信徒や現役創価の友人に会ったときには多少でも日蓮大聖人仏法や創価破折の話をして日蓮正宗の信仰を勧めています。それで自身の信心が深化されていくので彼等は外護の善知識と思ってます。そして折伏下種しなければ大切な友人を悪知識のまま放置することになるから大切な友人から折伏下種をするようにしています。もちろん同行の善知識になれことを心から願っています。
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