先の総選挙で見事に落選を果たした石井啓一に変わり公明党の新代表に斉藤鉄夫が就任することになった。山口那津男元代表が退任の際には「次の世代にバトンを譲るべきだと判断した」といっていたが、石井に譲られたバトンはたったの2か月余りで山口と同世代(正確には山口より半年ほど年長)の斉藤鉄夫(72歳)に回ってきた。こんなことなら山口がそのまま続投で良かっただろ!と世間では笑い物になっている。まぁ代表を辞めたかった山口としては絶妙のタイミングで辞めることができて喜んでいるだろう。斉藤鉄夫のことは良く知らないという創価学会員も多いと思うのでざっと斉藤について過去の言動を踏まえて紹介すると、①夫婦で2億4000万ほど株式投資して斉藤が大臣を務める国土交通省所轄の企業の株が多く含まれていて問題視された。②2021年の総選挙の際に有権者買収の公職選挙法違反疑惑を指摘される。③2022年には政治資金収支報告書に不記載が発覚し謝罪する。④選挙の時は神社の必勝祈願で柏手を打って神頼みをするのがルーティン。⑤2021年総選挙時には「 親父はバリバリの自民党員の村会議員でした。私の血の95%が自民党です」と自身は95%が自民党(公明党の血は僅か5%)と発言。山口よりも年齢も上だけでなく、神社で柏手を打つ95%自民党の血が流れる資産家が斉藤鉄夫で、この人物が公明党の新代表となり今後は斉藤鉄夫が代表を務める公明党を創価学会員は時間と金をかけて支援させられるわけだ。「選挙は信心」と言ってしまう無知性な創価員はそんなことはお構いなしだろうが、罷りなりにも真剣に信仰に向き合っている学会員なら神社で榊を奉納して柏手を打つのは謗法だという事くらい分かるだろう。謗法を支援するのは与同罪だから「選挙は信心」ならば尚更、斉藤公明を支援するのは止めるべきだろう。それにしても退任した山口の代打の代打が山口よりも年寄りとは公明党の人材不足も深刻だ。公明党の初期の頃は委員長も若く党全体に躍動感があったし議員も本当に庶民で学会員との親近感があったが、いまでは代表は金持ち爺さんで躍動感も親近感もわかない。もっとも支援団体の創価学会も会長は80歳超の東大卒のエリート爺さんで学会員との直接的な繋がりは薄く死んだ池田大作を利用してなんとか創価組織を維持しているだけの人物。さらにはそんな創価活動を支えているのも池田が健在だったころを知っている年齢で50代でギリ。メインは60~70代の会員で、公明・創価ともに老人ホーム状態の組織である。創価も公明もこんな状態なのだから今回の選挙で惨敗した党勢を斉藤鉄夫では盛り返すことはできないだろう。それでも創価活動家は危機感がなく創価が発展していると勘違いしている有様でいよいよ創価公明はレームダックだ。もっとも一般国民にとっては敵対する団体・個人を執拗に攻撃するカルト的宗教団体にコントロールされているような政党が与党として存在していることは恐怖でしかないので創価公明の衰退は大歓迎だが。「賢人は安きに居て危うきを嘆き、佞人は危うきに居て安きを嘆く」(富木殿御書)
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